2025年6月2日発売、大阪の新スイーツ「大阪はちみつバウム」とAI職人THEOの技術
ベストカレンダー編集部
2025年6月2日 10:38
大阪はちみつバウム発売
開催日:6月2日

大阪の新たなスイーツ「大阪はちみつバウム」の登場
大阪市の洋菓子店オベルカンフにて、バウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」が手掛ける新商品「大阪はちみつバウム」が発売されました。この商品は、フードテックマイスター株式会社が開発したAI技術を駆使しており、職人の技術を学習した結果、品質の高いバウムクーヘンを実現しています。
「大阪はちみつバウム」は、梅田みつばちプロジェクトによって採取された高品質の生蜂蜜を使用し、添加物を一切使わずに丁寧に焼き上げられています。価格は税込みで2,160円となっており、スイーツ好きにはたまらない一品です。

梅田みつばちプロジェクトの取り組み
梅田みつばちプロジェクトは、2010年に始まった養蜂プロジェクトで、大阪・茶屋町のヤンマービル屋上で行われています。このプロジェクトでは、糖度や水分量にこだわった高品質の生蜂蜜が採取され、その香りや質感は非常に繊細で豊かです。
また、プロジェクトの売上の一部は、地域の学校や幼稚園への植樹活動や苗、種の配布に使われており、地域の緑化推進にも貢献しています。地産地消を大切にするこのプロジェクトは、地域社会にも良い影響を与えています。

上田シェフの経歴と「オベルカンフ」の理念
オベルカンフの責任者である上田真嗣シェフは、神戸生まれで、大学卒業後には東京のフランス菓子専門店「A.ルコント」で5年半の経験を積みました。その後、フランスに渡り、約3年間の修業を経て、2009年に「ティータイム KOBE」のシェフ・パティシエとして活躍しました。
2011年には自身のブランド「ラトリエ・ドゥ・マッサ」をオープンし、フランス伝統菓子の魅力を広める活動を行っています。上田シェフは、「神戸市優秀技能者表彰」を受賞しており、フランス菓子の製法を大切にしつつ、新たな価値を追求する姿勢が評価されています。

上田シェフからのメッセージ
上田シェフは、「2年前、神戸ポートピアホテルで初めてTHEOを見た際に、ぜひ一緒にバウムクーヘンを作りたいと思っていました。ご縁があり、2025年のモバックショウで再会できたことが感動的でした。大阪産のはちみつを使用した『大阪はちみつバウム』が誕生し、今後は発酵バターや季節のバウムクーヘンも展開していきたいと考えています。」と語っています。

「THEO(テオ)」とは
「THEO」は、株式会社ユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人で、職人が焼く生地の焼き具合を画像センサーで解析し、その技術をAIに学習させることにより、無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼き上げることが可能です。約5年の開発期間を経て誕生したこのAI職人は、スイーツ業界に新たな風を吹き込む存在です。
ユーハイムは、神戸市と事業連携協定を締結しており、神戸市で初めて「特別住民票」を交付されたAI職人としても注目されています。

オベルカンフの店舗情報
オベルカンフは、「みんなに笑顔とサプライズを」という理念のもとにオープンしました。店名の由来は、上田シェフがフランス修行時代に初めて暮らしたパリ11区のオベルカンフ通りです。店舗では、東京やフランスでの修行経験を活かし、思い出に残るお菓子を提供しています。
店舗情報は以下の通りです:
- 住所:〒550-0015 大阪府大阪市西区南堀江4−16-1 マリンプラザ1階
- 営業時間:11:00~19:00(お昼休憩あり)
- 定休日:火曜日・水曜日(不定休あり)
- 電話番号:06-6695-7732
なお、休業日や営業時間は予告なく変更されることがありますので、訪問前に公式Instagramでの確認をおすすめします。
まとめ
商品名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
大阪はちみつバウム | ¥2,160(税込) | 高品質の生蜂蜜を使用し、添加物なしで丁寧に焼き上げたバウムクーヘン |
梅田みつばちプロジェクト | – | 地域貢献を目的とした養蜂プロジェクト |
上田シェフ | – | 神戸市優秀技能者表彰受賞、フランス菓子の伝統を守るパティシエ |
THEO(テオ) | – | AI職人による無人のバウムクーヘン製造 |
以上の情報を通じて、大阪の新たなスイーツ「大阪はちみつバウム」の魅力や、上田シェフとTHEOの取り組みについて理解を深めることができるでしょう。地元の特産品を活かしたスイーツの新たな可能性に期待が高まります。
参考リンク: