2025年5月発行「岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST Vol.13」で研究力強化と社会変革の最新動向を紹介

岡山大学J-PEAKS第13号発行

開催日:5月14日

岡山大学J-PEAKS第13号発行
岡山大学のJ-PEAKS事業って何を目指してるの?
岡山大学のJ-PEAKS事業は、地域中核・特色ある研究大学の強化を図り、研究力を高めてイノベーション創出や社会変革に貢献することを目指しています。
人機一体やチーム共用って具体的にどんな取り組みなの?
人機一体は研究者と技術者が協力し最新技術と知識を融合させることで、チーム共用は職種の垣根を越えて研究設備や技術を共有し効率的に活用する取り組みです。

岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST Vol.13の発行について

国立大学法人岡山大学は、2023年12月22日に文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されました。この事業は、約5年間で55億円という規模の大型大学支援事業であり、我が国全体の研究力の発展を牽引する研究大学群を形成することを目的としています。

岡山大学は、長期ビジョン2050「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現を目指し、J-PEAKSの趣旨に共感し、これを活用しながら、さまざまなステークホルダーとともに研究力強化・イノベーション創出戦略を推進しています。

これらの取り組みをタイムリーにお知らせする「岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST」の第13号が2025年5月14日に発行されました。この号では、前号に引き続きJ-PEAKSに関連するトピックスを紹介しています。

「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.13刊行~「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連する岡山大学の社会変革の取り組みなどを月刊で発信!~ 画像 2

巻頭特集とイチオシ研究設備の紹介

本号の巻頭特集では、研究基盤の強化や先端研究設備の共用化の推進にあたり、「人機一体での取り組みとチーム共用」について取り上げています。この取り組みは、研究者と技術者が協力し、最先端の技術と知識を融合させることを目指しています。

また、巻末には「イチオシの研究設備」として「飛行時間型質量分析装置 compact」の共同利用に関する情報も掲載されています。この装置は、研究者が効率的にデータを取得し、分析するための重要なツールです。

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岡山大学の改革と社会変革の取り組み

岡山大学は、J-PEAKSにおいて、単なる研究開発拠点の構築に留まらず、地域の中核大学として、我が国を代表する研究大学群としての矜持を持って歩み続けるために、全体の組織・制度改革を実施しています。この改革は、従来の「学内の一部の組織だけが汗を流す改革」や「狭い大学の枠組みでしか捉えなかった改革」とは異なり、大学全体で一体となって進められています。

本号では、これらの法人全体の組織・制度改革に関する情報も掲載しており、採択大学間に共通する課題についての好事例やノウハウを共有することを目的としています。岡山大学は、「世界に誇れる研究大学の山脈(PEAKS)」を築くための挑戦に期待が寄せられています。

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岡山大学総合技術部の取り組み

岡山大学総合技術部の栗本有紀子課長(兼 分析計測分野長)は、同部が創部から3年目を迎えたことを踏まえ、地域とのつながりを大切にした取り組みを進めると述べています。「人機一体」とは、人の知識や経験と最先端の技術・設備を組み合わせ、研究を推進する新しい役割のイメージです。

事務職員や技術職員がそれぞれの専門性を深めながらも、職種の垣根を越えて「チーム共用」体制で取り組むことにより、大学全体の研究力や対応力を高める可能性があるとしています。これは、研究機器の効率的な利用や他機関との連携を通じて、新しいイノベーションを生むことに寄与するものと期待されています。

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掲載トピックスの詳細

「岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.13では、以下のトピックスが掲載されています:

  • 人機一体でイノベーション創出の知と技のメッカとなる研究基盤整備を目指して
  • 総合技術部テクニカルリサーチャー(TR)修了式と成果報告会を開催
  • 令和6年度TCカレッジ認定式および技術・研究支援発表会表彰式に総合技術部の技術職員が参加
  • 岡山大学-信州大学連携シンポジウムを開催
  • 第3回岡山大学地域中核・特色ある研究大学強化促進事業シナジーセッションを開催
  • 岡山大学「大学院修学支援制度(2025年度前期)」認定式を挙行
  • 本学機器共用ポータルサイト“CFPOU”にAIチャットボットを搭載
  • 地域中核・特色ある研究大学の強化と岡山大学ビジョン2050の実現に向けて「人事基本方針」を公開
  • 国際シンポジウム2025 MISASA Ⅷを開催

これらのトピックスは、岡山大学が地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、社会変革を促進するための取り組みを示しています。

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まとめ

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)を通じて、研究基盤の強化やイノベーションの創出に取り組んでいます。これにより、岡山大学は単なる研究開発拠点ではなく、地域の中核大学としての役割を果たし、我が国を代表する研究大学群としての地位を確立することを目指しています。

今回の「岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST」Vol.13では、研究基盤整備やチーム共用の重要性が強調され、岡山大学の取り組みが紹介されています。これらの情報は、今後の研究活動や社会変革に向けた期待感を高めるものとなっています。

トピックス 内容
1 人機一体での取り組み
2 総合技術部テクニカルリサーチャー修了式
3 令和6年度TCカレッジ認定式
4 信州大学との連携シンポジウム
5 シナジーセッションの開催
6 大学院修学支援制度の認定式
7 機器共用ポータルサイトにAIチャットボット搭載
8 人事基本方針の公開
9 国際シンポジウムの開催

これらの取り組みが、岡山大学の研究力強化と社会変革に寄与することが期待されます。

参考リンク: