2025年6月17日開幕！豪華キャストで贈る猫の探偵舞台「ネコたん！」

豪華キャスト 総勢40名が、”猫”になる！

2025年6月17日（火）から22日（日）まで、池袋・あうるすぽっとにて、昭和モダンと猫の探偵物語「ネコたん！～猫町怪異奇譚～」が上演されます。本公演には、月音こな、石谷春貴、佐々木李子、小笠原仁、ゾマやかじゃない!、野島健児、滝佳保子など、豪華なキャストが総勢40名も出演します。この作品は、「日本近代詩の父」と称される詩人・萩原朔太郎による唯一の小説『猫町』の世界観を基にしたオリジナルコンテンツです。

物語は、猫のみが暮らす街「猫町」を舞台に、主人公・迷路ソマリと相棒・雨宮将太が様々な事件に挑む探偵奇譚です。今回の公演は、2024年11月に上演されたシリーズ第二弾をパワーアップして再演するもので、仮面舞踏会が催される豪華な洋館を舞台に、館に隠された謎を探り、犯猫を解き明かす推理劇が展開されます。

公演の魅力と内容

初日の公演では、物語が始まると同時に、観客はある家族の悲しい顛末を目の当たりにします。父の事業が傾き、母が帰らぬ人となり、子どもが悲痛な泣き声を上げるシーンから始まります。この重苦しい空気は、弁士（滝）の登場によって和らげられ、会場は和やかな雰囲気に包まれます。弁士は、キャラクターを分かりやすく紹介し、演者とのやりとりで観客を笑わせ、物語に入り込みやすくしています。

ストーリーは、迷路ソマリと雨宮将太が阿修羅財閥主催の仮面舞踏会に招待されるところから始まります。二人は、阿修羅飄（小笠原仁）や、優美高妙な富豪猫・財部梨杏（佐々木李子）、飄々とした長老猫・サクタロー（野島健児）など、個性豊かなキャラクターたちと共に、パーティゲームを楽しむことになります。しかし、楽しいゲームの最中に突如として殺猫事件が発生し、館に閉じ込められた招待客たちが次々と消えていく中、迷探偵バディが犯猫を解き明かす推理活劇が展開されます。

キャラクター紹介

本作の魅力の一つは、個性豊かなキャラクターたちによる軽妙な掛け合いです。天真爛漫なソマリと切れ者の雨宮、シャイな灰呂流依（ゾマやかじゃない!）、豪華な梨杏など、各キャラクターが非常に愛らしく、観客を楽しませます。特に、サクタロー役の野島健児は、本作の中で4役を演じ分けるという職人芸を見せ、1行ごとにキャラクターを変えながらの会話は圧巻です。

また、タイトルに「殺猫事件」とある通り、ミステリー的な要素も強いですが、笑えるシーンが連続し、明るくポップな印象を与えます。事件の背後には悲しい動機が隠されているものの、全体として楽しい余韻が残る作品となっています。キャストたちが楽しんで演じている様子も感じられ、観客もその雰囲気に引き込まれます。

ライブパフォーマンスの楽しみ

今回の公演では、ソマリと梨杏によるライブ歌唱も楽しめます。初日の公演では、ソマリ役の月音こなと梨杏役の佐々木李子が歌う中、ゾマやかじゃない!が得意のダンスを披露し、会場は大いに盛り上がりました。各公演では日替わりキャストが登場し、それぞれの組み合わせによって物語の見え方も変わってくるため、観客は何度でも楽しむことができます。

公演は2025年6月22日（日）まで行われるため、日替わりキャストの変化を楽しみながら、様々な視点で物語を味わうことができます。

公演概要とキャスト情報

「ネコたん！～猫町怪異奇譚～」の公演は、以下のように行われます。

公演は全席指定で、チケットは9,000円（税込）です。一般販売は先着制となっており、公式サイトでの購入が可能です。

まとめ

「ネコたん！～猫町怪異奇譚～」は、猫のキャラクターたちが織りなすスリリングな探偵物語で、豪華なキャスト陣が魅力を引き立てています。公演は2025年6月22日まで続き、日替わりキャストによる多様な演出が楽しめるため、何度でも足を運びたくなる作品です。ぜひ、公式サイトで詳細を確認し、興味のある方はチケットを手に取ってみてはいかがでしょうか。

このように、さまざまな要素が詰まった公演であり、観客にとっても楽しめる内容となっています。ぜひ、興味を持った方は、公式情報をチェックし、観劇の計画を立ててみてください。