11月1日開幕！市川團子が挑む新たな歌舞伎舞台「新翔春秋会」

市川團子が挑む新たな舞台「新翔春秋会」

2025年11月1日から3日まで、京都芸術劇場 春秋座にて「藤間勘十郎 芸術監督プログラム第二回 市川團子 新翔 春秋会」が開催されます。この公演は、市川團子が全ての演目で初役に挑む特別な舞台です。市川團子の成長を見守る貴重な機会となるでしょう。

本公演は、学校法人瓜生山学園が運営する京都芸術大学の舞台芸術研究センターが製作を担当し、松竹株式会社の協力を得て実現します。観客は、伝統的な歌舞伎の魅力を存分に楽しむことができる内容となっております。

公演概要と日程

公演の詳細は以下の通りです。

なお、未就学児童の入場はご遠慮いただく必要があります。また、ユース席は25歳以下の方を対象としており、入場時に身分証明書の提示が求められます。

演目と出演者プロフィール

本公演では、以下の演目が予定されています。

• 一、素踊り　種蒔三番叟　清元連中
  三番叟　市川團子
  千歳　藤間勘十郎
• 二、藤娘　長唄囃子連中
  藤の精　市川團子
  三代猿之助四十八撰の内
• 三、流星　清元連中
  市川團子宙乗り相勤め申し候
  流星　市川團子
  織女　市川猿紫
  牽牛　市川笑野

市川團子は、平成16年1月16日生まれで、市川中車の長男です。彼は、祖父の市川猿翁から受け継いだ伝統を大切にしながら、数々の舞台で初役に挑戦してきました。特に、令和6年9月には「新翔春秋会」を立ち上げ、好評を博しています。

特別出演の藤間勘十郎は、昭和55年3月に生まれ、歌舞伎の振付や演出を手掛ける実力派です。彼は、令和5年11月に春秋座芸術監督に就任し、舞台芸術に新たな風を吹き込む存在となっています。

チケット予約情報

チケットの予約に関する情報は以下の通りです。

学生＆ユース席は、京都芸術劇場チケットセンターおよび劇場オンラインチケットストアのみで取扱いがあります。また、車椅子をご利用のお客様や足の不自由なお客様は、チケットセンターにてお申込み・お問合せが必要です。

11月3日（月・祝）には託児サービスも用意されています。対象は生後6ヶ月以上、7歳未満のお子様で、料金は1,500円です。事前予約が必要となりますので、注意が必要です。

京都芸術劇場について

京都芸術劇場は、2001年に京都芸術大学内に開設されました。国内の高等教育機関による本格的な劇場として、春秋座とstudio21という二つの異なるタイプの劇場を有しています。春秋座は主に歌舞伎の上演を想定しており、studio21は現代演劇やダンスの上演に特化しています。

この劇場は、伝統演劇から最先端のパフォーマンスまで、幅広い舞台芸術をカバーする施設として、多くの観客に親しまれています。舞台芸術を通じて、京都の伝統と創造を全国へ、そして世界へと発信しています。

市川團子が新たな挑戦をする「新翔春秋会」。この公演は、彼の成長を感じることができる貴重な機会となります。伝統的な歌舞伎の魅力を存分に楽しむために、ぜひご注目いただきたい。