2025年5月30日登録開始 岡山大学の日本語教育コースが国家資格養成機関に認定
ベストカレンダー編集部
2025年6月5日 05:52
岡山大学日本語教員登録
開催日:5月30日

岡山大学教育推進機構副専攻コースが文部科学大臣の登録を受ける
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)が提供する教育推進機構の副専攻コース(日本語教育コース)は、2025年5月30日付で日本語教育に係る国家資格「登録日本語教員」を養成する機関として、文部科学大臣の登録を受けました。この登録により、令和7年度以降に入学する本学の学部学生及び、令和8年度以降に入学する科目等履修生が本コースを修了すると、登録日本語教員の資格取得に必要な日本語教員試験において、基礎試験及び実践研修が免除となります。
この新たな登録は、日本語教育の質を向上させるための重要なステップであり、岡山大学が日本語教育に対する取り組みを強化することを示しています。具体的な登録実践研修機関及び登録日本語教員養成機関の詳細については、文部科学省の公式ウェブサイトで確認できます。

登録日本語教員制度の背景
近年、日本国内における在留外国人の増加に伴い、日本語教育の重要性が高まっています。このような背景の中、2023年5月に「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」が成立しました。この法律は、日本語教育機関の認定制度を設立し、認定された日本語教育機関で日本語を指導できる登録日本語教員の資格制度を設けています。
この制度により、日本語を学ぶ外国人が必要とする日本語能力を身につけるための教育の質を確保することが目的とされています。登録日本語教員になるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 日本語教員試験(基礎試験と応用試験)に合格すること
- 文部科学大臣の登録を受けた登録実践研修機関で実施される実践研修を修了すること
- 文部科学大臣の登録を受けた登録日本語教員養成機関が実施する養成課程を修了すること

岡山大学の日本語教育コースの特徴
岡山大学の副専攻コース(日本語教育コース)は、学生が日本語教育に関する専門的な知識と技術を身につけることを目的としています。コースの修了者は、登録日本語教員としての資格を取得するための基盤を築くことができます。
特に、令和7年度入学の学部学生については、本コースの修了要件には2025年度第2学期以降に修得した単位のみが算入されるため、受講生は計画的に学習を進める必要があります。これにより、質の高い教育を受けることが可能となります。

関連情報の参照
今回の登録に関する詳細情報や関連するリンクについては、以下のページから確認できます。

お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、以下の連絡先にて受け付けています。
- 岡山大学 学務部 学務企画課 教育支援グループ
- 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中2丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
- TEL:086-251-7248
また、岡山大学病院や研究機関との連携に関する問い合わせも可能です。詳細は岡山大学の公式ウェブサイトをご覧ください。

まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
機関名 | 岡山大学教育推進機構副専攻コース(日本語教育コース) |
登録日 | 2025年5月30日 |
登録機関の種類 | 登録実践研修機関及び登録日本語教員養成機関 |
免除対象 | 基礎試験及び実践研修 |
関連情報リンク | 岡山大学公式サイト |
以上の情報から、岡山大学の日本語教育コースが文部科学大臣の登録を受けたことは、日本語教育の質向上に寄与する重要な施策であることがわかります。この取り組みが今後の日本語教育の発展に貢献することが期待されます。
参考リンク: