仁王3が2026年初頭に中東・北アフリカでアラビア語版発売へ
ベストカレンダー編集部
2025年6月17日 18:06
仁王3中東地域発売
開催日:1月1日

マンガプロダクションズとコーエーテクモゲームス、パブリッシング契約を締結
2025年6月17日、マンガプロダクションズ株式会社(サウジアラビア – 東京、CEO:ブカーリ イサム)は、株式会社コーエーテクモゲームス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:鯉沼久史)と、アクションRPGゲーム『仁王3』における中東・北アフリカ地域でのパブリッシング契約を締結したことを発表しました。この契約により、マンガプロダクションズは同地域向けにローカライズとマーケティングを担当し、アラビア語版のゲームはPlayStation®5とSteamで2026年初頭に世界同時発売される予定です。

『仁王3』の魅力と新要素
全世界で800万本以上を売り上げた「仁王」シリーズは、中東・北アフリカ地域でも高い人気を誇ります。シリーズは、戦国時代末期を舞台にした世界で武士や妖怪たちとの戦いを描いています。最新作の『仁王3』では、以下のような新たな要素が導入されています。
- オープンフィールド: プレイヤーは広大なマップを自由に探索できるようになり、よりダイナミックなゲームプレイが楽しめます。
- 二つのバトルスタイル: 「サムライ」と「ニンジャ」のスタイルをリアルタイムで切り替えながら戦う新しい戦闘システムが特徴です。
これにより、プレイヤーは多様な戦略を駆使して敵に立ち向かうことができ、より没入感のある体験が提供されることとなります。

パートナーシップの背景と意義
マンガプロダクションズとコーエーテクモゲームスは、これまでの良好な関係を基に、さらなるパートナーシップを築いています。コーエーテクモゲームスの代表取締役社長である鯉沼久史氏は、中東・北アフリカ地域のゲーム市場が急成長していることに触れ、現地のファンからの熱意に驚かされているとコメントしています。また、前回の『真・三國無双 ORIGINS』での成功を踏まえ、今回の『仁王3』でも現地市場に適したローカライズを行うことで、アラビア語圏のゲームファンに楽しんでもらえることを期待しています。
さらに、マンガプロダクションズのCEOであるブカーリ イサム氏も、前回のコラボレーションを受けて『仁王3』でも高品質なローカライズを実現することに意気込みを示しています。単なる翻訳ではなく、アラブ地域の文化を反映した自然なローカライズを心がけ、ゲームファンがより深くゲームに没入できるよう努めると述べています。

ローカライズの重要性と今後の展望
ローカライズは、単に言語を翻訳するだけではなく、文化的な側面を考慮することが求められます。マンガプロダクションズの配給・ビジネス開発ディレクターであるアルーナグムーシュ アブドゥルアズィーズ氏は、『真・三國無双 ORIGINS』で提供した高品質なアラビア語ローカライズが中東諸国のファンから高く評価されたことを強調し、『仁王3』でもその水準をさらに高めていくことを約束しています。これにより、プレイヤーに対して素晴らしい体験を提供することが目指されています。
マンガプロダクションズとコーエーテクモゲームスは、中東地域のゲームコミュニティの情熱と可能性に応えるため、高品質のエンターテインメントを提供し続けることに取り組んでいます。これにより、地域のゲーム市場のさらなる発展が期待されます。

マンガプロダクションズの概要
マンガプロダクションズは、アラブ諸国を代表するIPマネジメントおよびアニメ・漫画・ゲームの制作・配給会社です。日本の魅力的なコンテンツを世界中に広める活動を積極的に行っています。公式サイトやSNSを通じて、様々な情報を発信し、ファンとのコミュニケーションを大切にしています。
以下は、マンガプロダクションズの公式リンクです:
まとめ
マンガプロダクションズとコーエーテクモゲームスのパートナーシップにより、アクションRPG『仁王3』は中東・北アフリカ地域でのリリースが期待されています。ローカライズにおいては、文化的な要素を考慮した高品質な翻訳が行われ、地域のファンに向けた魅力的な体験が提供されることが目指されています。以下に、この記事で紹介した内容を整理しました。
項目 | 詳細 |
---|---|
契約締結日 | 2025年6月17日 |
パートナー企業 | マンガプロダクションズ、コーエーテクモゲームス |
ゲームタイトル | 仁王3 |
発売予定日 | 2026年初頭 |
プラットフォーム | PlayStation®5、Steam |
ローカライズの特徴 | 文化的な要素を考慮した高品質なアラビア語ローカライズ |
このように、両社の協力によって、中東地域のゲーム市場に向けた新たな展開が期待されており、今後の動向が注目されます。