2025年6月4日開始 岡山県とマイナビが高校生向け『Locus』で地元就職促進の連携協定締結

岡山県とマイナビ連携協定

開催日:6月4日

岡山県とマイナビ連携協定
マイナビの『Locus』ってどんなプログラムなの?
『Locus』は高校生が地域や企業の課題を学び、現場で体験しながら課題発見・解決力を養う教育プログラムで、約20万人が利用しています。
今回の岡山県との連携協定で何が変わるの?
岡山県の高校生が地元企業の魅力を直接体験し、地元就職を促進。若者の県外流出を防ぎ、地域の活性化につながる取り組みです。

岡山県とマイナビが連携協定を締結

2025年6月4日、株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、岡山県(知事:伊原木隆太)と「若者の地元愛着心の醸成に関する連携協定」を締結しました。この協定は、マイナビが自治体と高校生等を対象にした人材還流に関する協定を締結するのは、三重県に続いて2県目となります。協定締結式は、6月3日(火)に岡山県庁(岡山県岡山市)にて行われました。

岡山県と、マイナビの高校生向け探究学習プログラムの『Locus』が「若者の地元愛着心の醸成に関する連携協定」を締結 画像 2

協定締結の目的

本協定の主な目的は、マイナビが提供するプログラム『Locus』を通じて、高校生に地元企業の魅力を伝え、地元での就職を促進することです。近年、若者の県外転出が大きな課題となっており、大学卒業後のUターン就職促進など、人材還流・定着の取り組みがますます重要視されています。この協定を通じて、岡山県内の高校生に対し、県内企業等の魅力を的確に伝え、地域への人材還流・定着を促進することを目指しています。

具体的な取り組み内容

協定に基づく具体的な取り組み内容は以下の通りです。

  • 地域や企業等の魅力を伝えること
  • 高校生が企業等の課題解決事例を学び、課題発見・解決力を身につけること
  • フィールドスタディの受入企業の募集に関すること
  • フィールドスタディの実施に関すること
  • その他、若者の地元愛着心の醸成につながる取り組み

プログラム『Locus』の特徴

『Locus』は、地域・業界・企業の「今」を学ぶことで、社会が求める「課題特定」や「解決力」を伸ばす教育プログラムです。2024年度までの累計で約20万人の高校生が利用しており、非常に多くの学生に支持されています。プログラムの導入では、各自治体の総合計画などを参考にしながら地域課題を学ぶことから始まります。

その後、高校内で動画の視聴やワークを行い、企業活動や課題解決の考え方について学びを深めていきます。特に重要なのは、地域企業と接点を持つ「フィールドスタディ」です。このプログラムでは、高校生が企業から直接課題解決事例を学び、その後クラス内でアウトプットを行うことで、生徒の思考の幅を広げ、自ら課題を発見し解決する力を身につけることができます。

フィールドスタディの概要

フィールドスタディは、エリア限定プログラムとして地域の企業と連携し、高校生が実際のビジネスシーンに触れる機会を提供します。具体的には、以下のような内容が含まれます。

  1. 企業訪問・見学
  2. 企業の課題解決に向けたグループディスカッション
  3. 実際のビジネスに関するワークショップ
  4. アウトプット発表会

このような体験を通じて、学生は地元企業の実情を理解し、地域に対する愛着心を育むことが期待されています。

今後の展望と期待

本協定の締結により、岡山県内の高校生が地元企業の魅力を直接体験し、地元での就職を考えるきっかけとなることが期待されます。若者の地元愛着心を醸成することは、地域の活性化や持続可能な発展に寄与する重要な要素であり、今後の取り組みに注目が集まります。

まとめ

岡山県とマイナビが締結した「若者の地元愛着心の醸成に関する連携協定」は、地域の高校生に地元企業の魅力を伝え、地元就職を促進することを目的としています。具体的な取り組みとしては、地域や企業の魅力を伝えること、高校生が企業の課題解決事例を学ぶこと、フィールドスタディの実施などが含まれています。

項目 内容
協定名 若者の地元愛着心の醸成に関する連携協定
締結日 2025年6月4日
目的 地元企業の魅力を伝え、地元就職を促進
プログラム名 Locus
参加者数(累計) 約20万人
具体的な取り組み フィールドスタディ、課題解決学習など

以上の内容から、岡山県とマイナビの連携が若者の地元愛着心を育むための重要なステップであることがわかります。地域の発展のために、今後の取り組みが期待されます。

参考リンク: