7月開始のこども食堂助成プログラムで新規開設を支援
ベストカレンダー編集部
2025年6月17日 14:28
こども食堂助成開始
開催期間:7月1日〜11月30日

ファミリーマートとむすびえによる「こども食堂スタート応援助成プログラム」
2025年度の「こども食堂スタート応援助成プログラム」が、株式会社ファミリーマートと認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの協力により実施されます。このプログラムは、こども食堂を新たに立ち上げるための費用を助成し、地域の子どもたちに安心して食事を提供する場を創出することを目的としています。
こども食堂は、日本全国で急速に普及しており、2024年度には10,867箇所に達する見込みです。しかし、地域によってはこども食堂が存在しないところも多く、むすびえでは「誰も取りこぼさない社会」の実現を目指して、こども食堂の設立を支援しています。

プログラムの概要と助成内容
「こども食堂スタート応援助成プログラム」では、以下の内容で助成が行われます。
- 助成金額:50,000円 / 1団体
- 採択団体数:250団体(夏期スタートプランと冬期スタートプランを合わせて)
- 助成対象期間:2025年7月1日(火)~2025年11月30日(日)
- 助成対象団体:日本国内でこども食堂を開設する団体(法人格の有無は不問)
- 申請受付期間:2025年7月1日(火)11:00 ~ 2025年8月29日(金)15:00(必着)
特に、これまでこども食堂が存在しなかった地域での立ち上げを計画している団体には優先的に助成される可能性があります。

オンライン説明会の開催
本助成プログラムに関する詳細を知りたい方のために、オンライン説明会が開催されます。以下の日時に、Zoomを利用して実施される予定です。
- 開催日時:2025年7月1日(火)10:00~11:00 / 17:00~18:00
- 予約:不要。以下のリンクから入室可能です。zoom03.musubie.net
説明会では、プログラムの趣旨や応募書類の書き方、実施時の注意点、選考基準などが詳しく説明されます。
過去の助成プログラムの成功事例
2024年度に実施された「こども食堂スタート応援助成プログラム」では、451箇所のこども食堂が新たに開設されました。これにより、多くの地域でこども食堂が誕生し、地域のつながりが生まれるエピソードが多数寄せられています。
以下は、助成を受けた団体からの声です:
- 千葉県・みんな食堂かけわたし
- 「初めはお互いに名前も知らない多世代のボランティアが集まり、調理や食事を通じて交流が生まれました。これが地域社会を助け合える関係性に繋がると感じています。」
- 京都府・ごはんベース MOGUMOGU
- 「地域の見守りをしている方がボランティアとして参加し、子どもたちとのつながりが生まれました。口コミで参加者が増え、認知が広がっています。」
- 福岡県・こども食堂 かあさん家
- 「商店街の食堂で、地域の人々が子どもたちに声をかける姿が見られます。ここでの食事は、大家族のような温かさを感じさせてくれます。」
こども食堂の意義と今後の展望
こども食堂は、子どもたちが一人でも安心して訪れることができる場所であり、地域の交流の場としても重要な役割を果たしています。食を通じて、さまざまな世代がつながり、孤独や貧困の問題に対処するための取り組みが行われています。
むすびえは、こども食堂が全国各地に存在し、すべての人が安心して利用できる環境を整えるために、今後も支援を続けていく方針です。具体的には、調査研究や地域ネットワーク支援、企業との連携事業を通じて、こども食堂の普及と発展に努めます。
項目 | 内容 |
---|---|
助成金額 | 50,000円 / 1団体 |
採択団体数 | 250団体(上限) |
助成対象期間 | 2025年7月1日~11月30日 |
申請受付期間 | 2025年7月1日11:00~8月29日15:00 |
オンライン説明会 | 2025年7月1日10:00~11:00 / 17:00~18:00 |
このプログラムを通じて、地域に新たなこども食堂が誕生し、子どもたちの笑顔が広がることが期待されています。詳細については、むすびえの公式ウェブサイトをご覧ください。
参考リンク: