2025年6月2日導入開始！ファミマの新型FAMIMA CAFÉコーヒーマシンが味と機能を刷新

業界初の新型コーヒーマシンが登場

株式会社ファミリーマートは、2025年6月2日より全国のファミリーマート店舗において、新型の「FAMIMA CAFÉ」コーヒーマシンを導入することを発表しました。この新型マシンは、約7年ぶりの刷新であり、業界初の技術を取り入れ、より美味しいコーヒーの提供を目指しています。

ファミリーマートは、コーヒー豆の挽き方や焙煎手法、抽出レシピにこだわり続けており、新型コーヒーマシンの導入はその取り組みの一環です。新たに導入されるマシンは、大阪・関西万博の店舗から順次設置され、2026年5月までに全国の店舗に展開される予定です。

新型コーヒーマシンの特徴

新型コーヒーマシンは、以下のような特長を持っています。

• 挽き方調整グラインダの導入: 業界初のモータードライブを搭載し、豆の挽き目を9段階に調整できるようになりました。これにより、メニューごとに最適な粒度を設定し、専門店のような味わいを提供します。
• バリスタのハンドドリップ再現: 世界No.1バリスタの粕谷哲氏と共同開発した抽出方法により、均一な味わいを実現。お湯のかけ方や攪拌方法を改良し、豆から均一にコーヒーを抽出します。
• タッチパネルの導入: 従来のボタン式からタッチパネルに変更することで、メニューの追加が容易になり、提供可能なメニュー数が大幅に増加します。また、環境負荷の低減にも寄与します。

これらの新機能により、ファミリーマートはお客様の多様な嗜好に応えるコーヒー体験を提供します。

世界No.1バリスタとのコラボレーション

新型コーヒーマシンの開発には、世界No.1バリスタである粕谷哲氏が関与しています。彼は、コーヒー業界において数々の受賞歴を持ち、特に「4:6メソッド」という独自のハンドドリップ理論を考案しています。この手法は、使うお湯の総量を40％と60％に分け、それぞれで味と濃度を調整するというもので、誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れられることを目的としています。

粕谷氏は新型マシンについて、バリスタがカフェで行っていることをできるだけ再現できるように設計されているとコメントしており、コーヒーの品質レベルが格段に向上することを確信しています。

受賞歴と今後の展望

ファミリーマートの「FAMIMA CAFÉ」では、アイスモカブレンドが2025年のモンドセレクションにおいて優秀品質金賞を受賞しました。これはコンビニカウンターコーヒーとしては初の快挙であり、商品の味わい、香り、後味の余韻、飲みごこちの良さが評価されました。新型コーヒーマシンでも、このアイスモカブレンドのコーヒー豆や美味しさは変わらず楽しむことができます。

ファミリーマートは、地域に寄り添いながら、お客様一人ひとりとつながることを大切にしており、便利の先にある存在を目指しています。これからも様々な取り組みを通じて、より良いサービスを提供していくことでしょう。

まとめ

新型「FAMIMA CAFÉ」コーヒーマシンの導入により、ファミリーマートはコーヒーの品質向上を図り、より多様な嗜好に応える商品を提供します。以下の表に、主な特徴をまとめました。

ファミリーマートの新しいコーヒー体験に期待が高まります。これからの動向に注目していきましょう。