9月開催「しまなみ映画祭2025」瀬戸内の島々で映画・音楽・アート・食を体験する6日間

第2回「しまなみ映画祭」開催決定！

2025年9月13日（土）から21日（日）、さらに23日（火・祝）の6日間にわたり、瀬戸内海に浮かぶ3つの島を舞台に「しまなみ映画祭 2025」が開催されることが決定しました。この映画祭は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」沿いに位置する生口島（いくちじま）、因島（いんのしま）、大三島（おおみしま）の3島で同時開催されます。主催はしまなみ映画祭実行委員会です。

昨年の初開催に続き、今年も多くの参加者が映画や音楽、アート、食を楽しみながら島々の魅力を体感する機会が提供されます。チケットの販売は7月1日から開始され、上映作品や出演アーティスト、各島でのイベント内容については随時公式ウェブサイトやSNSで発表される予定です。

イベント概要

「しまなみ映画祭」は、映画だけでなく、音楽やアート、食も楽しみながら、瀬戸内海の島々を巡る旅をコンセプトにしています。距離は近くても、それぞれの島には独自の景色や暮らし、価値観があります。この映画祭では、来場者が未知の景色や文化、価値観にふれることができる体験を提供することを目指しています。

今年のテーマは「Cruise to the Unknown（未知への航海）」です。参加者は、異なる表情を持つ3つの島を旅しながら、映画祭を通じて新たな発見をすることができるでしょう。

昨年の実績

2024年に初開催された「しまなみ映画祭」では、神奈川県逗子市で「逗子海岸映画祭」を手がけるCINEMA CARAVANを公式パートナーとして迎え、島内外から多くの企業や地域の方々の支援を受けて成功裏に開催されました。

• 会場: 生口島、因島、大久野島、大三島の4島
• 開催日: 2024年9月27日〜29日
• 来場者数: 延べ3,000人以上

この映画祭は地域とともに育てていく文化の場として、第一歩を踏み出しました。昨年の会場では、野外シネマやライブパフォーマンス、チアリーディングパフォーマンス、恐竜模型の展示などが行われ、多くの参加者が楽しみました。

今年の挑戦

2025年の映画祭では、さらに深く島とつながる体験を提供するための新しい取り組みが計画されています。前回の反省を踏まえ、より海を体感できるマリンアクティビティを積極的に取り入れることが予定されています。また、地元の子どもたちに映画や音楽に触れる機会を提供するため、アーティストや映画制作者を招待し、作品だけでなくその背後にある想いやプロセスについても学ぶ場を設けることを目指しています。

さらに、環境への配慮も重要なテーマの一つです。プラスチックごみを減らすためにアルミカップを導入し、竹害の原因となる竹を素材として使った竹テントや廃材の活用など、持続可能な運営を目指しています。地域の人々と来場者が共に関わり、文化を育てていく映画祭を実現するための努力が続けられています。

クラウドファンディングの実施

しまなみ映画祭では、運営資金を募るためにクラウドファンディングを2025年6月1日から7月31日までの期間で実施します。目標金額は150万円で、All-in方式での支援を受け付けています。集まった資金は、上映機材のレンタル費用や作品の配給料、アーティスト招聘費、広報制作費、スタッフ支援費など、映画祭の運営に必要な費用に充てられます。

支援者には、さまざまなリターンが用意されており、支援金額に応じてエンドロールに名前が掲載される特典やオリジナルTシャツ、映画招待券、VIPバッジ、ウェルカムドリンクなどが提供されます。

なお、会場には定員があるため、希望する日時にお応えできない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

まとめ

第2回「しまなみ映画祭」は、瀬戸内海の美しい島々を舞台に、映画、音楽、アート、食を楽しむ6日間のイベントです。昨年の成功を受けて、より多様な体験を提供するための新しい取り組みが進められています。クラウドファンディングを通じて、地域の文化を育てるための支援が求められています。

詳細な情報は公式ウェブサイトやSNSで随時発表されますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。しまなみ映画祭が提供する体験を通じて、地域の魅力や文化に触れる機会を得ることができるでしょう。