2025年5月30日 D&DホールディングスがSnap Rentalsを完全子会社化しオセアニア展開を加速
ベストカレンダー編集部
2025年6月1日 21:52
Snap Rentals完全子会社化
開催日:5月30日

株式会社D&Dホールディングス、Snap Rentals Limited.を完全子会社化
株式会社D&Dホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:竹村嘉規、以下「当社」)は、2025年5月30日付でニュージーランドを拠点とする独立系大手同業のSnap Rentals Limited.(本社:ニュージーランドオークランド市、CEO:Daniel Nemeschansky、以下「Snap Rentals」)の全発行済株式を取得し、完全子会社化することを発表しました。この買収により、当社はオセアニア地域におけるモビリティサービスの展開を加速させることを目指しています。
買収の目的と戦略
本買収の主な目的は、オセアニア地域での当社モビリティ事業の戦略的拡大です。特にニュージーランド、オーストラリア、南太平洋諸島諸国において、モビリティサービスの展開を加速することが期待されています。
当社グループは、国内においてディーラー事業およびレンタカー事業を中心に総合モビリティ・ソリューション事業を展開しており、年間約4万台の車両流通基盤を有しています。この強固な基盤を背景に、定期的な車両入れ替えを通じて高品質な中古車を安定的に創出する体制を構築しており、今後はこの強みを活かして海外市場への事業展開を加速していく方針です。
Snap Rentalsとの連携の意義
ニュージーランドは右ハンドル国であり、日本車を中心としたレンタカー事業が展開されているため、Snap Rentalsとの連携は当社の中古車供給戦略との親和性が高いと考えられます。両社の協業により、車両調達から活用・販売に至るまでのシナジーを具現化し、双方の事業成長に寄与することが期待されています。
また、当社グループでは、同国における輸出入関連事業の展開をはじめ、複合的なディーラー展開も視野に入れた事業戦略を推進していく考えです。
譲渡会社の概要
買収対象となったSnap Rentals Limited.の詳細は以下の通りです。
- 商号: Snap Rentals Limited.
- 本店所在地: 80H Richard Pearse Drive, Mangere, Auckland, New Zealand
- 代表者役職・氏名: CEO・Daniel Nemeschansky(ダニエル ネメチャンスキー)
- 設立年月: 2013年2月
- 事業内容: 総合モビリティサービス事業
- 売上規模: 約20億円(1NZD=85円換算)
- 拠点数: 6店舗(オークランド空港店、オークランドダウンタウン店、クイーンズタウン空港店、クライストチャーチ空港店、ネルソン空港店、ウェリントン空港店)
- 保有台数: 2,000台
- 会社HP: Snap Rentals
譲受会社の概要
一方、譲受会社である株式会社D&Dホールディングスの概要は以下の通りです。
- 商号: 株式会社D&Dホールディングス
- 本店所在地: 東京都中央区日本橋富沢町9-19
- 代表者役職・氏名: 代表取締役社長 竹村 嘉規
- 設立年月: 2014年10月
- 事業内容: 総合モビリティサービス事業、グループ会社統括事業
- グループ合算売上: 681億円(2025年3月期)
- 会社HP: D&Dホールディングス
買収に関する日程
本買収に関する重要な日程は以下の通りです。
日程 | 内容 |
---|---|
2025年3月7日 | 株式譲渡契約締結日 |
2025年5月30日 | 株式取得日 |
このように、D&DホールディングスはSnap Rentalsを完全子会社化することにより、オセアニア地域におけるモビリティサービスの展開を加速し、さらなる成長を目指していく意向を示しています。
まとめ
今回の買収によって、株式会社D&DホールディングスはニュージーランドのSnap Rentals Limited.を完全子会社化し、オセアニア地域でのモビリティサービスの拡大を図ることになりました。以下は、この記事で紹介した内容をまとめた表です。
項目 | 内容 |
---|---|
買収会社 | 株式会社D&Dホールディングス |
譲渡会社 | Snap Rentals Limited. |
買収日 | 2025年5月30日 |
事業内容 | 総合モビリティサービス事業 |
売上規模 | 約20億円(Snap Rentals) |
拠点数 | 6店舗(Snap Rentals) |
保有台数 | 2,000台(Snap Rentals) |
この買収は、D&Dホールディングスにとって重要なステップであり、今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: