2025年6月1日開催「日ようび子ども大学inライフパーク倉敷」で岡山大学が科学体験を提供
ベストカレンダー編集部
2025年6月7日 18:47
日ようび子ども大学出展
開催日:6月1日
岡山大学が「日ようび子ども大学inライフパーク倉敷」に出展
2025年6月1日、国立大学法人岡山大学の総合技術部が、大学コンソーシアム岡山が主催する「日ようび子ども大学inライフパーク倉敷」に出展しました。このイベントは、岡山県内の16大学が参加し、子どもたちとその保護者に向けた科学や技術に関する体験型の学びを提供することを目的としています。
今年で12回目を迎えるこのイベントには、合計1,993人が参加しました。その内訳は、子どもが1,068人、大人が925人となっており、地域の子どもたちに科学や技術の楽しさを伝える良い機会となりました。
出展内容と参加者の反応
岡山大学総合技術部は、午前中に「ペットボトルでつくるキラキラ万華鏡」、午後には「シュワシュワ入浴剤をつくろう」という2つのテーマでブースを出展しました。午前と午後を合わせて、148人の子どもたちと137人の保護者が参加しました。
午前の「ペットボトルでつくるキラキラ万華鏡」では、安全に配慮し、参加者3~4人に対して2人のスタッフが配置されました。工作機械や3Dプリンターで製作したパーツを用いることで、小さな子どもでも簡単に製作できる工夫が施されています。この万華鏡作りでは、子どもたちだけでなく保護者からも大変喜ばれ、技術力が詰め込まれた作品が完成しました。
午後の「シュワシュワ入浴剤をつくろう」では、参加者数の制限を設けずに実施され、より多くの子どもたちが楽しむことができました。重曹とクエン酸、食用色素を混ぜ合わせる作業や、スポイトを使ってエタノールを量り取る作業に苦戦しながらも、子どもたちは実験を楽しんでいました。
参加者の声
このイベントに初参加した北條優子技術専門職員は、「万華鏡作りでは、子どもが3Dプリンターで作った箱の上にペンを置くと、目的の部分に真っすぐ線を引くことができて感心していました。また、保護者の方からは、ぴったりペットボトルに入るアクリル部分がレーザーで切ったものかと感動いただけました。」と述べています。
入浴剤作りに参加した子どもたちからは、「お料理みたいで楽しい」との声もあり、科学に触れる楽しさを実感した一日となったようです。
今後の活動と地域貢献
岡山大学総合技術部の本部長である佐藤法仁副理事は、「このような素敵な場を提供していただいた関係者に感謝申し上げます。技術を生かしたワクワクドキドキする体験を子どもたちに提供することは、技術職員にとっても大きなモチベーションアップにつながります。今後もさまざまな場で技術を通じてワクワクドキドキを広げていきたいと思います」と今後の抱負を語りました。
岡山大学の地域貢献・科学啓発活動は、工学部との共催で行われており、学内外を問わず多様な場面で実施されています。特に、次世代を担う子どもたちが楽しく科学に触れ、科学を身近に感じることのできるテーマを精力的に展開しています。
イベントの様子
以下は、イベントでの活動の様子をまとめたものです。
- キラキラ万華鏡製作: 参加者が万華鏡を作成する様子
- 入浴剤製作: 子どもたちが入浴剤を作る様子
- 受付の様子: 参加者を迎えるスタッフの様子
- 集合写真: 参加者全員での記念撮影
まとめ
今回の「日ようび子ども大学inライフパーク倉敷」では、岡山大学総合技術部が提供した体験型の活動が、多くの子どもたちとその保護者に科学の楽しさを伝える良い機会となりました。以下の表に、今回のイベントの概要をまとめました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | 日ようび子ども大学inライフパーク倉敷 |
| 開催日 | 2025年6月1日 |
| 参加者数 | 1,993人(子ども1,068人、大人925人) |
| 岡山大学の出展内容 | ペットボトルでつくるキラキラ万華鏡、シュワシュワ入浴剤をつくろう |
| 参加者の反応 | 万華鏡作りや入浴剤作りを楽しむ声が多く寄せられた |
岡山大学の総合技術部は、今後も地域貢献や科学啓発活動を通じて、子どもたちに科学の楽しさを伝えていくことが期待されています。
参考リンク: