2025年6月6日開始、ベッセルホテル石垣島で6酒造の泡盛飲み比べ体験が新設
ベストカレンダー編集部
2025年6月5日 10:40
めぐる島酒サービス開始
開催日:6月6日
石垣島での新たな体験「めぐる島酒」
株式会社ベッセルホテル開発が運営する「ベッセルホテル石垣島」は、2025年6月6日より新たに宿泊ゲスト向けのウェルカムドリンクサービス「めぐる島酒」を開始します。このサービスは、沖縄県石垣市に位置する同ホテルのロビーに設置され、宿泊客が無料で琉球泡盛を楽しむことができるアルコールカウンターです。
この取り組みは、石垣島を訪れる観光客に対して、単なる観光情報の提供にとどまらず、島に受け継がれてきた伝統文化を知り、理解を深めるきっかけを提供することを目的としています。ロビーでの泡盛体験は、ホテル滞在の第一歩として、旅の興味や次の訪問地への新たな発見を促す場となることを目指しています。
ユネスコ無形文化遺産に登録された泡盛の魅力
泡盛は、2024年12月にユネスコの無形文化遺産に登録された「日本の伝統的酒造り」の一部であり、琉球文化を色濃く残す日本最古の蒸留酒です。600年以上の歴史を有し、琉球列島特有の気候と文化に根ざした泡盛は、現在も島の暮らしの中で重要な役割を果たしています。
「めぐる島酒」では、石垣島の文化体験と地域貢献を融合させ、ロビーでの泡盛体験を通じて、宿泊客に地域文化との出会いを提供します。老舗の酒造から新しい味わいを提案する蔵元まで、個性豊かな6つの酒造所の泡盛を一度に楽しむことができ、飲み方の解説や酒造所の紹介映像も用意されています。
6酒造所の泡盛を飲み比べ
石垣島には、6つの酒造所が存在し、それぞれが異なる個性を持つ泡盛を生産しています。以下に、各酒造所の泡盛の特徴を紹介します。
- 池原酒造 – 「白百合」:手仕事が生む、個性派の一杯。
- 請福酒造 – 「請福」:島の定番にして、進化する地酒。
- 高嶺酒造 – 「於茂登」:川平湾の自然が育む、手造りの味。
- 玉那覇酒造 – 「玉の露」:八重山最古の蔵元が守る、伝統の味。
- 仲間酒造 – 「宮之鶴」:家族で守る、地元に愛される一品。
- 八重泉酒造 – 「八重泉」:自然と調和した、爽やかな味わい。
これらの泡盛は、それぞれが異なる香りや味わいを持ち、島の物語を語ります。宿泊客は、ロビーでこれらの泡盛を飲み比べることで、泡盛文化を深く体験することができます。
泡盛の“島人(しまんちゅ)流”飲み方体験
「めぐる島酒」では、観光では出会えない、地元の人々が愛する泡盛の飲み方も紹介します。ロックや水割りはもちろん、地元で親しまれる飲み方を案内板で紹介し、泡盛に深煎りコーヒーを落としたコーヒー割りや、シークワァーサーで割った爽やかな一杯など、地元ならではの味の冒険を楽しむことができます。
このように、泡盛を単なる飲料としてではなく、地域文化の一部として再定義することを目指しています。宿泊客は、泡盛を「飲む」だけでなく、「感じる」「知る」体験を通じて、ホテル滞在そのものが文化的アクティビティとなることを期待しています。
サービス概要と提供内容
「めぐる島酒カウンター」は、以下の概要で運営されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | めぐる島酒カウンター |
| 提供開始日 | 2025年6月6日(金)~常設 |
| 提供時間 | 毎日14:00~21:00 |
| 提供場所 | ベッセルホテル石垣島 ロビー特設カウンター |
| 対象 | 宿泊のお客様限定(無料、セルフサービス形式) |
| 提供泡盛 | 池原酒造、請福酒造、高嶺酒造、玉那覇酒造、仲間酒造、八重泉酒造(五十音順) |
この新しいサービスは、観光客にとって「旅の入り口で文化と出会う」新しい体験を提供し、地域にとっては「伝統と経済が共存する」持続可能なプロジェクトとなることを目指しています。
まとめ
「めぐる島酒」は、石垣島の豊かな文化と歴史を感じることができる新しい体験を提供します。宿泊客は、泡盛を通じて地域の文化に触れ、様々な飲み方を楽しむことができます。泡盛の魅力を再発見し、地域文化の継承と観光体験の融合を実現する取り組みとして、注目されることでしょう。
この新しいサービスを通じて、石垣島の魅力を存分に体験し、泡盛の世界を深く知ることができる機会となることが期待されます。
参考リンク: