2025年4月開始の高校生向け探究学習サイト『Locus』が全国約9万人に無償提供を開始

Locus無償提供開始

開催日:4月1日

Locus無償提供開始
Locusって何ができるサイトなの?
Locusは高校生向けの探究学習サイトで、地域や企業を題材にした学習プログラムを無償で提供し、進路選択やキャリア形成を支援します。
無償提供になることで何が変わるの?
これまで有償だったコンテンツが無料で利用可能となり、より多くの高校生が進路や自己実現のための学習ツールを使いやすくなります。

高校生向け探究学習サイト『Locus』の無償提供開始

株式会社マイナビが運営する高校生向け探究学習サイト『Locus(ローカス)』が、2025年4月から全国の高校に無償提供を開始することが発表されました。この取り組みは、全国の高校生約9万人に対して学習コンテンツを無償で提供するもので、4月21日にはサービスサイトがリニューアルされました。

『Locus』は、地域や企業を題材とした探究学習プログラムであり、これまで有償提供されていたコンテンツが、今後は無償で利用できるようになります。この変更により、より多くの高校生が自己実現や進路実現に向けたサポートを受けられるようになることが期待されています。

高校生向け探究学習サイト『Locus』、全国の高校生約9万人に無償提供を開始! 画像 2

リニューアルされたサービスサイトの特徴

5月23日時点で、全国の254校、約9万人の高校生が『Locus』の導入を決定しています。リニューアルされたサービスサイトは、マイナビのデジタルテクノロジー戦略本部にて自社開発され、高校生が教材を閲覧し学習できる環境が整えられています。

新たに追加されたコンテンツには、以下のようなものがあります:

  • 適性診断ツール「MATCH plus 進路」:自身の特性を把握し、進路選択に役立てることができます。
  • キャリアログ:Locusでの学びを記録し、将来振り返ることができるツールです。
  • 自治体総合計画:地域探究の土台として活用できるコンテンツです。

これらの新しいキャリア学習コンテンツは、高校生が自分の進路を考える上で非常に有用なツールとなるでしょう。

高校生向け探究学習サイト『Locus』、全国の高校生約9万人に無償提供を開始! 画像 3

キャリア形成を長期的にサポートするLocus

『Locus』は、地域や企業を題材にした探究学習プログラムとして、2020年4月にサービス提供を開始しました。これまでに利用した生徒数は約20万人、登録企業数は2827社に達しています。このプログラムは、高校生と企業の接点を作り出す「フィールドスタディ」などを通じて、地域や業界、企業の「今」に触れる機会を提供します。

フィールドスタディは、地域の実情を学ぶだけでなく、社会で必要とされる「課題特定・解決力」を伸ばすことにも寄与しています。また、地域や企業への関心を高めることで、地元就職の促進や地域創生にも貢献することを目指しています。

高校生向け探究学習サイト『Locus』、全国の高校生約9万人に無償提供を開始! 画像 4

社会ニーズに合う人材の育成

『Locus』は、教育界と産業界をつなぐ役割を果たし、社会ニーズに合った人材を育成することを目指しています。適性診断ツール「MATCH plus 進路」や学習記録ツール「キャリアログ」を導入することで、多くの高校生が自己成長を実感しながら、大学進学前の早い段階でキャリア形成の準備を進めることができます。

このように、Locusは高校生が将来のキャリアに対するミスマッチを減らし、納得のいく進路選択を行えるようにサポートしていくことを目的としています。

項目 内容
サービス名 高校生向け探究学習サイト『Locus(ローカス)』
提供開始日 2025年4月
対象 全国の高校生約9万人
リニューアル日 2025年4月21日
新コンテンツ 適性診断ツール「MATCH plus 進路」、キャリアログ、自治体総合計画
利用生徒数 約20万人
登録企業数 2827社

以上のように、『Locus』は高校生に対して多様な学習機会を提供し、将来のキャリア形成を支援するための重要なプラットフォームとなっています。無償提供の開始により、より多くの学生がこのプログラムを利用できるようになり、自己実現に向けた一歩を踏み出すことができるでしょう。

参考リンク: