2025年5月31日完了のマラトン2号ファンドセカンドクローズ、中小企業支援の資金調達状況を解説

マラトン2号ファンドセカンドクローズ

開催日:5月31日

マラトン2号ファンドセカンドクローズ
マラトン2号ファンドって何?
マラトン2号ファンドは、国内の中小企業の事業承継や経営課題を支援するために資金を投資するファンドで、特にスモールキャップやマイクロキャップ企業に注目しています。
今回のセカンドクローズってどういう意味?
セカンドクローズは投資資金の調達段階の一つで、目標の325億円を超える336.6億円の資金調達が完了し、追加出資も含めて最終的に約350億円の調達を目指すことを示します。

マラトン2号ファンドのセカンドクローズについて

2025年6月5日、マラトンキャピタルパートナーズ株式会社が運営するマラトン2号投資事業有限責任組合(以下「マラトン2号ファンド」)は、2025年5月31日付でセカンドクローズを完了したことを発表しました。このセカンドクローズでは、投資家からの応募が目標調達金額を上回り、外部投資家からの調達目標金額である325億円に達し、最終的には336.6億円でのクローズを実現しました。

この結果、マラトン2号ファンドは、今後の資金調達を終了し、追加出資のコミットメントも受けており、本年度末には約350億円で最終クロージングを行う予定です。このファンドの設立背景には、国内中小企業が直面する様々な経営課題を解決するための取り組みがあります。

投資家の構成と出資者の紹介

セカンドクローズにおいて出資をご約束いただいた投資家には、以下の企業が含まれています。

  • エー・アイ・キャピタル株式会社(東京都千代田区)
  • 株式会社静岡銀行(静岡県静岡市)
  • 株式会社名古屋銀行(愛知県名古屋市)
  • 株式会社福井銀行(福井県福井市)

これらの企業は、マラトン2号ファンドの資金調達活動において重要な役割を果たしています。特に、エー・アイ・キャピタル株式会社は「AICライジング・スターズ・ジャパン1号投資事業有限責任組合」を通じての出資を行っています。

マラトン2号ファンドの目的と投資対象

マラトン2号ファンドは、事業承継問題や人手不足、経営基盤の弱体化といった問題を抱える国内中小企業に焦点を当てています。特に、スモールキャップおよびマイクロキャップ企業を主要な投資対象とし、これらの企業が抱える経営課題に対して、資金提供や経営支援を行っています。

具体的には、以下のような企業が対象となります:

スモールキャップ
EBITDA1~5億円程度の企業
マイクロキャップ
EBITDA1億円未満の企業

マラトンキャピタルは、90件以上の投資実績を持つメンバーが中心となり、投資先企業の企業価値向上を支援するための多様な事業承継ノウハウを活用しています。

マラトンキャピタルの概要

マラトンキャピタルパートナーズ株式会社は、2021年4月に設立され、東京都千代田区に本社を置いています。代表取締役社長は小野俊法氏です。同社の主な業務内容は、プライベートエクイティファンドの組成、運営、管理に関する全ての業務です。

以下は、マラトンキャピタルの基本情報です:

会社名 マラトンキャピタルパートナーズ株式会社
代表者 代表取締役社長 小野 俊法
所在地 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービルディング21階
設立 2021年4月
主な業務内容 プライベートエクイティファンドの組成、運営、管理に付随する全ての業務
URL https://www.marathoncapital.co.jp/

マラトンキャピタルは、今後も中小企業の事業承継や経営課題の解決に向けた取り組みを強化し、投資先企業の成長を支援していく方針です。

まとめ

マラトン2号ファンドのセカンドクローズは、投資家からの強い支持を受けて成功裏に完了しました。今後の最終クロージングに向けた取り組みや、国内中小企業への支援活動が期待されます。以下に、今回のプレスリリースの内容をまとめます。

項目 内容
ファンド名 マラトン2号ファンド
セカンドクローズ金額 336.6億円
最終クロージング予定金額 約350億円
投資対象企業 スモールキャップおよびマイクロキャップ企業
設立年 2021年4月
代表者 小野 俊法

マラトンキャピタルは、今後も中小企業の持続可能な成長を支援するため、引き続き積極的な投資活動を行っていく予定です。

参考リンク: