5月16日開催「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」で和栗の魅力を世界へ発信

JAPAN NIGHT参加

開催日:5月16日

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和栗協議会って何をしてる団体なの?
和栗協議会は日本固有の和栗を世界ブランド化し、生産者の収入向上と持続可能な農業を目指す団体で、地域や企業と連携して活動しています。
春華堂はなぜカンヌ国際映画祭のイベントに参加したの?
春華堂は和栗協議会の一員として、和栗の魅力を世界に発信し、農業の持続的発展を支援するため、2025年5月のカンヌ国際映画祭期間中の文化交流イベントに参加しました。

春華堂、和栗協議会として「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」に参加

2025年6月13日、有限会社春華堂(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:山崎貴裕)は、フランス・カンヌで開催される第78回カンヌ国際映画祭の会期中に行われた国際文化交流イベント「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」に、主幹として参画する一般社団法人和栗協議会の一員として参加しました。このイベントは「WAGURIを世界へ!」というテーマのもと、和栗の魅力を国際社会に発信する重要な機会となりました。

春華堂、和栗協議会として「JAPAN NIGHT in Cannes 2025 」に参加! 画像 2

和栗協議会の目的と活動

和栗協議会は、深刻化する生産者減少という一次産業の課題に対し、「和栗(WAGURI)」という日本固有の素材を軸に、世界に誇れるブランド価値を育てることを目指しています。これにより、生産者の収入向上と持続的な農業の実現を図っています。

今回のイベントでは、俳優・プロデューサーのMEGUMI氏が日本映画および文化の多様性と魅力を世界へ届けることを目的に開催しました。約1,400名の映画関係者やメディア、政財界のリーダーが集まる中、和栗協議会事務局長であり春華堂専務取締役の間宮純也が、「WAGURI」を世界ブランドへと育てる想いを英語で語りました。

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提供された和栗のスイーツ

会場では、和栗協議会が輸送した和栗ペーストを使用したオリジナル和栗スイーツが提供されました。日本の自然が育んだ上質な味わいに、訪れた方々からは驚きと笑顔がこぼれました。このような体験を通じて、和栗の魅力を再認識してもらうことができました。

今後も和栗協議会では、行政・生産者・企業が一体となり、地域資源を活かした挑戦と改革を重ね、日本農業の可能性を世界へと発信し続ける方針です。

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和栗協議会とは

和栗協議会は、地域間競争ではなく、地域間共創の取り組みを進めています。栗の生産はスイーツなどの需要が高まっている一方で、日本国内では生産が減少傾向にあり、輸入も減少しています。このような状況に対し、2022年7月に掛川で始まった遠州・和栗プロジェクトでは、和栗の魅力や楽しみ方を発信し、掛川栗のみならず日本各地の栗産地と共に「WAGURI」のブランド化を目指しています。

プロジェクトの成果として、2024年には5つの専門部会(生産 / 研究 / 技術 / イベント・商品 / 広報・人事)が立ち上げられ、農業支援が実施される予定です。「地域”志”本主義」を理念に、産×官×学×農の業種・世代を超えた共創を進めることで、イノベーティブな包括的コミュニティを構築しています。

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春華堂が和栗協議会に参画する理由

創業138年を迎える有限会社春華堂は、「うなぎパイ」をはじめとする和洋菓子の製造販売を行っています。地域のつながりやご縁、遊び心を大切にし、様々な事業を展開しています。特に静岡県掛川の貴重な農作物である和栗は、後継者不足や農家の高齢化により存続の危機に瀕しています。そのため、春華堂は2022年7月に「遠州・和栗プロジェクト」をスタートさせました。

春華堂では、毎年約2万本を誇る栗蒸し羊羹や栗を使用したお菓子を販売していますが、安定的な供給が難しくなったため、約20年前に掛川産栗の使用をやめ、県外産の栗へと変更した経緯があります。このような背景から、栗農家や地域を持続発展させるため、掛川栗を地域へ周知させてきました。

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春華堂の歴史と取り組み

有限会社春華堂は、1887年に創業し、地元静岡県浜松市に根付く菓子屋として愛されてきました。浜名湖名産の「うなぎパイ」を始め、菓子職人の手わざにこだわった和洋菓子をお届けしています。2005年にはうなぎパイの工場見学ができる「うなぎパイファクトリー」を開業し、2014年には「スイーツ・コミュニティnicoe(ニコエ)」を開業しました。これらの施設は、お菓子や食を通した学びの場として新しい文化やスタイルを発信しています。

さらに、2021年4月には浜松いわた信用金庫との協業で複合施設「SWEETS BANK(スイーツバンク)」を開業し、人と地域を結ぶ場としての役割を果たしています。

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「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」の概要

「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」は、俳優・プロデューサーのMEGUMI氏がファウンダーとして、日本映画および日本文化の魅力と多様性を世界に発信することを目的としたイベントです。映画をはじめとする各産業におけるグローバルな文化交流と理解の促進を図っています。

このイベントは、世界各国の映画関係者やメディア、政治・経済分野のリーダーら約1,400名が集まり、国や文化の垣根を超えた活発なネットワーキングの場を創造します。開催日は2025年5月16日(金)19時からで、会場はホテル・マルティネス・カンヌです。

項目 詳細
イベント名 JAPAN NIGHT in Cannes 2025
開催日 2025年5月16日(金)19時から
会場 ホテル・マルティネス・カンヌ
参加者数 約1,400名
目的 日本映画および文化の魅力を世界に発信

この記事では、春華堂が和栗協議会の一員として「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」に参加したことや、和栗協議会の目的、春華堂の歴史と取り組み、イベントの概要について詳しくご紹介しました。これにより、和栗の魅力が世界に広がることが期待されます。