6月14日開催「國酒フェア2025」大阪で日本酒と焼酎の魅力体験
ベストカレンダー編集部
2025年6月20日 15:28
國酒フェア2025開催
開催期間:6月14日〜6月15日

「國酒フェア2025」が盛況のうちに閉幕
2025年6月14日(土)・15日(日)の2日間、大阪南港ATCホールにて開催された「國酒フェア2025」は、日本酒、本格焼酎・泡盛の多様性と奥深さを体験できるイベントとして、多くの國酒ファンが訪れました。このイベントは日本酒造組合中央会が主催し、初めての開催となりました。
会場には、日本酒1,149銘柄、本格焼酎・泡盛302銘柄が集結し、全国45都道府県から339の日本酒蔵元が参加しました。来場者は、実際に蔵元と対話しながら酒を楽しむ貴重な機会を得ることができました。

日本酒フェアの魅力
日本酒フェア会場内では、各都道府県がテーマを設け、それに沿った選りすぐりの日本酒が展示されました。来場者はその多様性や魅力に触れることができ、終始、熱気と笑顔があふれていました。
- 「憧れの蔵元さんの話を直接聞きながら飲めるなんて、これこそ最高のつまみ」との声が上がるなど、来場者の満足度は非常に高かった。
- 「45都道府県全部回りました」という方もおり、各々のスタイルで楽しんでいる姿が印象的だった。
出展している蔵元からは「これまで東京開催でしたが、大阪開催のポテンシャルを大いに感じた。今後は関西圏でのニーズ発掘も力を入れたい」との意見も寄せられました。

初めての日本酒体験コーナー
このイベントでは、味や香りのタイプ別バリエーションに加え、温度の違いによる日本酒の魅力を体験できる「初めての日本酒体験コーナー」も設けられました。参加者からは、温度やタイプによる違いに驚く声が多く寄せられました。
- 20代女性は「温度やタイプでこんなにも違いがあるのか」と感動し、30代男性は「今後お店で楽しむ際にも意識してみたい」とコメント。
- 炭酸水で日本酒を割る体験をした30代女性は「日本酒を炭酸水で割るという考え方がそもそもなかった」と新たな発見を得ました。

日本酒セミナーの開催
日本酒の歴史や造り手との対談、ペアリング体験などをテーマにした全8回のセミナーも開催されました。特に「チーズと日本酒のペアリング」では、スーパーで手に入るチーズと大阪府内の3種類の日本酒との飲み比べが実施され、「日本酒の熟成香とチーズの塩気のバランスが印象的」と好評でした。
また、「下り酒出発の地 大阪と西宮」では、江戸時代の酒の歴史について紹介され、地元ならではの内容が充実していました。全体を通じて、日本酒の歴史・技術・楽しみ方を学ぶ貴重な機会となりました。

本格焼酎・泡盛フェアの魅力
本格焼酎・泡盛フェアでは、鹿児島・沖縄など12県から65の蔵元が参加し、302銘柄が試飲・販売されました。来場者は、伝統的な蒸留酒の魅力を学ぶミニセミナーやトークショーにも参加できました。
- 会場内には、一流ホテルのバーエリアをイメージした「Shochu Cocktail Bar」が登場し、ベーシックカクテルやカクテルコンペティション優勝作品が提供されました。
- 20代女性からは「バーカウンターと空間が落ち着いていておしゃれ」との声が聞かれ、焼酎をベースにしたカクテルの飲みやすさが評価されました。
また、各県の酒造組合が展開するブースでは、現地でしか入手困難なレアな焼酎や泡盛も提供され、多くの焼酎ファンが歓喜の声を上げていました。

焼酎に関するミニセミナー
本格焼酎・泡盛に関するミニセミナーも開催され、世界の蒸留酒と日本の焼酎の違いや魅力について語られました。参加者からは「焼酎はロックやお湯割りで飲むものだと思っていたが、こんなにお洒落な飲み方をしてもいいのかと価値観が変わった」との声がありました。
全体を通じて、本格焼酎・泡盛フェアは伝統的な蒸留技術と現代的なアレンジを両立させ、若い層やカクテルファンを巻き込む充実のエリアとなりました。

食と酒のペアリング体験
「うまいもん祭」では、関西の厳選されたおつまみや各地の食材が提供され、食と酒のペアリングを体感する場となりました。参加者からは「お酒との相性が最高」との声が寄せられ、低脂肪でヘルシーなおつまみが多く満足度が高かったと報告されています。
- 「日本の食の有能さを実感した」との感想もあり、酒好きにとっては最高の体験となりました。
また、伝統的酒造りをテーマにしたエリアでは、ユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」に関する展示やセミナーが行われ、参加者は酒造りの歴史や文化の深さを体感しました。

地元大阪からの参加者の声
「國酒フェア2025」に地元大阪から参加した方々は、これまでにない多様な体験を得たとコメントしています。特に「関西では小さなイベントはあるが、ここまでたくさんの種類を体験できるイベントは過去に無い」との意見が多く寄せられました。
また、京都府から参加した男性は「優勝カクテルが安価で飲めたり、セミナーも充実していた」と感想を述べ、焼酎のイメージが変わったと語りました。

オンライン販売と今後の展望
「國酒フェア2025」の開催を受けて、6月14日から7月13日までの期間に出展された銘柄の一部をオンラインで販売開始しました。会場で出会ったお気に入りの日本酒や本格焼酎・泡盛を、自宅でも楽しむことが可能です。
また、全国で「焼酎カクテル月間」がスタートし、地域の人気バーが“焼酎の今”を提案する企画も実施されます。これにより、継続的な需要喚起と新たな飲酒文化の広がりが期待されています。

イベント概要のまとめ
イベント名 | 開催日 | 開催場所 | 参加料 |
---|---|---|---|
國酒フェア2025 | 2025年6月14日(土)・15日(日) | 大阪南港 ATCホール | 一般チケット:5,000円(税込) 学生チケット:2,000円(税込/20-25歳以下の学生限定) |
今回の「國酒フェア2025」では、来場者数が2,615名に達し、満足度の高い体験が提供されました。次回の開催や地域展開への期待も高まっており、今後の展望が楽しみです。
参考リンク: