2025年6月開催、国立文楽劇場の解説付き文楽鑑賞教室で伝統芸能を初体験

6月文楽鑑賞教室

開催期間:6月5日〜6月19日

6月文楽鑑賞教室
文楽って初めてでも楽しめるの?
国立文楽劇場の6月文楽鑑賞教室は解説付きで日本語字幕もあるため、初めての方でも内容を理解しやすく安心して楽しめます。
チケットはどうやって買えるの?
チケットは国立劇場チケットセンターの電話予約やインターネット予約で購入可能。学生割引や障害者割引もあり便利です。

国立文楽劇場 6月文楽鑑賞教室のご案内

国立文楽劇場では、毎年多くの方にご好評をいただいている「文楽鑑賞教室」が開催されます。今年も、初めて文楽を観る方々にも安心して楽しんでいただけるよう、解説付きの公演が行われます。特に、文化庁の支援を受けたこのイベントは、文楽の魅力を広めることを目的としており、多くの人々にこの伝統芸能を体験していただくことを目指しています。

今年のテーマは「解説 文楽へようこそ」で、文楽の基礎知識や演目のあらすじを出演者がわかりやすく説明します。これにより、文楽が持つ深い魅力をより多くの方に感じてもらえることでしょう。

公演内容と演目の詳細

今回の文楽鑑賞教室では、特に注目される演目として『三十三間堂棟由来』(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)が上演されます。この作品は、京都の三十三間堂の建立に使用された木を題材にしており、物語は女房お柳(おりゅう)と夫の平太郎との間に生まれた子供、みどり丸の成長を描いています。

物語の中で、熊野の山中で平穏に暮らしていたお柳は、三十三間堂の棟木に使うために伐り出される柳の大木の知らせを受け、心の中に葛藤が生まれます。この作品は、彼女の正体や物語の展開に深い感情が込められており、観客を引き込む魅力があります。

公演スケジュール

文楽鑑賞教室は、以下の期間にわたって行われます。各公演の詳細は以下の通りです。

公演日 午前の部 午後の部 特別プログラム
6月5日(木)~19日(木) 10:30開演 14:00開演 なし
6月8日(日) 11:00開演 14:30開演 大人のための文楽入門
6月15日(日) 11:00開演 14:30開演 Discover BUNRAKU(英語解説、英語字幕)
6月10日(火) 休演 なし

料金とチケット情報

文楽鑑賞教室の入場料金は以下の通りです。全席均一料金で、一般と学生で異なります。

  • 一般:4,200円(税込)
  • 学生:1,600円(税込)

また、障害者の方とその介護者1名には2割引が適用されます。ただし、他の割引との併用はできません。チケットは、国立劇場チケットセンターで購入可能で、インターネット予約も受け付けています。

チケットの申し込み方法は以下の通りです:

文楽鑑賞教室の特典

この文楽鑑賞教室では、観客の皆様に対して様々な特典が用意されています。上演時には日本語字幕が舞台上部に表示されるため、初めて文楽を観る方でも内容を理解しやすくなっています。

さらに、演目のあらすじや床本(上演の際の詞章)が記載された解説書や、文楽の歴史や概要をまとめた小冊子「文楽入門」も当日無料で配布されます。これにより、観客はより深く文楽を楽しむことができるでしょう。

まとめ

国立文楽劇場で開催される6月文楽鑑賞教室は、文楽の魅力を存分に体験できる貴重な機会です。解説付きの公演により、初めての方でも安心して観覧できる内容となっており、特に『三十三間堂棟由来』の深い物語は多くの人々に感動を与えることでしょう。

公演期間は6月5日から19日までで、料金も一般4,200円、学生1,600円と手頃です。チケットは電話やインターネットで簡単に申し込むことができ、特典として日本語字幕や無料配布の解説書も用意されています。

項目 詳細
公演名 国立文楽劇場 6月文楽鑑賞教室
演目 『五条橋』『解説 文楽へようこそ』『三十三間堂棟由来』
公演期間 6月5日(木)~19日(木)
料金 一般4,200円 / 学生1,600円
チケット購入方法 国立劇場チケットセンター(電話・インターネット)

文楽の深い世界に触れるこの機会をお見逃しなく、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

参考リンク: