2025年6月開始 日本商工会議所青年部が地域の永続的繁栄に向けた新活動を展開
ベストカレンダー編集部
2025年5月31日 16:49
令和7年度日本YEG始動
開催期間:6月2日〜6月3日

令和7年度 日本商工会議所青年部の活動開始
令和7年度、日本商工会議所青年部(以下、日本YEG)は「地域の永続的繁栄」をテーマに掲げ、活動を本格的に開始しました。このスローガンのもと、地域経済の発展を目指し、さまざまな取り組みを展開していくこととなります。
日本YEGは、全国416の商工会議所青年部を会員とする青年経済団体であり、32,000名以上のメンバーが地域での活動を行っています。若手経営者や後継者が集まり、相互に研鑽し、交流を通じて企業の発展と地域経済の豊かさを築くことを目的としています。

活動方針と目指すもの
令和7年度の活動方針として、日本YEGは以下のような取り組みを行います。
- 地域の課題解決:人口減少などの地域課題に対し、各地域のYEGが主体となり、自らの地域や企業をより良くするための活動を推進します。
- 人と人との繋がりの再構築:コロナ禍を経て失われかけた「人と人の繋がり」を取り戻し、真の心通い合う関係を築くことに注力します。
- 持続可能な社会貢献:永続的に社会全体に貢献できるYEGの仕組みづくりを目指します。
このように、日本YEGは地域の永続的な繁栄を実現するために、様々な取り組みを行っていきます。会長の小野知一郎氏は、「地域の発展なくしては、企業の発展もない」と強調し、地域経済の好循環を創造することが重要であると述べています。

重点活動項目
日本YEGが令和7年度に取り組む重点活動項目は以下の通りです。
- アジア各国青年経済団体との関係強化:国際的な連携を深め、アジア各国の青年経済団体との交流を促進します。
- オンライン交流・研鑽の場「YEG研究会」:全国のメンバーがオンラインで意見交換や情報共有を行える場を提供します。
- YEGビジネスアカデミー:様々な分野の経営者の思考や戦略を紹介する動画を配信し、メンバーの学びを深めます。
- ECモール「未来共創市場」の開設:地域の文化や伝統を活かした商品を紹介し、メンバーの販路開拓を支援します。
これらの活動を通じて、日本YEGはメンバーのスキルアップや地域経済の活性化に寄与することを目指します。

今後の主催事業とイベント情報
令和7年度には、以下の主催事業が予定されています。
イベント名 | 日程 | 場所 |
---|---|---|
アジア青年経済団体交流事業 | 2025年6月2~3日 | 大阪府大阪市 |
第43回全国リーダーズ研修会 | 2025年11月27~29日 | 愛知県岡崎市他 |
第45回全国大会 | 2026年2月24日~28日 | 群馬県伊勢崎市他 |
これらのイベントは、メンバー同士の交流や情報共有の場として重要な役割を果たします。特にアジア青年経済団体交流事業は、国際的な視野を広げる貴重な機会となります。

小野知一郎会長のプロフィール
令和7年度の日本商工会議所青年部会長には、小野知一郎氏が就任しました。彼は昭和55年3月生まれで、愛媛県新居浜市出身です。やまとグループ株式会社の代表取締役として、創業12年で年商108億円を達成し、20社1協会、670名を有するホールディングス経営を行っています。
小野氏は「経営の目的は永続にある」という理念を掲げ、理念経営を実践しています。また、令和5年度には第43回全国大会加賀能登の國いしかわ小松大会の大会会長を務め、地震の影響を受けた中で大会開催に尽力しました。

まとめ
令和7年度の日本商工会議所青年部は、「地域の永続的繁栄」をスローガンに掲げ、様々な取り組みを通じて地域経済の発展に寄与することを目指しています。アジア各国との連携強化や、オンラインでの交流の場の提供など、革新的な活動が期待されます。
以下の表は、この記事で紹介した主要な内容をまとめたものです。
項目 | 内容 |
---|---|
スローガン | 地域の永続的繁栄 |
会長 | 小野知一郎 |
重点活動項目 | アジア各国との関係強化、オンライン交流、ビジネスアカデミー、ECモール開設 |
主催事業 | アジア青年経済団体交流事業、全国リーダーズ研修会、第45回全国大会 |
日本YEGの活動は、地域経済の未来を切り開く重要な役割を果たすことが期待されています。
参考リンク: