2025年6月開始予定のChatSense新文字起こし機能で会議効率化
ベストカレンダー編集部
2025年6月17日 14:46
ChatSense文字起こし機能
開催日:6月1日

大企業向け「文字起こしAI」サービス「ChatSense」の新機能
株式会社ナレッジセンスは、法人向けAIサービス「ChatSense」において、リアルタイムでの文字起こし機能をリリース予定であることを発表しました。この新機能は、会議の録音から議事録を自動的に作成することを目的としています。従来の文字起こし機能では、音声や動画ファイルの内容を文字起こしすることしかできませんでしたが、今回のアップデートにより、会議中にリアルタイムでの文字起こしが可能となります。
この機能は、企業の知的活動を加速させることを目指しており、特に会議や商談などの重要な情報を効率的に記録することができるため、業務の効率化が期待されています。リリースは2025年6月中に実施される予定で、ビジネスプラン以上のすべての顧客に提供されます。

背景と課題
会議や商談における会話内容は、ビジネスにおいて非常に重要な情報源です。しかし、多くの企業では、議事録の作成に時間がかかり、属人化しているという課題があります。特に、日本語での文字起こし精度や料金面の問題から、AIを活用した議事録作成ツールの導入が進まないケースが多く見られます。
このような背景から、ナレッジセンスは生成AIを活用した高精度な文字起こしAIサービスを提供することにしました。リアルタイムでの文字起こし機能を実装することで、会議の内容をその場で記録し、議事録作成にかかる時間を大幅に短縮することが可能になります。

ChatSenseの文字起こし機能の特徴
ChatSenseの文字起こしAI機能には、以下のような特徴があります。
- 高精度な文字起こし:生成AIの専門家による独自の文字起こしエンジンを使用し、日本語や専門用語を含む会話の文字起こし精度を高めています。
- 話者分離機能:複数の話者がいる場合でも、誰が何を話したかを明確に区別することができる機能です。この機能は、他の文字起こしAIには搭載されていない独自のものです。
- ChatGPTとの連携:作成した議事録をChatGPT(GPT-4o)を利用して簡単に要約したり、検索したりすることができます。
- コストパフォーマンス:月額980円/人から利用可能で、ビジネスプラン以上のユーザーに対して十分な文字起こしが実現します。

法人向けのセキュリティと機能
ナレッジセンスが提供する「ChatSense」は、法人契約向けに特化したサービスです。セキュリティを強化した形でChatGPTやClaudeを利用できるため、企業の機密情報を守ることが可能です。
特に注目すべきは、以下の特徴です。
- チャット内容をAIの学習から守る機能:エンタープライズプラン、スタンダードプラン、無料のスタータープラン全てで利用可能です。
- プロンプトの社内共有機能:法人契約向けの独自機能で、メンバー間での情報共有を円滑に行えます。
- 初期費用が無料:導入に際してのハードルを下げ、最低利用期間の縛りがないため、企業は気軽にサービスを試すことができます。
ナレッジセンスの企業概要
株式会社ナレッジセンスは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるために、さまざまな生成AIサービスを提供しています。特に「ChatSense」は、企業向けのChatGPTサービスとして、業務効率を向上させるための重要なツールとなっています。
ナレッジセンスは、生成AIを活用して社員の生産性を向上させるための取り組みを行っており、企業からの相談を受け付けています。今後も新たな機能やサービスの提供を予定しており、企業のニーズに応じたソリューションを提供していく方針です。
項目 | 詳細 |
---|---|
サービス名 | ChatSense |
リリース予定日 | 2025年6月中 |
機能 | リアルタイム文字起こし、話者分離、AI要約 |
料金 | 月額980円/人から |
提供対象 | ビジネスプラン以上の顧客 |
会社名 | 株式会社ナレッジセンス |
本社所在地 | 東京都港区六本木七丁目18番18号 |
以上のように、ChatSenseは大企業向けの高機能な文字起こしAIサービスとして、業務効率化を図るための強力なツールとなることが期待されます。企業のニーズに応じた柔軟なサービス展開が行われており、今後の発展が注目されます。
参考リンク: