2025年6月1日開始のVR技術による術野映像リアルタイム配信共同研究が医療教育と環境配慮を支援

VR術野映像研究開始

開催日:6月1日

VR技術で手術映像をどうリアルタイム配信するの?
KandaoのVRカメラとHMDを使って立体視映像をリアルタイムで配信し、遠隔地からでも手術現場を臨場感たっぷりに体感できる仕組みです。
この共同研究で医療現場の環境はどう良くなるの?
手術室のディスプレイ設置を減らし、省スペースと省エネルギー化を実現。環境負荷を抑えた持続可能な医療環境の構築を目指しています。

共同研究の概要

2025年6月1日より、Kandao Technology Co., Ltd.(以下、Kandao)、学校法人帝京大学 冲永総合研究所 Innovation Lab(以下、帝京大冲永総研Innovation Lab)、株式会社クロスデバイス(以下、クロスデバイス)の三者は、VR(Virtual Reality)技術を活用した立体視による術野映像のリアルタイム配信に関する共同研究を開始します。この研究の目的は、遠隔地からでも手術現場を体感できるようにすることで、教育や研修プログラムの導入を促進し、医療従事者のスキル向上を支援することです。

本研究では、特に「グリーンな医療環境」の構築を目指しており、KandaoのVRカメラとHMD(Head Mounted Display)を併用することで、手術室内のディスプレイモニターの設置を最小限に抑え、省スペース化と省エネルギー化を実現する可能性を検証します。この取り組みにより、持続可能な医療プラットフォームの実現を目指しています。

研究の役割分担

各社の役割は以下の通りです。

  • Kandao: 機材提供、ソフトウェアおよびハードウェアの開発実装、実施評価を担当。
  • 帝京大冲永総研Innovation Lab: 研究全体の統括、ソフトウェア開発実装、実施評価を担当。
  • クロスデバイス: 本研究における撮影業務の撮影技術補助を担当。

このように、各社がそれぞれの専門知識と技術を持ち寄ることで、より効果的な研究を進めることが期待されています。

医療現場におけるVR技術の導入

VR技術は、医療分野においてもますます重要な役割を果たしています。特に、手術の教育や研修においては、実際の手術を模擬した環境を提供することで、医療従事者が安全にスキルを磨くことが可能になります。これにより、実際の手術においても高いパフォーマンスを発揮できるようになることが期待されています。

また、VR技術を活用することで、遠隔地にいる医療従事者も手術に参加することができ、知識や技術を共有することが可能になります。これにより、医療従事者同士のネットワークが強化され、より多くの患者に質の高い医療を提供できるようになるでしょう。

環境への配慮と持続可能な医療

本研究のもう一つの重要な側面は、環境への配慮です。KandaoのVRカメラとHMDを使用することで、手術室内のディスプレイモニターの設置を減少させることができ、省スペース化と省エネルギー化が実現可能です。これにより、医療現場におけるエネルギー消費を抑え、環境負荷を軽減することが期待されています。

持続可能な医療環境の構築は、今後の医療業界においてますます重要なテーマとなるでしょう。この研究を通じて、デジタルテクノロジーと環境への配慮を両立させる新しい医療プラットフォームの実現が目指されます。

お問い合わせ情報

本件に関するお問い合わせは以下の通りです。

Kandao Technology Co., Ltd.
お客様サービス
E-mail: service@kandaovr.com
学校法人帝京大学
帝京大学本部広報課
E-mail: kouhou@teikyo-u.ac.jp
株式会社クロスデバイス
お問い合わせ
HP: https://www.crossdevice.co.jp/contact/

なお、記載されている製品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。プレスリリースに記載された製品の仕様やサービス内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

まとめ

本記事では、Kandao、帝京大冲永総研Innovation Lab、クロスデバイスの三者が共同で行うVR技術を活用した術野映像のリアルタイム配信に関する研究について紹介しました。この研究は、医療従事者のスキル向上や教育・研修プログラムの導入を支援することを目的としており、同時に環境への配慮も重視されています。

以下に、本研究の主要なポイントをまとめます。

項目 内容
開始日 2025年6月1日
目的 術野映像のリアルタイム配信による教育・研修支援
環境配慮 省スペース化、省エネルギー化の検証
役割分担 Kandao: 機材提供、帝京大冲永総研: 統括、クロスデバイス: 撮影技術補助

このように、VR技術を駆使した本研究は、医療分野における新たな可能性を切り開くものとなるでしょう。

参考リンク: