2025年5月28日開催|飛騨春慶ネイル倶楽部が大阪・関西万博で伝統工芸の魅力を新表現
ベストカレンダー編集部
2025年6月11日 15:18
飛騨春慶ネイル万博出演
開催日:5月28日

飛騨高山の伝統工芸が大阪・関西万博に登場
2025年6月11日、岐阜県高山市において、飛騨春慶ネイル倶楽部が日本国際博覧会(大阪・関西万博)のステージイベント「饗宴!匠が演じる日本美の世界」に出演することが発表されました。このイベントは、地域の伝統工芸をネイルアートとともに世界に発信する貴重な機会となります。
飛騨春慶ネイル倶楽部は「工芸をもっと自由に、日常に」というプロジェクトテーマのもと、約400年の歴史を有する伝統工芸品「飛騨春慶塗」の新たな価値創造に取り組んでいる団体です。彼らは、技法や素材、文化への敬意を大切にしながら、地域の魅力と職人の手仕事を次世代に繋げる挑戦を続けています。

ステージパフォーマンスの詳細
当日のステージでは、艶やかな透き漆のネイルアートを施したパフォーマーたちが自由に舞い、伝統産業の新たな可能性を表現しました。このパフォーマンスは、観覧者にとっても新しい体験となり、多くの人々に感動を与えました。
さらに、舞台装飾には江戸時代から続く郷土工芸品「飛騨染」が取り入れられ、「闘鶏楽」の祭衣装が豪華絢爛な高山祭を彷彿とさせる演出がなされました。開放感のある舞台に、海風が吹き抜ける中でのパフォーマンスは、観覧者にとって忘れられない瞬間となったことでしょう。

若き表現者たちの挑戦
ステージ演出には、飛騨で活動する20代のカメラマン、サウンドクリエイター、モデルが起用されました。彼らは、それぞれの技術を通じて“工芸を魅せる”世界観の創出に奮闘し、若い世代の力を感じさせるものでした。
観覧者からは、「飛騨春慶を知らなかったし、普段からネイルもしないけれど、本当に感動した。観られてよかった」という声や、「世界デビューへの第一歩ですね」といった万博出演を祝福する声が多く寄せられました。
飛騨春慶ネイルの新たな試み
今回の挑戦は、単にネイルアートや工芸品を展示するだけではなく、両者を融合させることで新しい価値を生み出すことを目指しています。飛騨春慶ネイルは、漆の色彩や艶、透明感といった春慶塗の美しさをネイルで表現し、工芸品を“纏う”という新しい価値を提案しています。
デザイン監修には、飛騨春慶塗の職人である川原俊彦氏とネイルデザイナーの佐藤直子氏が共同で携わり、手仕事が持つ温もりと、日常に取り入れやすいスタイル性を両立させています。伝統とモダンが融合し、新たな美意識を創出することが期待されています。
公式SNSおよびお問い合わせ
飛騨春慶ネイルの最新情報は、以下の公式SNSで確認できます。
- Instagram:@hidashunkei_nail
- X(旧Twitter):@hidashunkeinail
本件に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いします。
- 高山市役所商工振興課
- 住所:〒506-8555 岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
- 電話:0577-35-3144
イベント概要
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における飛騨春慶ネイル倶楽部の出演概要は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
日時 | 2025年5月28日(水)15:00〜 |
イベント | 饗宴!匠が演じる日本美の世界 |
場所 | ポップアップステージ南「匠の技ステージ」 |
主催 | 読売新聞社 |
協賛 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ |
飛騨春慶ネイル倶楽部の挑戦は、地域資源を活かした文化発信や若い世代の挑戦を積極的に応援する一環として位置づけられています。伝統工芸を守りつつ、新たな価値を創造する試みは、今後の展開に期待が寄せられます。