2025年8月発売予定!又吉直樹×ヨシタケシンスケの新作『本でした』の魅力を紹介
ベストカレンダー編集部
2025年6月5日 16:06
又吉×ヨシタケ新作発売
開催日:8月1日

又吉直樹とヨシタケシンスケの豪華コラボレーション
株式会社ポプラ社は、2025年6月5日において、著名なお笑い芸人であり芥川賞作家の又吉直樹さんと、人気絵本作家のヨシタケシンスケさんによる新たなコラボ作品『本でした』を2025年8月上旬に刊行することを発表しました。この二人のコラボレーションは、2022年に刊行された『その本は』以来、実に3年ぶりのこととなります。
『その本は』は、二人の男が本好きの王様のために世界中から”めずらしい本”の話を集めて届ける物語であり、豪華なコラボ作品としてテレビや新聞、WEBなど多くのメディアに取り上げられ、シリーズ累計30万部を突破しました。幅広い年代からの熱い感想が寄せられ、長く愛されている作品となっています。

新作『本でした』の内容と特徴
最新作となる『本でした』では、村はずれに住み着いた二人の男が、村人たちから寄せられたほんの1行のヒントをもとに本を「復元」していくというストーリーが展開されます。この作品は、「その本は、〇〇〇が〇〇〇でした。これってどんな本でした?」というテーマのもと、又吉さんとヨシタケさんが互いにお題を出し合いながら物語を紡いでいきます。
例えば、以下のような内容が考えられます。
- その本は「タイトル」が、『5文字の世界』でした。
- その本は「書き出し」が、「呪いの言葉だけで綴られたそれは、ラブレターだった」です。
- その本は「最後の一文が、「以上の理由から僕は恐竜です」でした。
このように、様々なヒントを元に本が復元されていく過程が描かれ、時には笑いを誘い、時には心に沁みる短編が21編収録される予定です。ラストには、すべての本への愛情や想像力を信じる気持ちが押し寄せる圧巻の展開が待ち受けています。

著者プロフィール
この作品の著者である又吉直樹さんは、1980年に大阪府寝屋川市に生まれ、吉本興業に所属しています。2003年にお笑いコンビ「ピース」を結成し、2015年には小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞しました。この作品は累計発行部数300万部以上のベストセラーとなり、以降も数々の著作を発表しています。
一方、ヨシタケシンスケさんは1973年に神奈川県で生まれ、筑波大学大学院芸術研究科を修了後、2013年に絵本作家デビューを果たしました。数々の受賞歴を持ち、絵本やエッセイなど多岐にわたる作品を手がけています。彼の作品は海外でも翻訳され、多くの国で親しまれています。

書籍情報
『本でした』は、以下のような書籍情報で発売される予定です。
タイトル | 著者 | 予価 | 発売日 |
---|---|---|---|
本でした | 又吉直樹/ヨシタケシンスケ | 1,650円(10%税込) | 2025年8月上旬 |
書誌ページやAmazonでの購入リンクも用意されており、読者は手軽にアクセスすることができます。
また、既刊の『その本は』も引き続き好評で、同様に1,650円(税込)で販売されています。

まとめ
今回の新作『本でした』は、又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんの再度のコラボレーションによって生まれた作品であり、前作『その本は』の成功を受けた期待の一作です。物語の中で描かれる本の復元は、読者に新たな発見や感動をもたらすことでしょう。
以下に、今回の内容をまとめた表を示します。
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 本でした |
著者 | 又吉直樹/ヨシタケシンスケ |
予価 | 1,650円(10%税込) |
発売日 | 2025年8月上旬 |
収録短編数 | 21編 |
このように、今後の展開が楽しみな作品であることは間違いありません。
参考リンク: