6月10日開始のFMとまこまい防災クラウドファンディングで緊急割込システム導入を目指す
ベストカレンダー編集部
2025年6月2日 09:45
FMとまこまい防災CF開始
開催期間:6月10日〜7月31日
FMとまこまいがクラウドファンディングプロジェクトを始動
北海道苫小牧市に位置するコミュニティラジオ局「FMとまこまい」は、2025年6月10日から7月31日までの52日間、クラウドファンディングプロジェクトを開始します。このプロジェクトでは、防災アナウンスシステム設備である緊急割込システムの導入に必要な資金を調達することを目的としています。地域の安全を守るための重要な取り組みであり、皆様の応援が必要です。
緊急割込システムの導入背景
緊急割込システムは、災害発生時に迅速に情報を発信するための装置です。このシステムを導入することで、地域住民に対して「いま地域で何が起きているのか」「何をすべきか」といった情報を、FM83.7MHzを通じて即座に届けることが可能になります。これにより、地域の安全を守るための大事な役割を担うことができます。
現在の放送システムでは、パーソナリティとディレクターが手動で複雑な操作を行う必要があり、リアルタイムの情報発信には限界があります。緊急割込システムを導入することで、操作ミスによる放送トラブルのリスクを軽減し、より迅速に情報を届けることができます。
緊急割込システムの機能
緊急割込システムの主な機能には以下のようなものがあります:
- 自動放送機能:災害発生時に自動で緊急放送に切り替えが可能。
- 簡単操作:スイッチ1つで緊急放送に切り替えられるため、迅速な対応が可能。
- 地域情報の即時発信:地域で何が起きているのか、何をすべきかをリアルタイムで伝える。
FMとまこまいの役割と地域への貢献
FMとまこまいは、苫小牧市の地域密着型の情報を提供するラジオ局です。FM83.7MHzを通じて、オリジナル番組を約50本放送しており、地域住民の生活に密着した情報を届けています。苫小牧市は16万人の人口を抱え、工業都市としての顔を持ちながらも、自然環境にも恵まれています。地域の安全を守るため、FMとまこまいは重要な役割を果たしています。
また、FMとまこまいは、コミュニティFMとして地域住民とのつながりを大切にし、地域の声を反映した番組作りを行っています。特に、災害時には地域の情報伝達手段としての役割が求められます。緊急割込システムの導入により、より一層の地域貢献が期待されます。
FMとまこまいの歴史と未来
FMとまこまいは、震災を機に市民の手で立ち上げられたラジオ局であり、地域の情報発信を通じて市民の絆を深めてきました。現在、FMとまこまいでは、全国で聴取できるラジオアプリ「Radimo(レディモ)」を活用し、地域情報を発信しています。これにより、地元のコミュニティFMを全国どこでも楽しむことができます。
さらに、FMとまこまいは、大阪府枚方市のコミュニティFM局「FMひらかた」とのご縁を大切にし、過去の経験や機材を活用しながら地域に寄り添った放送を続けています。FMひらかたは、震災をきっかけに設立されたラジオ局であり、FMとまこまいも同様の使命を持っています。
クラウドファンディングの詳細
FMとまこまいのクラウドファンディングは、READYFORというプラットフォームを通じて行われます。プロジェクトの詳細や支援方法については、以下のリンクからご確認いただけます。
クラウドファンディングは、特定のプロジェクトや商品開発、社会貢献活動などを実現するために、資金が必要な人や団体が情報を公開し、賛同した人が支援する仕組みです。FMとまこまいも、この仕組みを活用して地域の安全を守るための取り組みを進めています。
FMとまこまいへの支援の意義
FMとまこまいへの支援は、地域の安全を守るための重要な一歩となります。緊急割込システムの導入により、災害時の情報発信が迅速かつ確実に行えるようになります。地域住民の皆様が安心して暮らせる環境を整えるために、ぜひご支援をお願い申し上げます。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | FMとまこまいクラウドファンディング |
| 期間 | 2025年6月10日〜7月31日 |
| 目的 | 防災アナウンスシステム設備(緊急割込システム)の資金調達 |
| 地域 | 北海道苫小牧市および東胆振地域 |
| 支援方法 | クラウドファンディングページ |
FMとまこまいの取り組みは、地域の安全を守るための重要なプロジェクトです。クラウドファンディングを通じて、地域の皆様の支援を受けながら、安心安全な暮らしを実現するための一助となることを目指しています。
参考リンク: