2025年7月7日開催|大阪・関西万博ポップアップステージ西で松葉葺きワークショップ体験
ベストカレンダー編集部
2025年6月5日 15:19
松葉葺きワークショップ
開催日:7月7日

EXPO2025 大阪・関西万博 ポップアップステージ西の松葉葺きワークショップ開催
2025年6月5日14時30分、株式会社三井嶺建築設計事務所が主催し、株式会社安井杢工務店が施工協力する「松葉葺きワークショップ」が、7月7日(月)に開催されることが発表されました。このワークショップでは、万博のポップアップステージ西の屋根を手作業で葺き替える活動が行われます。このイベントは、一般社団法人demoexpoの協力のもと実施されます。
ポップアップステージ西は、2022年に行われた公募型プロポーザルで選ばれた若手建築家20組によって設計された施設の一つです。これらの建築家は「休憩所」「ギャラリー」「展示施設」「ポップアップステージ」「サテライトスタジオ」「トイレ」など、さまざまな役割を分担して設計を行いました。1970年に開催された大阪万博においても、若手建築家がその後の著名な建築家へと成長した歴史があり、今回の万博でも新しい世代の建築家の活躍が期待されています。

松葉葺きワークショップの詳細
今回のワークショップは、万博の会場内に設置されたポップアップステージ西にて行われます。屋根の松葉葺きは、ステージの重要な要素であり、参加者が手を動かしながら「自分ごと」として関わることができる貴重な機会です。以下に、ワークショップの概要を示します。
- イベント名:松葉葺きワークショップ ― 万博ポップアップステージ(西)
- 日程:2025年7月7日(月)
- 時間:① 8:30集合 ② 10:00集合 12:00頃または15:00頃解散
- 場所:EXPO2025 大阪・関西万博 会場内 ポップアップステージ西
- 参加費:大人:3000円、中高生:1750円、小学生:750円
参加者には万博会場への入場パスが発行され、応募者が多数の場合は抽選が行われます。また、ワークショップの実施費用は参加者からの参加費として募られ、協賛としての支援も受け付けています。

ワークショップの意義と設計コンセプト
このワークショップは、単なる建築の作業ではなく、祝祭の場を人々が共に作り上げることを目的としています。万博は人々が集まる場としての意義を持ち、建築自体が目的化するのではなく、人間の力で作れるシンプルなものを目指しています。設計コンセプトには、鳥居やストーンヘンジからの学びが反映されており、最小限の構成でありながら、参加者が手を動かすことで生まれる場の力を強調しています。
具体的には、松の丸太を用いた構成が採用され、屋根には生の松葉が使用されます。この屋根はシーソーのように動き、舞台装置としても機能します。このように、建築という枠を超えた“装置”としての役割も果たし、丸太の存在感が際立ちます。

三井嶺建築設計事務所の紹介
三井嶺建築設計事務所は、建築家・三井嶺が主宰する設計事務所です。三井は東京大学工学部建築学科を卒業後、同大学院にて茶室を研究し、坂茂建築設計を経て独立しました。彼の作品には「日本橋旧テーラー堀屋改修」や「森の図書館」などがあり、受賞歴も豊富です。彼の建築哲学は、日本建築の理論を探求し、シンプルでありながら人々の心に響く空間を創造することに重きを置いています。
項目 | 詳細 |
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イベント名 | 松葉葺きワークショップ ― 万博ポップアップステージ(西) |
日程 | 2025年7月7日(月) |
時間 | ① 8:30集合 ② 10:00集合 12:00頃または15:00頃解散 |
場所 | EXPO2025 大阪・関西万博 会場内 ポップアップステージ西 |
参加費 | 大人:3000円、中高生:1750円、小学生:750円 |
以上のように、松葉葺きワークショップは、万博の会場での貴重な体験を提供するイベントです。参加者が共に手を動かし、祝祭の場を作り上げることで、万博の意義を深く体感できる機会となるでしょう。詳細については、公式サイトを参照してください。
参考リンク: