2025年6月12日公開、AI家計簿アプリ「ワンバンク」の新機能で無駄遣いを見える化

AI家計簿アプリ「ワンバンク」に新機能「AI埋蔵金チェッカー」が登場

2025年6月12日、株式会社スマートバンクは、AI家計簿アプリ「ワンバンク」において新機能「AI埋蔵金チェッカー」を公開しました。この機能は、AIアシスタントがユーザーの支出行動を分析し、無駄遣いや使いすぎの可能性がある金額を「埋蔵金」として算出するものです。

「ワンバンク」は、AIアシスタントが個々のユーザーの価値観に基づき家計改善をサポートするアプリであり、2021年4月に旧名称「B/43」としてリリースされました。現在では、累計ダウンロード数が100万件を超え、月間取扱高は数十億円規模に成長しています。

開発背景と無駄遣いの現状

物価上昇が続く現代において、家計管理の重要性が増していますが、「どれが無駄遣いなのか分からない」「節約のポイントが見えづらい」といった声が多く聞かれています。特に、日本全国では年間約5.8兆円の無駄遣いが存在し、一世帯あたりに換算すると年間平均104,292円もの無駄な支出が発生していることが調査によって明らかになっています。

このような現状を受けて、ワンバンクはAIアシスタントを活用し、ユーザーの支出を分析して無駄遣いの可能性がある支出を「埋蔵金」として算出する新機能を提供することになりました。

「AI埋蔵金チェッカー」の機能と使い方

「AI埋蔵金チェッカー」は、ユーザーが簡単に無駄遣いを見つける手助けをするための機能です。この機能の使い方は以下の通りです。

1. ワンバンクのホーム画面上部に表示される「埋蔵金チェッカー」のバナーをタップ
2. 「埋蔵金をほる」をタップすると、AIアシスタントが直近の支出データを分析し、埋蔵金を表示します。
3. 「詳しくみる」を選択することで、買い物ごとの回数や支出額などの詳細を確認できます。

この機能を利用することで、ユーザーは自分の支出を見直し、無駄遣いを減らすための具体的なアクションを取ることが可能になります。

開発担当者のコメントと今後の展望

開発担当者は、近年の物価上昇や生活費の増加により、多くの人々が家計管理の難しさを感じていると述べています。ユーザーインタビューを通じて、「何にお金を使っているのかわからない」という声が多く寄せられたことが、新機能開発のきっかけとなりました。

「AI埋蔵金チェッカー」を通じて、ユーザーが自分の支出に驚き、節約のヒントを得ることで、前向きに家計改善に取り組むきっかけとなることを目指しています。また、今後も家計管理において「続かない」「難しい」と感じるポイントを楽しみながら解決できる機能を拡充し、お金で悩まない世界を目指していく方針です。

「ワンバンク」の特徴と利用方法

「ワンバンク（旧B/43）」は、チャージ式のVisaプリペイドカードと家計簿アプリを組み合わせた家計管理サービスです。利用者は毎月の予算をプリペイドカードにチャージし、支払いを行うことで、アプリに支出の明細がリアルタイムで反映されます。これにより、簡単に支出管理が可能となります。

さらに、以下のような機能を搭載しています。

• 各種クレジットカード・銀行口座との連携
• 手入力機能
• AIレシート読み取り機能

また、夫婦や同棲パートナー向けの「ペアカード」や、親子向けの「ジュニアカード」も提供されており、共同で支出を確認したり、キャッシュレスでお小遣いを管理したりすることができます。

会社概要

株式会社スマートバンクは、家計管理サービス「ワンバンク（旧B/43）」及び決済事業を運営している企業です。以下は会社の基本情報です。

以上のように、AI家計簿アプリ「ワンバンク」は、無駄遣いを見つけ出し、家計改善をサポートする新機能を備えたサービスとして、多くのユーザーに利用されています。今後の機能拡充にも期待が寄せられます。