2025年7月21日開催、木島タロー指導の新しい合唱体験「パワーコーラス体験講座vol.6」

話題のテレビ番組「合唱バトル」の指導者による特別講座の開催

一般社団法人パワーコーラス協会は、フジテレビの音楽特番「オールスター合唱バトル」で話題の“地声合唱”の編曲および指導者である木島タローによる【パワーコーラス体験講座】vol.6を2025年7月21日（月・祝）に東京オペラシティにて開催します。このイベントは、誰もが自分の声で歌い、息を合わせることができる新しい合唱スタイルの体験型イベントです。

講座では、NHKみんなのうたで放映されたオリジナル楽曲「校長センセ宇宙人説」を木島タローの指導のもと、オリジナルアーティストであるDreamers Union Choir（DUC）のメンバーのサポートを受けながら効果的に学ぶことができます。合唱が好きな方はもちろん、ゴスペル指導者や学校関係者の参加も大歓迎です。夏休みを利用して、古くて新しい合唱“パワーコーラス”に挑戦してみませんか？

古くて新しい合唱スタイル「パワーコーラス」

合唱は、世界中の人々にとって自分の声で参加し、コミュニティを一つにする原始的な活動です。しかし、日本では戦後教育の中でその重要性が忘れられかけています。従来の合唱は「一つの理想モデルに向かって個性や大声を削り取る」ものでしたが、今やそのイメージは過去のものとなりつつあります。学習指導要領の改訂により、「頭声発声」という言葉が消え、音楽の教科書もクラシック以外の音楽が多く取り入れられるようになりました。

このような背景から、合唱も多様化に対応して進化するべき時が来ています。本講座では、指導者の育成にも使用される本格的なメソッドを用いて、現代型の合唱を体験することができます。合唱の持つパワーを楽曲に取り込み、それをエンターテイメントとして高めていく方法を短時間で濃厚に学ぶことができる3時間の内容です。

開催概要

なお、別途@ELISEやぷりんと楽譜にて課題曲の楽譜をご購入いただくか、NHKテキスト「みんなのうた 2・3月号」を当日お持ちください。学習用音源はYouTubeにアップロードされており、各パートの音源を聞いて学習することができます。

木島タローの経歴と指導スタイル

木島タローは、国立音楽大学教育科を卒業し、同大学の合唱講師を務めています。彼は、楽譜を使わない楽曲を取り入れたり、バッハをその場でジャズにアレンジするなど、型破りな授業スタイルが特徴です。フジテレビの特番「芸能人合唱バトル」や「オールスター合唱バトル」の全編曲や指導を担当し、TBS番組の主題歌、EXILE、ローマ教皇来日オフィシャルテーマソングなどのコーラスアレンジとレコーディングを手掛けてきました。

また、彼は地声合唱が盛んな私立自由の森学園の出身であり、大学卒業後から2024年末まで米軍と契約していた教会ピアニストでもありました。自由の森での経験や、長年の「黒人教会」でのゴスペルミュージックの経験を基に、合唱は「芸術音楽である以前に誰もが楽しめる生活音楽でなくてはいけない」という考えを持っています。彼の指導によって、より多くの人が自分の声で日々誰かと共に歌う新時代の合唱のあり方が示されています。

Dreamers Union Choir（DUC）について

Dreamers Union Choirは、NHK「みんなのうた」にてオリジナル楽曲「校長センセ宇宙人説」が放映され、2025年2月には日本クラウンよりメジャーデビューを果たします。フジテレビ「オールスター合唱バトル」では、出演全チームの指導補助を担当しており、11人のシンガーと1名のピアニストで構成されるパワーコーラスグループです。

彼らはオリジナル楽曲を中心に、ゴスペルや黒人霊歌、最近ではパワーコーラスアレンジされたJ-POPなどもレパートリーに取り入れ、全国で公演を行っています。また、都内を中心にLIVE活動も続けており、グラミー賞アーティストのアルバムにも歌唱参加するなど、特異なキャリアを重ねています。

メディアでの歌唱経歴

• TBS「バナナマンのせっかくグルメ!!」
• TBS「千鳥のかいつまんで教えてほしいんじゃ！」
• TBS「ベスコングルメ」
• TBS「ギャル曽根ファミリーのまんぷく家族旅」

また、ハモネプリーグでは全国3位を獲得し、東京ドームでの国際イベントテーマソングの歌唱やショップチャンネルのTVCMにも出演しています。さらに、「ももいろクリスマス2023 PLAYERS」ではバックコーラスを担当するなど、幅広い活動を行っています。

まとめ

今回の【パワーコーラス体験講座】vol.6は、合唱を通じて自分の声を発見し、他者との調和を楽しむ貴重な機会です。木島タローの指導のもと、楽曲「校長センセ宇宙人説」を通じて、合唱の新しいスタイルを体験することができます。参加者は、合唱の楽しさを再発見し、さらなる音楽の世界を広げることができるでしょう。

このように、合唱の新たな可能性を探るイベントが開催されることは、音楽教育や合唱文化の発展に寄与するものと考えられます。興味のある方はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。