2025年5月19日開催カンヌ国際映画祭でGET Entertainmentが革新的Web3トークンで第2位受賞

カンヌ映画祭受賞

開催日:5月19日

カンヌ映画祭受賞
GETトークンって何がすごいの?
GETトークンはWeb3技術を使い、映画制作の資金調達や意思決定をファンが投票で参加できる分散型の仕組みを提供し、エンタメの在り方を革新します。
カンヌ国際映画祭での受賞ってどんな意味があるの?
世界中から選ばれた革新的プロジェクトの中で第2位を受賞し、GETトークンの技術とビジョンが国際的に高く評価されたことを示しています。

カンヌ国際映画祭公式ピッチでの受賞

GET Entertainment Inc.(以下、GETE)は、2025年5月19日にフランス・カンヌで開催された国際映画祭公式プログラム「Cannes Next | Tech4Movies Global Show」にて、全世界から選抜された12の革新的なプロジェクトの中で第2位を受賞しました。このイベントは、映像・メディア業界に革新をもたらす先進技術を持つスタートアップや企業が集まるグローバルピッチセッションとして、カンヌ国際映画祭の一環として公式に実施されました。

2025年度のピッチは、5月16日から18日にかけての事前選考を経て選ばれた12のプロジェクトによって構成され、5月19日17:30(現地時間)にPalais Stage(Palais -1)で開催されました。

【GET Entertainment Inc.】カンヌ国際映画祭公式ピッチで第2位を受賞~Web3発エンターテイメント革命が世界の舞台へ~ 画像 2

審査員と評価

審査員長にはTransform Venturesの創業者であるMichael Terpin氏が務め、映像、投資、ブロックチェーン業界の第一線で活躍する国際的なメンバーが審査を担当しました。以下はそのメンバーです:

  • Jean-Baptiste Babin – Founding Partner, Backup Media Group
  • Joyce Chow – Founder and Festival Director, iHollywood Film Fest
  • Sébastien Clément – CEO, Arch.eu
  • Jerome Chouraqui – Director, Talent Sphere
  • Harry Glazer – CEO, Sprokit
  • Taichi Ito – Co-Founder, The Anime Soul | Startup Advisor
  • Katrina King – Global Strategy Leader, Media & Entertainment, AWS
  • Sarah Lelouch – Owner, WATCH’US – Producer (TV, Docs, Films)
  • Ryo Nakatsuji – General Partner, Incubate Fund | Co-Founder, NOMA & CoinPost
  • Philippe Reynaert – Administrator, Xanadu scrl | Former CEO, Wallimage
  • Charlie Shrem – Co-Founder, Bitcoin Foundation | Producer
  • Yusuf Shaikh – Head, Janta Entertainment (India)
  • Rich Welsh – President, SMPTE | SVP Innovation, Deluxe

GETEのピッチは、Web3と映像文化の融合に新たな視座を与えるものとして、審査員や来場者の双方から高く評価されました。

Marc-Lionel Gatto氏、Cannes NEXT主催者は次のようにコメントしています。「ピッチイベントの雰囲気は活気に満ちており、数多くの創造的なアイデアが披露されました。特にGETのピッチは、明確なビジョンと驚異的な可能性をアピールしていました。」

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GETトークンの理念と発表内容

GETE代表のKatsuya Matsubara氏は、Web3時代におけるエンタメの再定義として、GETトークン(Global Entertainment Token)の仕組みと哲学を以下のように発表しました:

“Let me introduce how the Global Entertainment Token — we call it GET — is redefining how films are funded, created, and experienced in the Web3 era. In today’s industry, creative decisions are made by centralized entities which focuses on their profit. So, audiences, despite their passion, remain just spectators. GET will change that. Through decentralized voting, fans can now decide which films are produced and how budgets are spent. This is not just about money. It’s about meaningful stories of co-creating. As GET works more than a token — it would be a new standard for trust, creativity, and community in entertainment.”

日本語での要約として、以下のように説明されました。「GETは、映画の資金調達・制作・体験をWeb3技術により再構築し、これまで中央集権的に行われてきた意思決定を、ファン主導の分散型プロセスへと転換します。観客は単なる消費者ではなく、投票を通じて作品の制作可否や予算配分に参加できるようになります。」

このように、GETトークンは資金提供の手段にとどまらず、信頼・創造性・コミュニティを軸とした新たなエンターテインメントの在り方を提示しています。

GETプロジェクトの成り立ちと今後の展望

GETEは、2024年にWeb3技術を活用し、ファンの“応援”を可視化・資産化する新しいエンタメ経済圏「GETトークン」プロジェクトを始動しました。ファンの応援がトークンという形で蓄積され、保有することで参加・還元につながるという新しい“推し活”の経済圏を構築してきました。

2025年5月14日には、GETトークンがGate.ioおよびMEXCに上場し、世界中のユーザーとつながるインフラが整備されました。このようなビジョンと実績が評価され、GETEはカンヌ国際映画祭公式プログラム「Cannes Next | Tech4Movies Global Show」の登壇企業に選出されました。

GETEは、Web3を通じて“誰もが共創者になれる時代”の実現を目指し、今後も国際的なコンテンツスタジオやクリエイターとの連携を推進していく方針です。

まとめ

GET Entertainment Inc.がカンヌ国際映画祭公式プログラムで受賞した内容を以下の表にまとめました。

項目 詳細
受賞イベント Cannes Next | Tech4Movies Global Show
受賞順位 第2位
登壇日 2025年5月19日
トークン名 GETトークン(Global Entertainment Token)
代表者 Katsuya Matsubara
設立年 2024年

このように、GETEは革新的な取り組みを通じて、Web3技術を活用した新しいエンターテインメントの在り方を模索しています。今後の展開にも注目が集まります。

参考リンク: