2025年6月11日発表|プロプトが高還元リワード実現のカード決済特許を取得
ベストカレンダー編集部
2025年6月11日 10:43
プロプト特許取得発表
開催日:6月11日

株式会社プロプトが特許を取得した新しいカード決済サービス
株式会社プロプト(代表取締役社長:塚田 直樹)は、2025年6月11日10時00分に、インターチェンジフィーに連動した高還元リワードを実現するプロセシングシステムに関する特許を取得したことを発表しました。この特許は、ユーザーにとって重要なリワード提供を、イシュアの収益源であるインターチェンジフィーと連動させることで、継続的かつ高水準のポイントやキャッシュバック還元を実現するものです。
プロプトは、2025年6月からこの特許に基づく新しいプロセシングシステムの活用を希望するビジネス・パートナーの募集を開始しました。このシステムは、カード決済の分野において新たな価値を提供することを目指しています。
リワード提供における課題
カード決済におけるリワード提供には、いくつかの課題があります。イシュアの収益は、ショッピング手数料やファイナンス系サービスの手数料、年会費などから成り立っています。具体的には、ショッピング手数料は取扱高比で1.6%、ファイナンス系サービスの手数料は1.4%、年会費等のその他の収入は0.5%とされています。
特に、ショッピング手数料はインターチェンジレートによって算出されるため、取引毎に変動します。一方で、イシュアのコストは固定費用であり、取引金額によって変動しません。このため、高額取引は黒字収支となりますが、少額取引は赤字となることが多く、最近ではキャッシュレス決済の普及により少額取引が増加しています。
- ショッピング手数料: 1.6%
- ファイナンス系サービス手数料: 1.4%
- 年会費等のその他の収入: 0.5%
このような状況により、イシュアはポイント還元率の引き下げや特典の縮小を行うことが多く、ユーザーは期待していた特典を享受できない場合があります。これにより、ユーザーは心理的な負担を感じることが多く、別のサービスへの乗り換えを考えることもあります。
プロプトの新しいプロセシングシステムの特徴
プロプトが考案した新しいプロセシングシステムの最大の特徴は、イシュアの収益源であるショッピング手数料とユーザーへのリワードを連動させる点です。このシステムにより、イシュアは利益を確保しながら、ユーザーには高水準のリワードを提供することが可能になります。
具体的には、取引毎にインターチェンジフィーとリワードがどのように連動しているかをユーザーに提示することができ、透明性の高いサービスを実現します。これにより、ユーザーはリワードの根拠を理解しやすくなり、信頼感が向上します。
今後の展望とビジネス・パートナー募集
プロプトは、このカード決済サービスの構想に基づき特許を取得しました。国際ブランド付きのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードに適用可能です。現在、プロトタイプの開発を進めており、商品化に向けて協業できるビジネス・パートナーを募集しています。
詳細やサービス紹介動画は、プロプトの公式商品ページで確認できます。興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
企業名 | 株式会社プロプト |
特許番号 | 特許第7674777号 (P7674777) |
リワード提供の特徴 | インターチェンジフィーと連動 |
収益源 | ショッピング手数料、ファイナンス系サービス手数料、年会費等 |
ビジネス・パートナー募集開始日 | 2025年6月 |
プロプトが提供する新しいプロセシングシステムは、イシュアとユーザー双方のニーズに応えるものとして期待されています。今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: