2025年6月16日発売 岩手発の酒粕スキンケア「1684」化粧水がAmazonで購入可能に

岩手発の酒粕スキンケアブランド「1684」について

株式会社1684（所在地：岩手県紫波郡紫波町、代表取締役：古川恵美）は、天然由来の酒粕エキスを高配合したスキンケア化粧水「1684 酒かす化粧水」の販売を開始しました。この化粧水は、Amazonにて購入可能であり、さらにふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」と「楽天ふるさと納税」にも掲載されています。これにより、幅広い層への新たな展開が始まっています。

本商品は、創業340年を超える吾妻嶺酒造店で生まれる酒粕を独自にエキス化し、天然由来の素材にこだわった化粧水です。みずみずしいテクスチャーは角質層にすっと浸透し、乾燥によるくすみをケアしながら透明感のある素肌へ導きます。また、ボトルデザインは酒瓶を想起させるソリッドなフォルムであり、“素肌美を嗜む”というコンセプトのもと、化粧水を日々の習慣として楽しむ新しいスキンケア体験を提案します。

ブランドストーリーと歴史

「1684」は、岩手県最古の酒蔵である吾妻嶺酒造店の精神から生まれたスキンケアブランドです。吾妻嶺は、南部杜氏発祥の蔵として知られ、起源は江戸時代の1670年代にさかのぼります。近江商人・村井権兵衛が紫波町に構えた「権兵衛酒屋」がその始まりとされています。この歴史ある蔵は、単に酒を造る場所ではなく、日本最大の杜氏集団「南部杜氏」の誕生のきっかけとなった由緒ある存在です。

ブランド名「1684」は、この酒蔵の創業年に由来しています。「肌を育て、嗜む」という日本酒文化にも通じる哲学を基盤に、340年以上続くものづくりの精神を“素肌美”のかたちで現代へと引き継いでいます。これにより、伝統と現代の融合が実現しています。

商品特徴と開発背景

1684 酒かす化粧水の特徴は以下の通りです：

• 岩手県最古の酒蔵「吾妻嶺酒造店」の純米酒製造過程で生まれる酒粕から丁寧に抽出した酒粕エキス（保湿成分）を高配合。
• 酒瓶をイメージしたソリッドなデザインで、男女問わず使いやすい仕様。
• 「肌をたしなむ」というコンセプトに基づいた化粧箱とパッケージ設計。
• 無理なく続けられる、シンプルで誠実な処方。

開発の背景には、蔵元で日々酒造りに携わる夫婦の“透明感のある肌”に着目し、廃棄されていた酒粕の美容効果に可能性を見出したことがあります。美容に関心の薄い男性や、日本酒に馴染みのない女性にも手に取っていただけるように、ユニセックス化粧水として企画されました。

本商品は、吾妻嶺酒造店が実践する循環型農業（酒粕→牛飼料→たい肥→米作り→酒造り）の延長線にあるアップサイクルプロダクトでもあり、地域と環境に配慮した製品です。

代表コメントと商品情報

株式会社1684の代表取締役である古川恵美氏は、「化粧水を日々の嗜みとして楽しんでほしい」という思いからこの製品が生まれたと述べています。340年以上続く酒づくりの精神を、肌の美しさという新たなかたちで伝えていきたいとしています。

以下は、1684 酒かす化粧水の詳細情報です：

今後の展開とまとめ

今後の展開として、2025年冬から2026年春にかけて第二弾プロダクト（発酵由来アイテム）の発売を予定しています。また、卸販売や展示会出展を通じて販路拡大とパートナーシップ強化を目指しています。

この記事では、岩手発の酒粕スキンケアブランド「1684」とその新商品「1684 酒かす化粧水」について詳しく紹介しました。この化粧水は、歴史ある酒蔵の精神を受け継ぎ、地域と環境に配慮した製品として、多くの人々に新しいスキンケア体験を提供します。

このように、1684の取り組みは、伝統と現代の融合を図るものであり、今後の展開にも期待が寄せられます。