2025年7月23日発売『創作のミライ』初音ミク誕生秘話と創作の未来を描く著書
ベストカレンダー編集部
2025年6月3日 18:41
創作のミライ発売
開催日:7月23日

クリプトン・フューチャー・メディア設立30周年記念著書『創作のミライ』の発売
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(以下、クリプトン)は、2025年7月23日(水)に自社の設立30周年を記念した著書『創作のミライ 「初音ミク」が北海道から生まれたわけ』を中央公論新社より発刊することを発表しました。この書籍は、同社の代表である伊藤博之氏が執筆したもので、全国の書店やオンライン書店で予約が開始されています。
本書は、伊藤氏が北海道の田舎町で育ち、公務員から起業家へと転身するまでの道のりを描いています。音の商社としてスタートしたクリプトンが、どのようにして「初音ミク」を企画し、開発することになったのか、また二次創作をどのように認め、推奨するに至ったのかなど、伊藤氏の考えが詳しく語られています。

『創作のミライ』の内容とテーマ
本書では、伊藤氏の生き様や考え方、未来への思いが語られ、読者が自身の未来を輝かせるきっかけになることを目的としています。特に、音楽文化におけるAIの影響や、地方創生に関する考察も含まれており、音楽やクリエイティブな分野に携わる人々にとって有益な内容となっています。
伊藤氏はコメントの中で、「地方住まいに負い目を感じなくなった今だからこそ、当社ができた30年前の状況や、音楽を変えたいという想いをまとめた」と述べています。彼の経験から得られる創作の未来に関する展望も本書の重要なテーマです。

書籍の詳細情報
書名 | 創作のミライ 「初音ミク」が北海道から生まれたわけ |
---|---|
著者 | 伊藤 博之(著)、柴那典(聞き手・構成) |
出版社 | 中央公論新社 |
発売日 | 2025年7月23日 |
定価 | 1,980円(税込) |
判型 | 四六判 |
ページ数 | 192ページ |
ISBN | 978-4120059346 |

目次の紹介
本書の目次は以下の通りです。各章は、伊藤氏の経験や考えを基に、さまざまなテーマについて深く掘り下げています。
- 序 ブームからカルチャーへ、そして……
- 第一章 この先にどんな未来がやってくるのか
- 第二章 インターネットが世界を変えると気付いた日
- 第三章 すべてはクリエイターのために
- 第四章 初音ミクが切り拓いた新しい創作文化
- 第五章 プロシューマーは社会をどう変えるか
- 第六章 北海道から発信する意味
- 第七章 音楽文化とAIのこれから
- 第八章 「創る」ということ
- あとがき

著者と聞き手のプロフィール
本書の著者伊藤博之氏は、1965年に北海道標茶町で生まれ、高校卒業後に北海道大学で職員として勤務しながら、北海学園大学経済学部を卒業しました。1995年にクリプトン・フューチャー・メディアを設立し、音の商社として音楽やデジタルコンテンツに関わる事業を展開しています。2007年には歌声合成ソフトウェア「初音ミク」を企画開発し、クリエイターが物事を「ツクル」ための技術やサービスを提供することをミッションとしています。
聞き手・構成を担当している柴那典氏は、1976年に神奈川県で生まれ、音楽ジャーナリストとして活躍しています。著書には『平成のヒット曲』や『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』などがあります。彼の視点からも、本書の内容はより深く掘り下げられています。
予約情報と販売店
『創作のミライ』は以下のオンライン書店で予約が可能です。各書店では、早期予約特典などが用意されている場合もありますので、ぜひチェックしてみてください。
- Amazon.co.jp
- 楽天ブックス
- 紀伊國屋書店ウェブストア
- 丸善ジュンク堂書店ネットストア
- ヨドバシ.com
- HMV&BOOKS online
- セブンネットショッピング
- Honya Club
- e-hon
まとめ
クリプトン・フューチャー・メディアの設立30周年を記念した著書『創作のミライ』は、音楽文化やクリエイティブな活動に興味がある人々にとって、非常に価値のある一冊となることが期待されます。伊藤博之氏の経験や考え方を通じて、未来への展望や創作の意義が考察される本書は、クリエイターや音楽愛好者にとって必読の書となるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
書名 | 創作のミライ 「初音ミク」が北海道から生まれたわけ |
著者 | 伊藤 博之(著)、柴那典(聞き手・構成) |
出版社 | 中央公論新社 |
発売日 | 2025年7月23日 |
定価 | 1,980円(税込) |
ページ数 | 192ページ |
予約可能な書店 | Amazon、楽天ブックス、紀伊國屋書店など |
このように、音楽や創作に関する多様な視点を提供する『創作のミライ』は、クリエイティブな未来を考える上での重要な資料となるでしょう。
参考リンク: