2025年5月開始、ラルファシリティーズがマンスリーマンション88室から50室拡大で中長期滞在の宿泊問題に対応
ベストカレンダー編集部
2025年6月12日 10:48
マンスリーマンション拡大
開催日:5月1日

インバウンド需要の高まりと宿泊施設の現状
近年、インバウンド需要が高まり、国内外からの旅行者が増加しています。しかし、その一方で宿泊施設の料金が高騰し、特に中長期滞在者にとってはホテルを確保することが難しくなっています。株式会社LALLヒューマンホールディングスのグループ会社である株式会社ラルファシリティーズは、この問題を解決するために新たな取り組みを行っています。
同社は、ワンルームマンションを中心にマンスリーマンションへの運用変更を進めており、2025年5月末時点で88室の運用を行っています。さらに、年度内(2026年3月)にはプラス50室の拡大を目指しています。これにより、出張者や旅行者、住まい探し中の方々、さらには受験生の前乗りなど、さまざまなニーズに応えることが可能になります。

新たな宿泊サービスの提供
ラルファシリティーズでは、インバウンドの拡大による宿泊費用の高騰や連泊で同じホテルが取れない問題を解消するため、マンスリーマンションの運用を強化しています。今月は3室、6月には19室の新たな運用を開始する予定です。
現在、東京・神奈川・札幌・仙台・名古屋・京都・大阪・神戸において、通常賃貸に貸し出されているワンルームタイプを中心に展開しています。特に、グループ会社が開発した「ロアールシリーズ」のマンションを使用しており、5月には宮城1室、東京1室、大阪1室の3室がオープンしました。6月には東京4室、神奈川2室、京都1室、大阪13室を追加し、大阪万博需要にも対応していく予定です。

利用料金と物件の特徴
マンスリーマンションの利用料金は、時期やお部屋によって異なりますが、1~2名入居の部屋で約5,000円~9,000円/日で提供されています。契約はひと月以上となり、別途初期費用が必要です。宿泊施設としての利点は、フロントサービスや清掃業務がないため、宿泊費を抑えつつ、日常生活に必要な設備が整っていることです。
具体的には、以下のような設備が備え付けられています:
- ベッド、机、TV
- 洗濯機
- 簡単な調理器具や食器類
また、ほとんどの物件はオートロック完備で、TVモニターインターフォンや防犯カメラを設置し、セキュリティ面にも配慮されています。さらに、最寄駅から徒歩10分圏内に位置しており、利便性も高いです。

多様な利用者層と予約の流れ
ラルファシリティーズのマンスリーマンションは、出張者だけでなく、旅行利用や受験前の滞在、引っ越し準備中の方々にも利用されています。また、法人が借り上げるケースも多く、幅広いニーズに応えています。
予約の流れは以下の通りです:
- 希望の物件を選び、空室確認・予約申し込みを行います。
- お見積書がメールで送付されます。
- 問題がなければ、申し込みを確定します。
- 電子契約にサインし、入金を行います。
- 入居日2日前に鍵を郵送します。
- 契約日当日に入居・退去が可能です。
特に、今月中に申し込みを行うと、初期費用を無料にするキャンペーンも実施されています。詳細は公式Instagramを確認することができます。

今後の展望と地域への展開
ラルファシリティーズは、宿泊業界に新しい宿泊スタイルを提案することを目指しており、関東圏・関西圏を中心に展開しています。今後は、グループ会社との連携を強化し、地方都市にも物件を増やしていく計画です。
また、インバウンド需要に対応するため、ホームページは中国語・英語・韓国語でも表示可能にし、SNSを活用して情報を発信していく方針です。さらに、マンスリーマンション運用ができる物件を積極的に借り上げることも計画しており、早急に戸数を増やしていく予定です。
まとめ
株式会社ラルファシリティーズは、インバウンド需要の高まりに対して、マンスリーマンションの運用を強化し、宿泊業界に新たな風を吹き込もうとしています。以下に、主なポイントをまとめます:
項目 | 詳細 |
---|---|
運用室数 | 2025年5月末現在88室、2026年3月までに50室拡大予定 |
利用料金 | 約5,000円~9,000円/日(別途初期費用) |
物件エリア | 東京・神奈川・札幌・仙台・名古屋・京都・大阪・神戸 |
キャンペーン | 今月中の申し込みで初期費用16,500円無料 |
予約方法 | 公式ホームページからの申し込み |
このように、ラルファシリティーズは中長期滞在者のニーズに応える新しい宿泊スタイルを提供し、今後の展開にも期待が寄せられています。