岡山大学が5月24日にミャンマー地震被災地へ募金支援と復興活動を実施

ミャンマー地震復興支援

開催日:5月24日

ミャンマー地震復興支援
岡山大学はミャンマーの地震被災地にどんな支援をしたの?
岡山大学は2025年5月24日に教職員有志と同窓会から募金1,588ドルを集め、現地の支援団体MABAに届け、緊急医療支援や生活用品配布を支援しました。
MABAってどんな団体で何をしているの?
MABAは日本とミャンマーの連携団体で、地震翌日から被災者に医療支援や生活用品配布を実施し、日本政府の医療団も支援。浄水器設置など今後も支援計画があります。

岡山大学によるミャンマー地震被災地への復興支援

2025年6月10日、国立大学法人岡山大学は、2025年3月28日に発生したミャンマーのザガインおよびマンダレー地域での地震に対する復興支援を行ったことを発表しました。この地震により、多くの人々が被害を受け、生活が脅かされています。岡山大学は、被災者への支援活動を通じて、国際的な連携を強化し、復興に向けた取り組みを進めています。

【岡山大学】ミャンマー地震の被災地に復興支援募金を届けました 画像 2

募金の詳細と支援活動

岡山大学では、2025年5月24日に、教職員有志からの募金と鶴翔会(岡山医学同窓会)からの義援金を合わせ、合計1,588ドルを被災地に届けました。この募金は、ボランティア支援活動を行う「Myanmar-Japan Alliance Business Association(MABA)」に対するものです。MABAは、JICAミャンマー日本センターやアッパーミャンマー同窓会が連携して活動している団体です。

現地を訪れた岡山大学の国際企画課の鳥越麻美事務職員と、日本・ミャンマー医療人育成協会の岡田茂会長(岡山大学名誉教授)は、MABAのネー・リン会長に直接募金を手渡しました。このような支援活動は、被災者の生活を支える重要な役割を果たしています。

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MABAの活動内容

MABAは、地震発生の翌日から現地で被災者への緊急医療支援や生活用品の配布を行っています。また、日本政府の医療団による現地での活動に対しても側面的な支援を実施しました。今後は、被災地への浄水器の設置など、さらなる支援活動を計画しています。

具体的な支援内容は以下の通りです:

  • 緊急医療支援の実施
  • 生活用品の配布
  • 浄水器の設置計画
  • 日本政府医療団への側面的支援
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支援の背景と連携

今回の寄付は、「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」において、岡山大学日本留学情報センター(OJEIC)がMABAが所有するビルに設置されていたことが背景にあります。MABAと岡山大学は、この事業を通じて密に連携しており、被災したビルの影響で現在はMABAおよびOJEICマンダレー事務所が一時的に仮事務所へ移転しています。

このような連携は、国際的な視点からの支援活動を可能にし、より効果的な復興支援につながっています。

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寄付者への感謝

岡山大学は、今回の募金にご協力いただいた皆さまに対し、心より感謝の意を表しています。支援者の温かいご支援が、被災地の復興に向けた重要な一歩となることを願っています。

また、被災地の一日も早い復興を祈念し、今後も支援活動を継続していく意向を示しています。

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今後の展望

岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しており、地域中核・特色ある研究大学として国際的な活動を推進しています。今回の支援活動を通じて、国際的な連携を深め、地域や地球の未来を共創する研究大学としての役割を果たしていくことが期待されています。

さらに、岡山大学は、文部科学省から受託している「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されており、地域社会との連携を強化する取り組みを進めています。

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参考リンク

以下のリンクから、岡山大学の関連情報を確認できます。

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まとめ

岡山大学は、2025年5月24日に実施した募金活動を通じて、ミャンマーの被災地に対する支援を行いました。具体的には、以下の内容が含まれます:

支援内容 詳細
募金額 1,588ドル
支援団体 Myanmar-Japan Alliance Business Association(MABA)
支援活動内容 緊急医療支援、生活用品の配布、浄水器の設置計画
連携事業 日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業

今回の支援活動は、国際的な連携を強化し、被災地の復興を支える重要な取り組みとなっています。また、岡山大学は今後も持続可能な開発目標に基づいた活動を推進し、地域社会との連携を深めていくことでしょう。

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