2025年5月開催の地方創生SDGsフェスで『MIRAI TOUCH』が東彼杵町ブースにて活用される
ベストカレンダー編集部
2025年6月9日 10:44
地方創生SDGsフェス出展
開催期間:5月28日〜6月1日

インクルーシブ電子黒板『MIRAI TOUCH』の活用
2025年6月9日、さつき株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:祖父江 洋二郎)は、長崎県の東彼杵町(ひがしそのぎちょう)において、インクルーシブ電子黒板『MIRAI TOUCH』が活用されたことを発表しました。この取り組みは、2025年に開催される大阪・関西万博の一環として行われた「地方創生SDGsフェス」において、同町が出展した際に実施されました。

地方創生SDGsフェスの概要
「地方創生SDGsフェス」は、大阪・関西万博2025の中で、2025年5月28日(水)から6月1日(日)に開催されました。このイベントは、人気ゲーム「桃太郎電鉄」とのコラボレーションを通じて、来場者が地方創生SDGsについて学び、体験できる機会を提供しています。
全国1700以上の自治体から選ばれた52自治体が参加し、それぞれの先進的な取り組みを発信するためのブースを展開しました。このイベントでは、エンターテイメント要素を交え、地域の特色を体験できるように工夫されています。

東彼杵町のブースと『MIRAI TOUCH』の役割
東彼杵町のブースでは、「教育の未来常識をデジタルで切り拓くまち 〜AIとともに描く、キャリア教育の新時代〜」というテーマのもと、来場者に新たな体験を提供しました。地方では、都心部と比較して子どもたちが触れることのできる仕事やキャリアの情報が限られているため、東彼杵町はこの問題を解決するために、AIと次世代型キャリア教育を組み合わせたAIX(AIトランスフォーメーション)技術を導入しています。
この技術の実施において、『MIRAI TOUCH』が重要な役割を果たしました。ブースでは、実際の千綿小学校の教室が再現され、教室の窓からは大村湾の絶景が映し出され、地域の魅力を伝える映像が流れました。この映像は、地元の小中学生によって制作されたものであり、地域の教育と連携した取り組みの一環です。

体験型コンテンツとライブ配信の実施
ブース内では、東彼杵町の「AIキャリア教育システム」を模擬的に体験できるコンテンツが用意され、来場者は実際にその教育システムに触れることができました。また、学校と万博会場のブースをオンラインで繋ぎ、ライブ配信を行う試みも実施され、リアルタイムでの交流が行われました。
このような取り組みにより、来場者は教育の未来を体感し、地方創生SDGsの意義を深く理解する機会を得ることができました。

『MIRAI TOUCH』の特徴
『MIRAI TOUCH』は、誰でも使いやすいインクルーシブ電子黒板をコンセプトにした製品です。健常者や障がい者、老若男女、ITが苦手な方にも配慮されており、直感的に操作できるため、教育現場での利用が促進されています。
具体的には、「書く」「消す」「映す」といった基本的な操作が簡単に行えるため、特にICT機器に不安を感じる教員でも安心して利用できます。今後も、ユーザーの声を反映しながら、さらなるICT環境の発展に寄与することを目指しています。

さつき株式会社の取り組みと今後の展望
さつき株式会社は、1931年に創業し、現在は「環境ソリューション事業」「ITソリューション事業」「家電・機器部品事業」の3つの事業を展開しています。特にITソリューション事業では、日本の教育課題に対して様々な視点からアプローチしており、電子黒板『MIRAI TOUCH』は全国の教育現場で広く導入されています。
最近では、ビジネスシーンでの電子黒板の活用も推進しており、働き方改革に取り組む企業のサポートも行っています。さつき株式会社は、教育機会の平等を実現するために、自治体や教育機関と連携し、子どもたちが多様なキャリアを知ることができる未来を目指して尽力しています。
まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
発表日 | 2025年6月9日 |
イベント名 | 地方創生SDGsフェス |
開催期間 | 2025年5月28日(水)から6月1日(日) |
ブーステーマ | 教育の未来常識をデジタルで切り拓くまち 〜AIとともに描く、キャリア教育の新時代〜 |
使用機器 | インクルーシブ電子黒板『MIRAI TOUCH』 |
提供企業 | さつき株式会社 |
このように、インクルーシブ電子黒板『MIRAI TOUCH』は、教育現場における新たな可能性を切り拓く役割を果たしています。今後もさつき株式会社は、地域の教育課題に寄り添いながら、子どもたちの未来を支える取り組みを続けていくことでしょう。
参考リンク: