2025年6月入居開始「バウスフラッツ蔵前」にスマートホームサービスHOMETACT全戸導入
ベストカレンダー編集部
2025年5月30日 16:43
スマート賃貸マンション導入
開催日:6月1日
物理キーレスの賃貸マンションを実現
三菱地所株式会社が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT」が、中央日本土地建物株式会社による賃貸マンション「バウスフラッツ蔵前」に全戸標準採用されることが発表されました。このマンションは、東京都台東区蔵前四丁目に位置し、都営浅草線「蔵前」駅から徒歩2分、都営大江戸線「蔵前」駅から徒歩7分という好立地にあります。
「バウスフラッツ蔵前」は、1DKから2LDKまでの間取りを持ち、総戸数は49戸です。中央日本土地建物グループとして初めて、建物全体にスマートホーム技術が導入されており、各住戸にはスマートロックや顔認証デバイスが設置されています。これにより、入居者は物理的な鍵を持たずに安全に生活することが可能になります。
スマートホーム技術の導入
本物件に導入された「HOMETACT」は、複数のIoT機器をまとめて操作・管理できる総合スマートホームサービスです。具体的には、以下のような機能が提供されています。
- スマートスイッチ:照明のオン・オフをスマートフォンや音声で操作可能
- スマートカーテン:カーテンの開閉をアプリで簡単に管理
- 給湯リモコン:お風呂のお湯張りや追い炊きが遠隔操作できる
- マルチエアコン:エアコンの温度設定や運転状況を確認・操作可能
さらに、ロボット掃除機や音楽スピーカーなどの手持ち機器との連携も可能です。入居者は、アプリのタップ操作やスマートスピーカーへの音声コマンドで、複数のIoT機器を一度に操作することができます。
また、一部の居室には「スマート分電盤」が採用されており、家庭内の電気使用量を簡単に確認できる「HOMETACT Energy Window」機能も搭載されています。この機能は、入居者の節電意識を高める効果があります。
安全性と利便性の向上
「バウスフラッツ蔵前」では、大崎電気工業株式会社製のスマートロック「OPELO」を採用しています。このスマートロックは、ICカードやスマートフォンを使って解錠できるほか、入居者自身が設定したパスワードでも開錠可能です。さらに、不在時の来客には「HOMETACT」からワンデイパスワードを発行できる機能もあり、高い安全性と利便性を実現しています。
共用部にはDXYZ株式会社の顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」が導入されており、顔を機器に向けるだけで認証・解錠が可能です。これにより、物理的な鍵を持たずに共用設備をスムーズに利用できる環境が整えられています。
「バウスフラッツ蔵前」の立地とデザイン
「バウスフラッツ蔵前」は、都営浅草線「蔵前」駅から徒歩2分という好立地に位置し、主要なオフィスや商業エリアへのアクセスが非常に良好です。周辺にはスーパーマーケットやコンビニエンスストア、薬局などの商業施設が揃っており、教育環境も充実しています。これにより、DINKSやファミリー層から高い人気を誇ります。
建物外観は、地域の「ものづくりのまち」という歴史を反映したデザインが施されており、和の要素を取り入れています。また、各住戸は二面道路に面して配置されており、バルコニーからの景観や開放感が確保されています。
さらに、洋室をLDと一体的に使用できるウォールドアや、ワイドスパンで開放感のある間取りにワークスペースを設けたプラン、最上階のメゾネットタイプなど、多様なプラン設定が用意されています。
「HOMETACT」と「CN TechLab」について
「HOMETACT」は、三菱地所が開発したスマートホームサービスで、専用アプリやスマートスピーカーを使用して、さまざまなIoT機器を一元管理できます。2021年11月からサービス提供が開始され、現在では多くの物件で導入が進んでいます。2023年6月には、MM総研大賞2023のスマートホーム分野で最優秀賞を受賞しました。
「CN TechLab」は、中央日本土地建物グループが発足したテクノロジーを活用した新しい価値提供を目指す研究開発部門です。ステークホルダーやパートナー企業と連携し、都市に住む人々に新たなサービスを提供するための取り組みを行っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 物件名 | バウスフラッツ蔵前 |
| 所在地 | 東京都台東区蔵前四丁目5-9 |
| 敷地面積 | 256.71㎡ |
| 総戸数 | 49戸 |
| 交通 | 都営浅草線「蔵前」駅 徒歩2分 |
| 竣工予定 | 2025年5月 |
| 入居開始予定 | 2025年6月 |
「バウスフラッツ蔵前」は、スマートホーム技術を駆使した新しい居住空間を提供する賃貸マンションとして注目されています。住まいの利便性や安全性を向上させる取り組みが進められており、今後の展開が期待されます。
参考リンク: