2025年6月25日開催、国際ヘルスケアシンポジウム＆ビジネスコンテスト「Global Healthcare Challenge」参加登録開始

初開催！国際的なヘルスケアシンポジウム「Global Healthcare Challenge（GHeC）」の概要

2025年5月30日、ジェトロと経済産業省は、6月25日（水）から26日（木）にかけてグランドプリンスホテル大阪ベイにて開催される「Global Healthcare Challenge（GHeC）」の参加登録を開始しました。このイベントは、ヘルスケア分野における国際的なビジネスコンテストとシンポジウムを兼ねており、国内外のヘルスケア・スタートアップが集結する貴重な機会となります。

GHeCは、経済産業省が2016年から実施している「Japan Healthcare Business Contest（JHeC）」のグローバル版として位置づけられています。テーマは“Accelerating Healthcare Innovation beyond Borders（国境を越えてヘルスケアイノベーションを加速する）”であり、国内外のスタートアップが健康課題解決や新たなイノベーションに挑戦することを目的としています。

イベントの詳細

本イベントは、以下のような詳細で構成されています。

• 開催日: 6月25日（水）13:30～19:15、6月26日（木）8:30～20:00
• 場所: グランドプリンスホテル大阪ベイ（大阪府大阪市住之江区南港北1-13-11）
• 参加費: 無料（特設WEBサイトから申し込みが必要）
• 言語: 英語（日本語通訳あり）
• 主催: ジェトロ、経済産業省
• 後援・協力: 国立がん研究センター、国立循環器病研究センターなど

特設WEBサイトはこちらからアクセスできます。

プログラムの内容

GHeCでは、さまざまなセッションが組まれており、国際的なスピーカーが登壇します。以下は、6月25日と26日のプログラムの一部です。

このプログラムでは、医療エコシステムの発展やヘルステックにおけるイノベーション、女性の健康課題、新興市場でのヘルスケアの可能性についての議論が行われます。特に、未来のヘルスケアに焦点を当てたパネルディスカッションが予定されています。

ビジネスコンテストの参加スタートアップ

GHeCでは、国内外のスタートアップがビジネスコンテストに参加し、20社のファイナリストが選出されます。これらのスタートアップは、以下の5つの基準に基づいて評価されます。

1. 革新性
2. 健康課題解決への貢献
3. 社会へのインパクト
4. 実現性
5. 事業性

以下は、ファイナリスト企業の一部です：

• AI Medical Service Inc. (日本) – 内視鏡AI技術を開発し、がんの早期発見を目指す。
• Aillis (日本) – AIを活用した喉の診断技術を開発し、迅速な検査を実現。
• Aktivolabs Pte. Ltd. (シンガポール) – デジタルヘルスソリューションを提供し、慢性疾患の予測と予防を実現。
• Bloomlife (アメリカ) – 妊婦用ウェアラブル機器を活用し、母体の健康をモニタリング。
• Impli (イギリス) – リアルタイムで生体マーカーをモニタリングするプラットフォームを開発。

これらのスタートアップは、健康課題に対して革新的なアプローチを提供し、社会に大きな影響を与えることが期待されています。

まとめ

「Global Healthcare Challenge（GHeC）」は、ヘルスケア分野における国際的なシンポジウムとビジネスコンテストとして、国内外のスタートアップが集まり、健康課題解決やイノベーションの促進を目指す重要なイベントです。プログラムには多くの著名なスピーカーが参加し、さまざまなテーマでの議論が行われる予定です。

以下に、本記事で紹介した内容を整理しました。

このイベントは、ヘルスケア分野の未来を考える上で、非常に重要な機会となるでしょう。詳細については、公式サイトを確認することをお勧めします。