2025年6月16日 静岡掛川駅北口に地域共創型『やさいバス食堂』1号店が開業

『やさいバス食堂 １号店』静岡掛川駅北口に2025年6月16日グランドオープン

やさいバス食堂株式会社は、2025年6月16日に静岡県掛川駅北口前に『やさいバス食堂 １号店』をグランドオープンすることを発表しました。この食堂は、「地域×食農×ビジネス」「若者と女性活躍推進」といったテーマを掲げた地域共創拠点としての役割を果たします。

本食堂の目的は、「誰もが、おいしい食を、あたり前に手に入れられる」社会の実現です。地域の社員食堂やアンテナショップとして、地域の多様なプレイヤーが集まり、持続可能な「食」と「ビジネス」を生み出す拠点となることを目指しています。

やさいバス食堂の特徴と機能

やさいバス食堂は、飲食店の枠を超えたコワーキングスペースや地域の起業家やスタートアップ企業を支援するインキュベーション拠点、地域の未来を創るイノベーション拠点という三つの機能を持つ地域共創拠点です。

以下に、やさいバス食堂の特徴を示します。

• ビジョン: 無理なく・楽しく・おいしく明日へ歩み出す
• コンセプト: 健康的でリーズナブルな食を提供し、いいコトが起こりそうな集まりたくなる場を創る
• テーマ: 地域に埋もれる人財を起用し、多様なキャリアを描きながら地域の未来を創る

地域食材を活かしたヘルシーメニュー

やさいバス食堂では、地域の新鮮な食材を活かした健康的で美味しい食事を提供します。さらに、地域の様々な食品を販売する物販コーナーも設けられ、訪れる人々が地元の味を楽しむことができるよう工夫されています。

また、併設されたビジネススペースでは、地域の多様なプレイヤーが集まり、新たなアイデアやコラボレーションを生み出す場として利用されます。ここでは、地域の活性化に向けた様々なイベントやセミナーも開催され、地域の人々が集うコミュニティの中心となることを目指します。

地域の人財を応援する新しい共創拠点

やさいバス食堂は、スキルアセットや想いを持ちながらも活躍の場を得られない女性や若手人財を支援します。自立自走を可能にするキャリアデザインや、ライフステージの変化に寄り添うキャリアプラン形成など、多様な働き方を実現できる機会を提供します。

具体的には、以下のような取り組みを通じて地域経済と地域社会に貢献します。

• 女性のライフステージに寄り添ったキャリアプランの提供
• 若者を地域共創リーダーとして育成
• 地域の食農産業の活性化

地域の課題解決に向けた取り組み

日本では少子高齢化が進行しており、特に地方においては食農産業の担い手不足が深刻な問題となっています。やさいバス食堂は、地域農家と消費者をつなぎ、地域の多様なプレイヤーを巻き込むことで、食とビジネスを通じた新たな可能性を生み出します。

地域の人財が地域で活躍できる機会と場を創出することで、経済と社会の活性化を図ります。特に、女性のキャリア形成を支援し、若者の域外流出を防ぐための取り組みを強化します。

プロデュースチームの紹介

やさいバス食堂のプロデュースチームは、地域事業開発や農業ロボットの専門家など、多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されています。

代表取締役 加藤百合子

東京大学農学部卒業後、英国Cranfield Universityで修士号を取得。農業の魅力に惹かれ、2009年にエムスクエア・ラボを設立。2017年には「やさいバス」事業を立ち上げ、地域経済の活性化に貢献。

CSO／プロデューサー 清水誉雄

戦略設計やプロジェクトデザインを軸に活動し、地域資源を生かした地域事業戦略の設計推進を行う。

クリエイティブディレクター 物江 徹

食の分野での豊富な経験を持ち、持続可能なコミュニティの発展に寄与。

人財募集中

やさいバス食堂では、地域食材を活かしたメニューや商品の開発を通じて地域に食農で貢献する『フードクリエイター』を募集しています。興味がある方は、以下のリンクから詳細をご確認ください。

フードクリエイター募集ページ

まとめ

『やさいバス食堂 １号店』は、地域共創をテーマにした新しい食堂として、地域の活性化を目指しています。地域食材を活かしたヘルシーメニューの提供や、ビジネス支援、イベント開催などを通じて、地域の未来を創造する拠点となることを期待されています。

以下に、やさいバス食堂の主な情報を表にまとめました。

地域の食文化を支え、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが進められる『やさいバス食堂』に注目が集まります。