2025年5月31日開幕、アンプティサッカー全国大会「レオピン杯2025」初の海外チーム参加で注目
ベストカレンダー編集部
2025年5月31日 21:57
レオピン杯2025開催
開催期間:5月31日〜6月1日

アンプティサッカー「レオピン杯2025」開催のお知らせ
2025年5月31日、株式会社エスエスケイとhummel(ヒュンメル)がサプライヤーを務める、アンプティサッカーの全国大会「第十回レオピン杯Copa Amputee」が大阪の鶴見緑地球技場で開幕しました。この大会は、特別協賛として湧永製薬株式会社が参加し、全国から多くのチームが集結しています。大会初日は6試合が行われ、6月1日には決勝戦を含む5試合が予定されています。

アンプティサッカーとは
アンプティサッカーは、主に上肢または下肢の切断障がいを持った選手たちがプレーするサッカーの一種です。日本では2010年から始まり、年に2回の全国大会が開催されています。春にはレオピン杯、秋には日本選手権が行われ、障がい者スポーツの普及と選手の技術向上を目的としています。
今回のレオピン杯は、特に注目すべき点として、初めて海外のクラブチームが参加することが挙げられます。インドネシアのペルサジャ ジャカルタFCが大会に参加し、関西セッチエストレーラスとの対戦を果たしました。試合の中で、彼らは細かいパス回しを駆使し、先制点を獲得するなど高い技術を披露しましたが、結果的には逆転負けとなりました。

インドネシアチームの意気込み
ペルサジャ ジャカルタFCのキャプテンであるADITYA選手は、「チーム自体初めての海外遠征で、日本から招待を受けて非常にうれしく思っています。今日は移動の疲れなどもあって本調子ではなかったが、新しい選手も懸命にプレーしていて、この後巻き返したい。日本への遠征はすごくいい経験になると思っている」とコメントしました。
また、インドネシアアンプティサッカー協会のYudi Yahya会長は、「日本に招待されたことは、インドネシアにとって光栄なこと。試合もドキドキしたし、すごく良かった。今回のことで、インドネシアと日本のアンプティサッカーの交流は進むだろうし、関係性を発展させていきたい」と期待を寄せています。

試合結果と今後の予定
大会初日の試合結果は以下の通りです:
試合 | 結果 |
---|---|
関西セッチエストレーラス vs ペルサジャ ジャカルタFC | 3-2 |
FCアウボラーダ vs 千葉・広島合同チーム | 2-0 |
FC TS ONE 2025 vs 関西セッチエストレーラス | 0-1 |
ガネーシャ静岡AFC vs FCアウボラーダ | 0-4 |
ペルサジャ ジャカルタFC vs FC TS ONE 2025 | 1-2 |
千葉・広島合同チーム vs ガネーシャ静岡AFC | 未定 |
大会2日目の6月1日には、準決勝第1試合が10:00にキックオフされる予定で、順位決定戦や決勝戦など、合計5試合が行われます。観客は、選手たちの熱い戦いを目の当たりにすることができるでしょう。

大会情報と会場アクセス
「第十回レオピン杯Copa Amputee」の詳細は以下の通りです:
- 日時:2025年5月31日(土)12:30~、6月1日(日)10:00~
- 会場:花博記念公園 鶴見緑地球技場
- 住所:大阪府大阪市鶴見区浜1-1-37
- 最寄駅:地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地」下車南へ徒歩5分
大会を支えるサプライヤーであるヒュンメルは、1923年に設立されたデンマークのスポーツブランドで、サッカー界において重要な役割を果たしています。彼らは、スポーツを通して世界を変えるというビジョンを掲げ、革新的な製品を提供しています。

まとめ
アンプティサッカーの「レオピン杯2025」は、国内外の選手たちが集まり、スポーツを通じて国際交流を深める貴重な機会となっています。インドネシアのペルサジャ ジャカルタFCの参加は、今後の日本とインドネシアのアンプティサッカーの発展に寄与するものと期待されます。大会の詳細情報を以下にまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
大会名 | 第十回レオピン杯Copa Amputee |
日時 | 2025年5月31日(土)12:30~、6月1日(日)10:00~ |
会場 | 花博記念公園 鶴見緑地球技場 |
住所 | 大阪府大阪市鶴見区浜1-1-37 |
最寄駅 | 地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地」下車南へ徒歩5分 |
この大会は、選手たちにとって新たな挑戦の場であり、観客にとっても感動的な瞬間が詰まったイベントとなっています。
参考リンク: