2025年5月30日スタート!YOSHIKIが北海道・余市で日本産ワインプロジェクトを始動
ベストカレンダー編集部
2025年5月31日 14:49
YOSHIKI日本産ワイン始動
開催日:5月30日

Y by YOSHIKIの日本産ワインプロジェクト始動
2025年5月30日、YOSHIKIが自身のワインブランド「Y by YOSHIKI」において、初となる日本産ワインのプロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、米カリフォルニア・ナパ・ヴァレーを拠点に、国内外で高い評価を得ているYOSHIKIが、日本を代表するワイン醸造家である曽我貴彦氏と共同で進めるものです。
プロジェクトの舞台は、北海道・余市にある「フィールドオブドリームスワイナリー」で、ここで本格的な日本ワイン造りが始まります。YOSHIKIは、曽我氏、そして「フィールドオブドリームスワイナリー」の代表取締役である井内由佳氏と共に調印式を行い、余市町長も出席する中で、三社による提携が正式に結ばれました。

北海道・余市の魅力とワイン造りの背景
北海道・余市は、冷涼な気候や昼夜の寒暖差、水はけの良い火山性土壌といった、ぶどう栽培に最適な自然条件が揃っています。近年、特にピノ・ノワールの産地として国内外から注目を集めており、世界的に評価されるワインが次々と生まれています。この地は日本ワインの可能性を象徴する産地として、その存在感を高めています。
調印式後の記者会見で、YOSHIKIは「カリフォルニアを拠点に約15年間、ワイン造りに取り組んできましたが、いつか日本でもワインを造りたいという夢を抱いていました」と述べ、曽我氏とのコラボレーションに対する期待感を表明しました。また、YOSHIKIは「日本の未来に貢献できれば」との思いを込めて、このプロジェクトが地方創生や日本経済の活性化に寄与することを願っています。

YOSHIKIのワイン造りへの情熱
YOSHIKIは、ぶどう畑に移動し、自ら鍬入れと苗植えを行いました。その際、「美味しいワインになりますように」と願いを込め、真剣にワイン造りに向き合う姿が印象的でした。記者からの質問には、「やるからには世界一のワインを目指していきたいです」とコメントし、余市ならではの繊細な旨みを持つ日本ワイン造りへの意気込みを語りました。
曽我貴彦氏は、国内外で高く評価されるワインを手がけており、特に彼が手がける「ドメーヌ・タカヒコ」のワインは、世界一のレストランとして知られるデンマーク・コペンハーゲンの名店「noma」のワインリストに日本ワインとして初めて名を連ねた実績があります。

「ドメーヌ・タカヒコ」と「フィールドオブドリームスワイナリー」について
曽我貴彦氏が率いる「ドメーヌ・タカヒコ」は、北海道・余市町に位置する日本を代表するワイナリーの一つです。彼は、ピノ・ノワールを中心に、自然酵母による発酵や無適過・無清澄といった自然な醸造方法を貫いており、その品質の高さから国内外で高い評価を受けています。
一方、「フィールドオブドリームスワイナリー」は、余市町登町に設立された新鋭のワイナリーで、地域の自然環境と農業資源を活かした持続可能なワイン造りを行っています。特にピノ・ノワールやシャルドネの栽培に注力し、新しい日本ワイン産地としての飛躍が期待されています。

Y by YOSHIKIの歴史と今後の展望
「Y by YOSHIKI」は、2009年にYOSHIKIとナパ・ヴァレーのワイン造り一族の4代目であるロブ・モンダヴィ Jr.とのコラボレーションにより誕生したワインブランドです。YOSHIKI自身がテイスティングとディレクションを重ねており、15年以上の歴史の中で米ナパ・ヴァレーを拠点に多数の高評価を得るワインを生み出してきました。
2023年には、仏シャンパーニュ名門メゾン「POMMERY」とのコラボレーションによる新たなシャンパーニュブランドも誕生し、国際的な注目を集めています。YOSHIKIは音楽家としても多彩な活動を展開し、近年のクラシカルワールドツアーや映画監督デビュー作の公開など、多方面での成功を収めています。
プロジェクト名 | 場所 | 監修者 | 目的 |
---|---|---|---|
Y by YOSHIKI 日本産ワインプロジェクト | 北海道・余市 | 曽我貴彦氏(ドメーヌ・タカヒコ) | 日本経済の活性化、地方創生 |
今回のプロジェクトは、YOSHIKIの音楽と同様に、彼の情熱と本物を追求する姿勢が反映された取り組みです。新たな挑戦がどのような成果を生むのか、今後の展開が期待されます。
参考リンク: