2025年5月11日母の日にeギフト流通額2倍超、注文数3倍超と急成長の背景
ベストカレンダー編集部
2025年6月12日 15:14
母の日eギフト急増
開催日:5月11日

eギフトサービス「AnyGift」の母の日における流通額の増加
AnyReach株式会社が提供するeギフトサービス「AnyGift」は、2025年の母の日において、流通取引総額(GMV)が前年比2倍以上に達したことを発表しました。この結果は、特に当日でも贈れるeギフトの需要が高まったことによるものです。また、注文数も前年比3倍以上に増加し、過去最多の利用者数を記録しました。
このデータは、ギフトを贈る手段としてのeギフトの普及が進んでいることを示しています。特に、ランチチケットやエステチケット、宿泊チケットなどの体験型ギフトの需要が大きく伸びたことが特徴的です。

2025年の母の日におけるeギフトの市場動向
近年、ギフト需要は増加傾向にあり、2023年の国内ギフト市場規模は前年比103.4%の10兆8,930億円、2024年には同102.7%の11兆1,880億円に達すると見込まれています。このような市場動向を背景に、eギフトは若年層を中心に“当たり前”のギフト手段として定着しつつあります。
特に、相手の住所を知らなくてもSNSやメールで手軽に贈れるソーシャルギフト(e-Gift)は、今や多くの人々に利用されています。百貨店やカタログギフト各社、自社でギフトを主力としていないブランドまで、eギフトの導入が進んでいます。

流通金額ランキング上位のカテゴリー
2025年の母の日当日において、特に多くのeギフト利用が確認されたブランドや商品は以下の通りです。食品やアパレルといった定番カテゴリに加え、体験型ギフトも人気を集めています。
- 食品ギフト
- アパレルギフト
- エステチケット(体験型ギフト)
- 宿泊券(体験型ギフト)
- アフタヌーンティーチケット(体験型ギフト)
これらの商品の利用が増加していることから、カジュアルギフトだけでなく高価格帯の商品もeギフトとして選ばれるようになっています。

AnyReach株式会社の代表者の見解
AnyReach株式会社の代表取締役、中島功之祐氏は、贈り物の目的や手段が大きく変化していることを指摘しています。特に、母の日は誕生日やバレンタインに比べて直前に気づく方が多く、「今すぐ贈れる」eギフトとの相性が非常に良い日であると述べています。
また、サプライズ性よりも「感謝の気持ちを伝えること」を重視する傾向が強まっており、当日にプレゼントを届けたいというニーズが高まっていることも挙げられます。これにより、モノよりコトを重視する価値観の広がりを受けて、体験型ギフトの人気が顕著に伸びているとしています。

母の日におけるAnyGiftの導入事例
母の日に関連する具体的な事例として、以下の企業がAnyGiftを導入しています。
- TBCグループ株式会社
- 2024年からAnyGiftを導入し、全国のサロンで美と癒しのひとときを体験できる「エステチケット」を提供しています。誕生日や結婚祝い、クリスマスプレゼントとしてもおすすめです。
- 株式会社ヨックモック
- 2025年3月からAnyGiftを導入し、「ありがとう」「おめでとう」といった気持ちを自由に、心地よく届けることができる新しいギフトの形を提案しています。

AnyGiftサービスの概要
『AnyGift(エニーギフト)』は、相手の住所を知らなくてもLINEやメールで贈れるeギフト機能を自社ECサイトに組み込むことができるサービスです。これにより、ギフト購入やリピーターの増加を図ることが可能となり、売上向上につながります。
このサービスは、顧客やギフトを受け取る方々をファンに変えていくことを目指しています。詳細は、以下のリンクから確認できます。

まとめ
2025年の母の日におけるeギフトサービス「AnyGift」の流通取引総額は前年比2倍以上、注文数は前年比3倍以上と大きな成長を遂げました。体験型ギフトの需要が高まる中、eギフトは今後ますます重要なギフト手段として位置づけられるでしょう。
以下に、この記事で取り上げた内容をまとめた表を示します。
項目 | 2025年の母の日 |
---|---|
流通取引総額(GMV) | 前年比2倍以上増加 |
注文数 | 前年比3倍以上増加 |
体験型ギフトの需要 | 拡大(例:エステチケット、宿泊券など) |
市場規模(2023年) | 10兆8,930億円(前年比103.4%) |
市場規模(2024年予測) | 11兆1,880億円(前年比102.7%) |
今後もeギフト市場の拡大が期待される中、AnyGiftは多様なニーズに応えるべく、サービスの充実を図っていくでしょう。
参考リンク: