2025年9月26日公開 シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』の魅力と予告編情報
ベストカレンダー編集部
2025年6月12日 12:27
源氏物語シネマ歌舞伎公開
開催日:9月26日

シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』の予告編が解禁
松竹株式会社は、2025年6月12日12時00分に、シネマ歌舞伎の新作『源氏物語 六条御息所の巻』の予告編を解禁することを発表しました。この作品は、歌舞伎を映画館で楽しむことができる映像コンテンツとして、多くの観客に親しまれています。公開日は2025年9月26日(金)で、期待が高まる中、予告編の上映は6月13日(金)から始まります。
本作の原作は、昨年のNHK大河ドラマ「光る君へ」でも注目を集めた紫式部の名作「源氏物語」です。物語は、六条御息所と光源氏、そしてその妻・葵の上との三角関係を新たに描き出しており、観客の心を揺さぶる恋模様が評判となった昨年10月の歌舞伎座の舞台を撮影したものです。

出演者と特別映像
本作には、現代女方の最高峰である坂東玉三郎が六条御息所を演じ、”歌舞伎界のプリンス”と称される市川染五郎が光源氏を演じます。二人の演技は、観客を魅了すること間違いなしです。また、シネマ歌舞伎のみの特別映像として、坂東玉三郎の特別インタビューも収録されており、作品への思いを直接聞くことができる貴重な機会となっています。
この作品は、長年にわたり愛されてきた名作の舞台を撮影したものであり、歌舞伎の魅力を映画館で堪能できる内容となっています。特に、坂東玉三郎の演じる六条御息所は、凄艶な女心を表現し、その美しさと複雑な感情を見事に描き出しています。

予告編の内容と魅力
解禁された予告編では、六条御息所と光源氏の恋人同士の逢瀬を優美に描いた前半のシーンが印象的です。花見や連れ舞に興じる二人の姿は、まるで絵巻物のように美しく表現されています。しかし、次第に二人の心はすれ違い、後半では緊張感が高まる様子が映し出されています。
特に、六条御息所は高貴な身分にありながらも、次第に平常心を失っていく様子が描かれており、観客は彼女の心情に深く共感することでしょう。このように、本作は長大な「源氏物語」の中でも特に起伏のあるドラマチックな物語を描いており、その魅力が予告編からも垣間見えます。
特別鑑賞券と上映情報
『源氏物語 六条御息所の巻』の特別鑑賞券であるムビチケカードは、税込1,900円で販売されています。一般料金よりもお得に映画を楽しむことができる特別鑑賞券は、東劇を含む上映映画館、歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座などで購入可能です。販売期間は2025年9月25日(木)までとなっています。
特別鑑賞券の販売場所は以下の通りです:
- 東劇を含む上映映画館
- 歌舞伎座
- 新橋演舞場
- 大阪松竹座
- 南座
- メイジャー(通販)
- MOVIE WALKER STORE(通販)
なお、販売や利用に関する詳細や注意点については、シネマ歌舞伎公式HPを参照してください。
物語のあらすじ
本作の物語は、平安時代を背景に展開されます。光源氏との子を身籠る葵の上は、謎の病に悩まされており、物の怪や生霊の祟りを疑われています。左大臣と北の方は比叡山の僧に修法を行わせますが、護摩を焚く僧が感じ取ったのは、賤しからざる身分の女の気配でした。
光源氏は、美しく品格と教養を持ち合わせた愛人・六条御息所のもとを訪れます。二人は花見や連れ舞に興じ、久しぶりの再会を喜びますが、光源氏が宮中の忙しさを理由に疎遠になっていることを詫びると、六条御息所は葵の上やその懐妊を嫉妬し、詰(なじ)ります。光源氏が堪えかねて屋敷を去ると、六条御息所は悲しみに暮れ、嫉妬に狂っていく様子が描かれています。
作品名 | 公開日 | 料金(税込) | 脚本 | 監修 | 演出 | 出演者 |
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シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』 | 2025年9月26日(金) | 一般2,200円、学生・小児1,500円 | 竹柴潤一 | 坂東玉三郎 | 今井豊茂 | 坂東玉三郎、市川染五郎、中村時蔵、中村歌女之丞、中村亀鶴、坂東彌十郎、中村萬壽 ほか |
このように、『源氏物語 六条御息所の巻』は、歌舞伎の魅力を映画館で体験できる貴重な作品です。予告編や特別鑑賞券の情報を通じて、多くの観客がこの作品に興味を持つことが期待されます。
参考リンク: