2025年5月7日開始の奈良大学×ヴァンパイア産学連携プログラムで学生がAI活用の事業創出を体験

奈良大学産学連携教育

開催日:5月7日

奈良大学産学連携教育
奈良大学とヴァンパイアの連携プログラムってどんな内容?
学生が学内で会社を立ち上げ、AIを活用しながら企画・運営を実践。起業マインドや実践的スキルを育成する産学連携の教育プログラムです。
このプログラムに参加すると学生はどんな成長が期待できる?
企画力やチームでの実行力が磨かれ、実際の企業文化に触れることで創造性や起業意欲が高まります。将来の進路形成にも役立つ経験が得られます。

大学教育に“事業創出”の視点を──奈良大学×ヴァンパイア、AI活用の産学連携教育プログラム展開

ヴァンパイア株式会社(本社:大阪市、代表取締役:加藤洋平、以下ヴァンパイア)は、奈良大学総合社会学科における2025年度「社会体験実習」プログラムを5月7日よりスタートさせました。この取り組みは2020年から始まり、今年で6年目を迎えます。今年度のテーマは「学内で“会社”を立ち上げる」であり、学生自身が経営メンバーとして企画・運営・改善を重ねながら、事業を創出・推進していく実践的なプロジェクトが展開されます。

本年度は10名の学生が参加し、学生自身が主体となって学内で事業を創出する“カンパニーサークル”の立ち上げを目指しています。プロジェクトではAIを活用し、企画の立案から実行までのプロセスをチームで推進。学生の「起業マインド」や「実践的なスキル育成」を目的とした取り組みを進めていきます。

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実践的な支援を通じた人材育成

この取り組みは、代表の加藤が奈良大学出身であることから、母校への実践的な支援を通じて、未来を担う人材育成に貢献したいという思いのもと、毎年実践的なプログラムを構築しています。また、学生の進路形成にも直結する学びの場としても位置づけられています。

奈良大学総合社会学科の「社会体験実習」は、2年生の必修科目として行われるPBL(Project Based Learning)型授業であり、「社会に出る前に、社会で学ぶ。」をキャッチフレーズに、関西地域の企業や団体、自治体と連携し、現場での経験を大学の学びへと還元するアクティブラーニング型の実習です。

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学生の成長を促す実習内容

これまでの実習では、ゲーム企画プロジェクトに取り組み、ジャンル設定やストーリー設計、演出案までを学生自身が設計しました。ヴァンパイア代表の加藤もチームディスカッションに加わり、アイデアを実現する方法を共に模索しました。参加学生からは以下のような声が寄せられています。

  • 「ゼロからゲームを企画する中で、発想力が磨かれました。何よりチームで何かを形にする楽しさを知ることができました。」
  • 「これを機に、将来はサブカルチャーに関わる仕事を目指したいと思うようになりました。」

授業ではコミュニケーションツールを用いることもあり、学生たちがヴァンパイア株式会社の本社を訪問する機会もありました。一般的な企業とは一線を画すオフィス空間や、社員との交流を通じて、同社のユニークなカルチャーに触れることができました。

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ヴァンパイアの企業文化と学生への影響

ヴァンパイアは「遊んでたら褒められた」というスローガンを掲げ、遊び心と挑戦を重視しています。フルリモート勤務や遅刻OKといった柔軟な働き方を取り入れた企業文化は、学生たちにとって強い印象を残し、大きな刺激となりました。このような自由で創造性を尊重する社風は、学生たちにとって貴重な経験となり、学びを後押ししています。

奈良大学社会学部の尾上正人教授は、ヴァンパイアとの産学連携の実施にあたり、以下のように語っています。「私のゼミ卒業生の社員さんから加藤社長をご紹介いただき、起業家らしくエネルギッシュながら同時に優しいお人柄と、IT業界の最新動向に関する知識の広さ・深さに感服しまして、きっと学生たちの成長と将来のためになると確信し、ぜひご指導いただきたいとお願いしました。」

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今後の展望と取り組みの意義

ヴァンパイアは今後も、学生との共創を通じて「働くこと」「事業を創ること」の新しいあり方を模索していきます。産学連携によるリアルな事業体験を通じて、若い世代が主体的に未来を描ける環境づくりに貢献していくことを目指しています。代表の加藤は次のように述べています。

「実は、私は大学を卒業していません。 当時の私は、周囲の大人たちがやりたくないことを我慢しながら続けているように見え、それが正解だとは思えませんでした。 しかし今振り返れば、あの頃の私はただ視野が狭かったのでしょう。」

加藤は、学生たちが“自分で選ぶ力”を身につけられるよう、学生から学生へと受け継がれていく起業サークルを立ち上げたいと考えています。この取り組みが多くの選択肢を生み出す土壌となることを願っています。

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会社概要

会社名 ヴァンパイア株式会社(Vampire K.K.)
所在地 大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目13番11号 クイント心斎橋ビル401号室
代表者名 加藤 洋平
事業内容
  • アセット制作
  • SNS関連事業
  • ウェブ制作
  • オンラインライブ・セミナー
  • ゲーム企画・開発
  • ライセンシングサービス
  • その他、上記に附帯する業務
ホームページ https://vampirekk.com/about
公式X https://x.com/vmpkk

このように、奈良大学とヴァンパイアの産学連携による教育プログラムは、学生に実践的なスキルを育成し、将来の選択肢を広げる重要な取り組みとなっています。学生たちが自らの手で事業を創出する経験を通じて、成長していく姿が期待されます。

参考リンク: