2025年6月開始、障がい者支援施設向けeラーニング「サポカレ」新研修で精神障がい支援の連携学ぶ

サポカレ新研修配信

開催日:6月1日

サポカレ新研修配信
サポカレの新しい研修コンテンツって何が学べるの?
新コンテンツでは精神障がい支援に必要な医療・福祉・行政の多職種連携を学べます。相談支援やデイケア、訪問看護の役割や連携方法を具体的に理解できます。
サポカレは誰でも受講できるの?料金はどうなってるの?
障がい者支援施設の職員なら新人から経営層まで受講可能で、年間165,000円(税込)で何名でも受講し放題。5施設までは追加料金なしで利用できます。

障がい者支援施設職員向けeラーニング「サポカレ」新コンテンツのご紹介

特定非営利活動法人NPO人材開発機構が運営する障がい福祉サービス施設向けのeラーニング「サポーターズカレッジ(サポカレ)」では、2025年6月に新たな研修コンテンツ「精神障がい支援における連携先」を配信します。このコンテンツは、精神障がいの方を支えるために必要な多職種連携の重要性を理解するためのものです。

精神障がい支援においては、医療、福祉、行政の各分野が連携し、包括的な支援を行うことが求められます。新コンテンツでは、相談支援、デイケア、訪問看護の現場に焦点を当て、それぞれの役割や支援の実際、連携の工夫について学ぶことができます。また、基幹相談支援センターや保健所、訪問診療などとの連携を通じて、地域包括ケアや在宅支援の動向についても考察します。

障がい者支援施設職員向けeラーニング「サポカレ」新コンテンツ「精神障がい支援における連携先」 画像 2

新コンテンツの詳細

「精神障がい支援における連携先」では、以下の3つの講義が用意されています。

  1. 第1回「精神障がい者の相談先について」
    この講義では、精神障がい者の相談先としての基幹相談支援センターや発達障害者支援センター、保健所の役割について詳しく解説します。医療機関や行政機関との連携の重要性を理解し、適切な支援方法を考えることができます。
  2. 第2回「デイケアにおける実践・連携について」
    精神科デイケアの概要や支援内容、役割について説明し、デイケアが果たす機能や利用目的、プログラム例を紹介します。これにより、支援の意義を理解し、支援のあり方を考えることができます。
  3. 第3回「訪問看護の役割、連携について」
    訪問看護の役割や連携について解説し、精神科訪問看護の目的や支援内容、訪問診療・往診との違いを学びます。利用者を支えるための適切な連携のあり方について考察します。

これらの講義を通じて、精神障がい支援における連携の重要性を深く理解し、実践に活かすことができるでしょう。

障がい者支援施設職員向けeラーニング「サポカレ」新コンテンツ「精神障がい支援における連携先」 画像 3

講師の紹介

今回の講義は、城西国際大学福祉総合学部の准教授であり、精神保健福祉士でもある森山拓也氏が担当します。森山氏は、精神障がい支援に関する豊富な知識と経験を持ち、受講者にとって有益な情報を提供します。

制作担当者は、「保健所やデイケア、訪問看護といった日常的に関わる連携先の業務を知ることで、日々のやりとりがスムーズになり、結果として利用者支援の質の向上につながる」とコメントしています。また、医療との連携や包括的な支援の視点にも触れているため、新たな気づきや振り返りの機会になると期待されています。

障がい者支援施設職員向けeラーニング「サポカレ」新コンテンツ「精神障がい支援における連携先」 画像 4

サポーターズカレッジの概要と利用方法

「サポーターズカレッジ(サポカレ)」は、障がい者支援施設で働く新人から施設長・経営層まで、すべての職員を対象としたオンライン研修サービスです。毎週配信される「15分で学べる『Web講義』」と、インターネット会議システムを利用した『Liveゼミ』を中心に、障がい者支援施設における計画的な人材育成を目指しています。

受講方法は、年間受講料165,000円(税込)で、何回でも何名でも受講し放題です。一般的なeラーニングと異なり、1名あたりの受講料は不要で、同じ施設にいる職員は何名でも受講可能です。また、5施設までは追加料金なしで利用できるため、法人の規模に関わらず教育機会を提供できます。

項目 内容
受講料 年間165,000円(税込)
受講形式 Web講義、Liveゼミ
受講対象者 障がい者支援施設の職員全員
追加料金 6事業所以降は年間11,000円(税込)/事業所
初期登録費 11,000円(税込)
障がい者支援施設職員向けeラーニング「サポカレ」新コンテンツ「精神障がい支援における連携先」 画像 5

NPO人材開発機構の使命

NPO人材開発機構は、障がい者支援施設で働く職員が支援の現場で求められる知識やスキルを高める機会を提供し、一人一人の職員の「働きがい」や「仕事への誇り」を醸成することを目指しています。さらに、業界全体のサービスと社会的ステイタスの向上を図り、企業の障がい者雇用にも貢献していくことを目指しています。

「サポーターズカレッジ(サポカレ)」の趣旨に賛同する多くの法人や施設に参加を呼びかけています。詳細については、公式サイトをご覧ください。

団体名 特定非営利活動法人NPO人材開発機構
所在地 東京都新宿区神楽坂2-4 結城ビル4階
設立年 2000年(平成12年)
電話番号 03-5206-7831
URL http://www.npo-jinzai.or.jp/

以上の内容を通じて、障がい者支援施設職員向けの新たなeラーニングコンテンツ「精神障がい支援における連携先」の重要性と、サポーターズカレッジの全体像について理解を深めていただけたことと思います。今後も、支援の質の向上に寄与する取り組みが続けられることが期待されます。

参考リンク: