2025年4月開始、サウンド・シティが歴史あるAVACO STUDIO運営を引き継ぎ多彩な制作環境を提供へ
ベストカレンダー編集部
2025年6月11日 14:46
AVACO STUDIO運営開始
開催日:4月1日

株式会社サウンド・シティが『AVACO STUDIO』の運営を開始
2025年4月1日より、株式会社サウンド・シティ(本社:東京都港区、代表取締役社長:明地 権)は、信愛合同会社(本社:東京都新宿区)が所有する「AVACO STUDIO」の運営を開始しました。この新たな取り組みは、クリエイターの多様な表現活動を支える制作環境の拡充を目指しています。
サウンド・シティは、麻布台を拠点に14のレコーディングスタジオと9のMAスタジオを運営し、クリエイターの多様なニーズに応えてきました。しかし、音楽業界では近年、物理的・経済的な問題から、大人数のオーケストラやバンドが一堂に会して録音できる伝統的な大規模レコーディングスタジオが減少しているという現状があります。

AVACO STUDIOの特徴と歴史
AVACO STUDIOは、数々のアーティストの名曲を生み出してきた歴史あるスタジオです。このスタジオは都心に残された数少ない大規模レコーディングスタジオの一つであり、私たちはこの場所を守り、ミュージシャンがその才能を存分に発揮できる環境を未来に残したいと考えています。
具体的には、AVACO STUDIOには以下のようなスタジオが備わっています:
- Recording 301: 60人規模のフルオーケストラ録音が可能な国内最大級のスタジオ
- Recording 302: ライブサウンドに定評のあるスタジオ
- Recording 303: アニメのアフレコに特化したスタジオ
- Four Tune: 作品の最終的な仕上げとなるダビングに対応
これらのスタジオは、音楽録音にとどまらない幅広い制作環境を提供しています。

サウンド・シティのサービスとAVACO STUDIOとの連携
サウンド・シティは、レコーディングスタジオの運営だけでなく、ライブレコーディングからポストプロダクション、エンジニアの派遣、機材レンタルに至るまで、クリエイターの多様なニーズに応える総合的なソリューションを提供しています。この度のAVACO STUDIOとの連携により、両社の強みが融合し、より充実したサービスを提供することが可能となります。
具体的には、以下のような制作工程が一貫してサポートされる体制が整いました:
- 壮大なオーケストラ収録
- バンドレコーディング
- アニメのアフレコ
- ダビング
- ポストプロダクション
これにより、クリエイターが求めるあらゆる制作工程を一貫してサポートできる体制がさらに強化されました。

今後の展望と文化の継承
サウンド・シティは、AVACO STUDIOが持つ伝統的なスタジオの価値を大切に受け継ぎ、同社が展開する多様なサービスとノウハウを掛け合わせることで、音楽やアニメをはじめとするあらゆるジャンルのクリエイションが生まれるハブとなることを目指しています。
この新たな取り組みを通じて、クリエイターが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を未来へ繋ぎ、ここから生まれる多くの作品を通じて、世界中の人々に感動を届けることを目指します。

会社概要と連絡先
株式会社サウンド・シティの概要は以下の通りです:
会社名 | 株式会社サウンド・シティ |
---|---|
所在地 | 東京都港区麻布台2-2-1 |
代表取締役社長 | 明地 権 |
事業内容 |
|
URL | https://www.soundcity-w.com/ |
サウンド・シティは、音楽レコーディングスタジオからポストプロダクション、エンジニア派遣など幅広いソリューションを提供しており、映像・音響のポストプロダクションで確かな実績を誇るレスパスビジョン株式会社と連携しています。
音と映像を通じてクリエイターの想いを形にすることを目指す株式会社サウンド・シティの新たな取り組みは、今後の音楽・映像制作において重要な役割を果たすことでしょう。