6/16開始!大阪万博で海の願い届けるデジタル波絵馬
ベストカレンダー編集部
2025年6月15日 10:10
デジタル波絵馬公開
開催期間:6月16日〜6月22日

海への願いを届ける「デジタル波絵馬」
2025年6月16日から22日までの1週間、大阪・関西万博「ブルーオーシャン・ドーム」にて開催される『対馬ウィーク』にあわせて、特設サイト「デジタル波絵馬」が公開されることが発表されました。この取り組みは、海の神『おとーしゃ』に願いを届けることを目的としており、参加者はオンライン上で自由に海への願いを記入することができます。
特設サイトは、こちらからアクセス可能です。デジタル波絵馬は、対馬市とZERI JAPANが連携し、金沢美術工芸大学やSARAYAの協力のもと、対馬の海の現状と向き合い、未来を考えるためのプロジェクトの一環として展開されています。

波絵馬とは何か
波絵馬は、対馬島内で回収されたペットボトルキャップを素材に、金沢美術工芸大学がデザインしたアップサイクル絵馬です。海の神『おとーしゃ』を象ったこの絵馬は、海洋汚染によって姿を弱めた『おとーしゃ』の元の美しく豊かな姿を取り戻すことをミッションとしています。参加者はこの波絵馬に願いを記入し、願掛け処に展示することができます。
このプロジェクトは、単なる願い事を記入するだけでなく、海の環境問題に対する意識を高めることも目的としています。参加者は自らの願いを通じて、海への想いを形にすることができるのです。

オンライン参加の重要性
現地での絵馬への記入には限りがあり、万博会場に来場できない方も多くいることから、オンラインでも願いを届けられる「デジタル波絵馬」サイトが構築されました。このサイトでは、誰でも自由に海への願いを書き込むことができ、集まったメッセージは対馬ウィーク会場の展示と連動し、『おとーしゃ』の元の姿を取り戻す象徴として活用されます。
このように、オンライン参加が可能であることは、より多くの人々が海への想いを共有できる機会を提供します。海洋環境問題に対する関心が高まる中、デジタル波絵馬を通じて多くの人々が参加することが期待されています。

海の未来と私たちの役割
日本の海ごみ問題は、海外から漂着するごみによって大きな影響を受けています。対馬に流れ着いたごみは、やがて本州各地の海岸にも届きます。この問題は他人事ではなく、私たち一人ひとりが海と向き合う第一歩として捉える必要があります。
「願いを届ける」という日本人ならではの文化を活かした本プロジェクトは、参加者にとっても海洋環境問題を考えるきっかけとなるでしょう。多くの人々に「デジタル波絵馬」を通じて、海への想いを届けていただきたいと考えています。

対馬ウィークの詳細情報
対馬ウィークに関する情報は、以下のリンクから確認できます。各種イベントやステージイベントの配信も行われますので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ
「デジタル波絵馬」は、海への願いを届けるための新しい試みです。対馬ウィークに合わせて公開されるこの特設サイトは、海の神『おとーしゃ』に願いを託けることができる貴重な機会を提供します。海洋環境問題に対する意識を高めるためのプロジェクトとして、多くの人々が参加し、願いを込めることが期待されます。
項目 | 詳細 |
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イベント名 | デジタル波絵馬 |
開催期間 | 2025年6月16日〜6月22日 |
開催場所 | 大阪・関西万博「ブルーオーシャン・ドーム」 |
参加方法 | オンラインで願いを記入 |
関連リンク | デジタル波絵馬サイト |
このように、デジタル波絵馬を通じて、私たち一人ひとりが海の未来を考える機会を得ることができるでしょう。海への想いを大切にし、未来へつなげていくために、このプロジェクトへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。
参考リンク: