8月開催「NSK夏のリコチャレ2025」女子理工系学生応援イベント

女子学生向け理工系キャリアイベント「NSK夏のリコチャレ2025」の開催

日本精工株式会社（以下、NSK）は、理工系分野に興味がある女子学生を対象としたキャリア選択応援イベント「NSK夏のリコチャレ2025」の参加者募集を開始しました。本イベントは、2025年8月に対面およびオンラインで開催され、女子学生がモノづくりに関する体験を通じて女性エンジニアとの交流を図ることができます。

「リコチャレ」とは、内閣府男女共同参画局や文部科学省、日本経済団体連合会などが主導する取り組みで、理工系分野に興味を持つ女子学生の進路選択を支援することを目的としています。NSKはこの取り組みに2018年から参加しており、今年で7年目を迎えます。

イベントの詳細と参加方法

「NSK夏のリコチャレ2025」では、対面形式とオンライン形式の2つのプログラムが用意されています。いずれの形式も、NSKの女性エンジニアがサポートを行うため、特別なスキルは不要で、誰でも気軽に参加できる環境が整っています。

以下に、各プログラムの概要を詳しく説明します。

対面形式プログラム

対面形式では、以下の内容が実施されます：

• 名 称：触ってみよう！作ってみよう！エンジニアになってみよう！アイデアをカタチに！～デジタルファブリケーション　１-DAY CHALLENGE～
• 対 象：中学1年～高校3年、高専1年～3年の女子学生
• 日 時：2025年8月5日(火) 10:00～16:00
• プログラム：マーブルマシン設計組立体験、３Dスキャナ＆プリンタ実演など
• 募集人数：20名（先着順）
• 開催方法：日本精工本社ビル（東京都品川区）にて対面開催
• 参加費：無料
• 申込締め切り：7/22(火)

オンライン形式プログラム

オンライン形式では、以下の内容が実施されます：

• 名 称：触ってみよう！作ってみよう！エンジニアになってみよう！ものづくりのヒミツ発見！～ベアリング組立体験＆工場見学ツアー　ONLINE CHALLENGE～
• 対 象：高校1年～修士1年の女子学生
• 日 時：2025年8月22日(金) 13:00～14:00
• プログラム：ベアリング組立体験、オンライン工場見学など
• 募集人数：20名（先着順）
• 開催方法：Zoomによるオンライン開催
• 参加費：無料
• 申込締め切り：8/17(日)

新たな試みとしての交流会と工場見学

今年の「NSK夏のリコチャレ2025」では、特に注目すべき新しいプログラムが導入されます。対面形式では女性エンジニアとの交流時間が設けられ、参加者が理工系進学・就職のロールモデルを知る機会が提供されます。これにより、女子学生たちは自らの進路選択を考えるきっかけを得られるでしょう。

オンライン形式では、初の試みとしてライブ中継による「オンライン工場見学」が実施されます。現地で働く女性エンジニアがベアリングの製造工程を紹介し、その後、参加者は実際にベアリングを組み立てる体験を行います。このような新しい形のプログラムによって、参加者はより実践的な学びを得られることが期待されます。

NSKの次世代育成支援活動

NSKは「科学技術の振興」、「次世代の育成」、「地域との共存共栄」を社会貢献活動の重点分野として位置付けています。研究機関への助成や奨学金の給付、インターンシップの受け入れなど、幅広い活動を展開しています。特に、子どもたちに「科学」を身近に感じてもらうために、工場見学会や科学教室などの体験型プログラムを実施しています。

日本国内では理工系分野を目指す女性が少ない現状が課題となっていますが、NSKは内閣府男女共同参画局が推進する「リコチャレ」に賛同し、理工系に興味を持つ女子学生の挑戦を応援しています。

NSKについて

NSKは1916年に日本で初めて軸受（ベアリング）を生産して以来、100年以上にわたり、さまざまな革新的な製品や技術を生み出してきました。現在、約30ヶ国に拠点を持ち、軸受の分野で世界第3位のシェアを誇ります。また、ボールねじや電動パワーステアリングなどの分野でも世界をリードしています。

企業理念として「MOTION & CONTROL™」を掲げ、円滑で安全な社会の実現と地球環境の保全を目指しています。2026年に向けては「NSKビジョン2026」を掲げ、社会の期待に応える価値を共創し、企業の発展と社会への貢献の両立を目指しています。

以上の内容を通じて、「NSK夏のリコチャレ2025」は女子学生にとって理工系分野への興味を深める貴重な機会となります。参加を希望する方は、各プログラムの詳細を確認し、早めに申し込みを行うことをお勧めします。