2025年10月開催の国連大学グローバルRCE会議で岡山大学がRCE岡山宣言2025執筆委員に選出
ベストカレンダー編集部
2025年6月1日 21:51
RCE岡山宣言2025会議
開催期間:10月21日〜10月23日

国連大学グローバルRCE会議「RCE岡山宣言2025」について
国立大学法人岡山大学は、2025年10月21日から23日にかけて岡山市で開催される第14回グローバルRCE会議に協力機関として参加します。この会議は、持続可能な開発のための教育(ESD)に関する地域拠点(RCE)のメンバーや主要な関係者が集まる重要なイベントです。会議の目的は、RCEネットワークの設立20周年を記念し、今後の10年間の新たなアジェンダ「RCE岡山宣言2025」を策定することです。
この宣言は、過去の宣言やRCEネットワークの成果、経験を基にし、最新の国際的なESDの枠組みを反映したものを目指しています。岡山大学のユネスコチェアホルダーである横井篤文副学長と副チェアの藤井浩樹教授が、日本から唯一の執筆委員に選定されました。これにより、岡山大学は国際的な議論の形成に重要な役割を果たすことになります。

岡山大学の役割と取り組み
岡山大学は、SDGs(持続可能な開発目標)達成のための基盤としてESDの教育を位置づけています。地域社会との連携を強化し、国際社会におけるパートナーシップの構築に向けた取り組みを推進しています。特に、教育と研究の両面から持続可能な開発を支援することが重要視されています。
今回の会議に先立ち、2025年6月1日には国連大学主催のキックオフ会議が開催され、岡山大学も執筆委員として参加しました。この会議では、国際的なESDに関する議論が行われ、岡山大学がその中心的な役割を果たしました。

岡山大学のユネスコチェア
岡山大学のユネスコチェアは、持続可能な開発に関する研究と教育を推進するための重要なプラットフォームです。このチェアは、国際的な教育プログラムの開発や、研究活動の促進を目的としています。横井副学長と藤井教授は、このチェアを通じてESDの重要性を広め、地域と国際社会の架け橋となることを目指しています。
具体的には、以下のような活動が行われています:
- 持続可能な開発に関する教育プログラムの開発
- 国際的な研究ネットワークの構築
- 地域社会との共同プロジェクトの推進
- ESDに関するセミナーやワークショップの開催

「RCE岡山宣言2025」の意義
「RCE岡山宣言2025」は、持続可能な開発を推進するための新たなアジェンダとして位置づけられています。この宣言は、以下のような重要な要素を含むことが期待されています:
- 包摂性:すべての人々が参加できる教育の実現
- 持続可能性:環境、経済、社会のバランスを考慮した開発
- 革新性:新しい考え方や技術を取り入れた教育の推進
- 国際的な連携:国境を越えた協力による知識の共有
このように、岡山大学は「RCE岡山宣言2025」を通じて、持続可能な開発に貢献するための具体的な行動指針を示すことを目指しています。

岡山大学のSDGsへの取り組み
岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)を支援するために、様々な取り組みを行っています。特に、地域との連携を強化し、教育と研究を通じて社会に貢献することが重視されています。以下のリンクから、岡山大学のSDGsに関する詳細情報を確認できます:

まとめ
国立大学法人岡山大学は、2025年に開催される国連大学主催のグローバルRCE会議において、「RCE岡山宣言2025」の執筆委員として選定されたことにより、持続可能な開発のための教育において重要な役割を果たすこととなります。横井副学長と藤井教授が日本から唯一の委員に選ばれたことは、岡山大学の国際的な評価を高めるものです。
この取り組みは、岡山大学が地域と国際社会における持続可能な開発の推進に貢献するための重要な一歩となります。今後も岡山大学の活動に注目が集まることでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
会議名 | 第14回グローバルRCE会議 |
開催日 | 2025年10月21日~23日 |
開催場所 | 岡山市 |
主催 | 国連大学 |
執筆委員 | 横井篤文副学長、藤井浩樹教授 |
宣言名 | RCE岡山宣言2025 |
目的 | 持続可能な開発のための教育の推進 |
以上のように、岡山大学は持続可能な開発のための教育において重要な役割を果たし、国際的な議論に貢献しています。今後の活動に期待が寄せられます。
参考リンク: