6月27日から全国公開!METライブビューイングで楽しむR・シュトラウス《サロメ》新演出の魅力

METライブビューイング《サロメ》上映

開催期間:6月27日〜7月3日

METライブビューイング《サロメ》上映
METライブビューイングの《サロメ》っていつから見られるの?
2025年6月27日から全国の映画館で上映され、東劇では7月10日までの2週間上映されます。上映時間は約2時間3分です。
新演出の《サロメ》の見どころは何?
20年ぶりの新演出で、演出家クラウス・グートがヴィクトリア朝時代を舞台に光と闇を描き、スター歌手の熱演と切れ味鋭い指揮が魅力です。

R・シュトラウス《サロメ》が新演出で全国公開

ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(通称:MET)が誇る、R・シュトラウスのオペラ《サロメ》が、2025年6月27日(金)から全国で上映されます。この公演は、映画館でMETの最新ステージを楽しめる「METライブビューイング」の一環として行われ、特に注目を集めています。

《サロメ》は、オスカー・ワイルドの戯曲を基にした衝撃的なオペラであり、初演当時にはその官能的な美しさから大きな話題となりました。今回の新演出は、20年ぶりに登場するもので、演出を手掛けるのはローレンス・オリヴィエ賞を受賞したクラウス・グート氏です。彼は物語の光と闇を巧みに描き出し、観客を引き込む演出を行います。

R・シュトラウス《サロメ》6月27日(金)公開!オスカー・ワイルドの傑作戯曲に基づく衝撃作を話題の新演出で!予告&プロモーション映像 解禁! 画像 2

豪華なキャストが織り成す圧巻の演唱

本作では、タイトルロールのサロメをスター・ソプラノのエルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーが演じます。彼女の演技は、観客の心を掴むものとなるでしょう。また、サロメに恋心を抱かれながらも拒絶する預言者ヨカナーンを演じるのは、人気の高いスター・バリトン、ペーター・マッテイです。

その他にも、王妃ヘロディアス役にはグラミー賞受賞のミシェル・デ・ヤングが9年ぶりにMETライブビューイングに登場し、豪華な歌手陣が揃っています。彼らによる圧巻の演唱は、オペラの魅力を一層引き立てることでしょう。

新演出の見どころと予告映像の解禁

今回の新演出では、時代設定がヴィクトリア朝時代に置き換えられています。この変更により、物語の新たな解釈が生まれ、観客は新しい視点から《サロメ》を体験することができます。また、MET音楽監督ヤニック・ネゼ=セガンによる切れ味鋭い指揮も注目ポイントです。

この度、話題の新演出《サロメ》の予告映像とプロモーション映像が解禁されました。予告映像では、艶やかな音楽に乗せて新演出の様子が紹介され、ストーリーを導く重要な場面が散りばめられています。特に、主演エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーの白熱の演技が印象的です。

上映情報とあらすじ

《サロメ》の上映は、2025年6月27日(金)から7月3日(木)まで、全国の映画館で行われます。なお、東劇では7月10日(木)までの2週間上映されます。上映館は、東劇・新宿ピカデリーを含む全国21館です。

本作の上映予定時間は2時間3分(休憩なし)で、観客は圧倒的なスケールのオペラを楽しむことができます。

以下は、あらすじです。紀元36年ごろのシリア、キリストの到来を予言したヨカナーン(洗礼者ヨハネ)は、王ヘロデによって投獄されています。ヨカナーンの声に惹かれたサロメは、彼に面会することを望みますが、激しく拒絶されます。サロメはヘロデの求めに応じて踊り、褒美に「ヨカナーンの首」を所望します。ヘロデは約束を破れず、サロメはその首に接吻します。

上映作品 上映期間 上映館 指揮 演出 出演者
R・シュトラウス《サロメ》新演出 2025年6月27日(金)~7月3日(木) ※東劇のみ7/10(木)まで 東劇・新宿ピカデリーほか全国21館 ヤニック・ネゼ=セガン クラウス・グート エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー、ミシェル・デ・ヤング、ペーター・マッテイ ほか

このように、R・シュトラウスの《サロメ》は新演出によって新たな魅力を発揮し、観客を魅了することでしょう。詳細は公式サイトでも確認できますので、興味のある方はぜひご覧ください。

公式サイト:こちらから

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