2025年10月開始の若手育成メンター制度「ウェルカムカレッジ」新卒社員発案の成長支援プログラム
ベストカレンダー編集部
2025年6月9日 11:12
若手育成メンター制度開始
開催日:10月1日
新卒1年目の社員が立案したメンター制度「ウェルカムカレッジ」
株式会社ウエディングパーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:日紫喜 誠吾)は、若手社員の育成促進を目的とした新しいメンター制度「ウェルカムカレッジ」(通称:ウェルカ)を発表しました。この制度は2025年10月より運用を開始します。
「ウェルカムカレッジ」は、新卒入社社員が制度を立案する社内イベント「せどつく」で発案されました。このイベントは2024年11月に開催される予定で、2024年度新卒入社社員によってアイデアが具体化されました。
制度の概要と目的
「ウェルカムカレッジ」という名称は、内定者や新卒入社社員を歓迎する「welcome」と、大学を意味する「college」、仕事仲間を意味する「colleague」を掛け合わせたものです。この制度は、内定者、若手社員(新卒入社1,2年目)、若手マネージャー(U30の社員や、マネージャー歴の短い社員)の3名で1グループを作り、決められたテーマについて話す機会を提供します。
この制度の目的は、参加者が会社が大事にする考え方を自分の言葉で語る力を育成し、キャリア形成を支援することです。具体的には、参加した内定者が入社する翌年4月にはウェルカムパーティが開催され、懇親費(1人1,500円)が会社から支給されます。
対象社員と育成の目的
- 若手マネージャー(U30): 会社が大事にする考え方を語る力を育成し、マネージャーとしてのスキル向上を図る。
- 若手社員(新卒入社1年、2年目): 会社を主語に語れる力をつけ、個々の成長機会に繋げる。
- 内定者: 会社の理解を深め、入社後に即戦力として活躍する人材へと育成する。
「ウェルカムカレッジ」の実施の流れ
制度の実施は、若手社員と若手マネージャー、内定者の3名で1グループを形成し、11月から翌年4月の期間に3~6回のミーティング「ウェルミ(ウェルカムミーティング)」を行います。テーマには「ビジョン・経営理念について」や「TRUTH・カルチャーについて」などが設定され、若手社員が自分の言葉で語り、内定者が会社理解や考え方の整理を行う機会を設けます。
初回の「ウェルミ」は2025年11月に予定されており、若手社員は若手マネージャーからフォローアップを受けることができます。このように、直属の上司以外からも社会人としての考え方を学べる環境が整っています。
ロゴに込められた想い
「ウェルカムカレッジ」のロゴは、歓迎の意味を込めて暖色系の黄色やオレンジが使用されています。これによりパーティー感を演出し、ロゴを見た人が「楽しそう」「ワクワクする」と感じることを目指しています。中央には、ウェルカムパーティーをイメージした華やかなケーキが配置されています。
背景と目的
ウエディングパークは「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念を掲げており、社会・ウエディング業界・カップル・会社の「四方良し」を大切にしています。この理念を実現するためには、変化に強い組織を構築することが重要であると考えています。
さらに、ウエディングパークの価値観を次世代へと繋げるため、昨年には新しいカルチャーブック「Wedding Park Ship」を作成しました。この制度の立案者は、企業の永続的な成長には若手社員の成長が不可欠であると感じ、本制度の提案に至りました。
内定者を含む若手社員の考え方を育成し、キャリア形成の場を設けることで、組織づくりを全社員で進めていくという考えから、「ウェルカムカレッジ」の導入が決まったのです。
立案者からのコメント
立案者は、ウエディングパークが「カルチャー」や「考え方」を非常に大切にしている企業であることを強調しています。『Wedding Park Ship』が作成された年の「せどつく」で、企業を100年後、1000年後に繋げていきたいという想いからこの制度が生まれました。若手社員の割合が多い当社では、考え方の成長が必須であり、そのために全社として若手を育成する仕組みを整えることが重要であると考えています。
新卒の早期退職や会社とのミスマッチが社会的な課題となる中、内定者が事前に会社への理解と共感を深め、モチベーション高く入社することができれば、より幸せな社会が形成されると期待されています。この制度を通じて、ウエディングパークと社会が共に成長し、永続的な企業となることを目指しています。
「せどつく」について
ウエディングパークでは、毎年新卒入社社員を対象にした社内制度創出コンテスト「せどつく」を開催しています。このコンテストでは、チーム対抗でウエディングパークの企業カルチャーの良さや今後の課題を探り、それに対する施策を提案することで新しい制度を生み出しています。
アイデアが実際に会社の制度として取り入れられることで、社員が“自ら会社を創る”意識を高めることを目的としています。過去には多くのユニークな制度が生まれており、以下はその一部です。
「せどつく」から生まれた社内制度の一例
| 制度名 | 提案年 | 概要 |
|---|---|---|
| 祝って22(ふうふ) | 2012年 | 結婚記念日(1周年、10周年、25周年)でお祝い金を2人分付与する制度 |
| 家族へありが10(とう) | 2013年 | 家族へ感謝の気持ちを伝える特別休暇(1日)。里帰り、親の還暦のお祝い旅行などで活用される制度 |
| 8活(はちかつ) | 2014年 | 朝の時間を有効に活用することを奨励し、朝早く出社した社員に朝食を支給する制度 |
| カレーファミリー制度 | 2015年 | 新入社員のメンター制度。親・兄姉担当と部署横断の3人の家族をつくり、カレーを食す会を開催 |
| キャンプファイヤーデー | 2016年 | 年に一度、社員全員が一堂に会し「会社の未来」について議論を行う制度 |
| 部署トーク | 2017年 | 各部署の業務内容やミッションの相互理解を促す社内イベント |
| けっせつ10(てん) | 2018年 | 入社3年以内の社員が企画者となり、入社年次を合計で10になる社員を集め交流会を開催する制度 |
| ふれあどDAY | 2019年 | 部署を越えたグループを作り、会社公認の雑談タイムを設ける制度 |
| 歩いてQ | 2020年 | 運動不足解消とメンタルヘルス向上を目指し、歩数目標の達成状況に応じてインセンティブが付与される制度 |
| コーシー | 2021年 | テレワークで減少傾向にある社内コミュニケーションを活性化するため、社員同士のコーヒーブレイク代を支給する制度 |
| ウエパ総選挙 | 2021年 | 社員と経営が一体となって会社づくりを推進する制度 |
| こころび | 2022年 | 社員のオリジナル記念日を制定し、社員同士でお祝いする制度 |
| 撮ってみ10(てん) | 2023年 | パートナーや家族との「結婚写真」の撮影費用を補助する制度 |
まとめ
ウエディングパークは、「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、若手社員の育成を重視し、新たなメンター制度「ウェルカムカレッジ」を導入します。この制度は、内定者や若手社員が会社の考え方を理解し、成長するための重要なステップとなるでしょう。また、過去に生まれた社内制度は、社員のアイデアを基にしたものであり、今後も同様の取り組みが期待されます。ウエディングパークは、デジタル技術を活用してウエディング業界を支援し、持続可能な成長を目指します。