2025年4月開始のあいおいニッセイ同和損保×Sales Navi共同営業人材育成プログラムの全貌

あいおいニッセイ同和損害保険とSales Naviの共同開発

2025年5月30日、株式会社Sales Navi（本社：大阪府大阪市、代表取締役：田中大貴）は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社（本社：東京都渋谷区）との共同で、新たな営業人材育成プログラムの開発を開始すると発表しました。このプログラムは、2025年4月から保険募集人（営業パーソン）を対象に提供され、延べ1,000名の保険募集人が参加する予定です。

本プログラムは、保険募集人の成長と営業力の標準化を目指しており、以下の4つの要素を体系的に強化することを目的としています：

• 知識
• スキル
• 習慣・管理
• 心構え

これにより、属人的な営業スタイルからの脱却を図り、再現性のある成果創出を支援します。

導入の背景

近年、保険業界では顧客ニーズの多様化が進んでおり、保険募集人には従来の販売スキルに加え、より高度な課題解決力やコンサルティング型営業スキルが求められるようになっています。そのため、従来の営業スタイルだけでは十分な成果を上げることが難しくなっています。

また、組織内での営業スキルのバラつきや育成・マネジメント方針の不統一といった課題が顕在化しており、営業力の底上げが急務となっています。このような状況を受けて、あいおいニッセイ同和損害保険とSales Naviは、営業組織全体のパフォーマンス向上と持続的な成長を支える新たな営業人材育成プログラムの開発・導入を決定しました。

プログラムの特長

本プログラムは、座学による知識の習得にとどまらず、実践的なアクティブラーニングを採用し、以下のような特長的な教育効果を提供します：

1. 営業の「型」を確立し、属人化を解消
   成果創出に直結する商談プロセスを標準化し、経験や勘に依存しない営業力を確立します。
2. 実践型アクティブラーニングを採用
   知識の定着（わかる）だけでなく、現場での応用力（やってみる）と行動変容（できる）を促進します。
3. 習慣・管理とマインドセットの強化
   継続的に成果を生み出すための習慣形成と、顧客本位の営業に臨む心構えを醸成します。
4. 営業成果の再現性を高めるフレームワークを提供
   成果につながる商談プロセスを可視化し、研修終了後も継続的に活用できる仕組みを整備します。

これにより、営業現場での行動変容や成果変容を促進し、参加者の成長を支援します。

期待される成果

本プログラムの導入により、以下のような実効性のある変化と成果が期待されます：

• 成約率の向上
• 新人/若手募集人のオンボーディング（独り立ちまでの）期間短縮
• 営業マネジメント層の人材育成力向上
• 営業組織全体の成果の最大化と再現性の確立

これらの成果は、営業組織の持続的な成長に寄与することが期待されています。

プログラム導入にあたってのコメント

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の専業営業開発部 研修生・直販グループ グループ長 久保 大氏は、「CSV（Creating Shared Value＝社会との共通価値の創造）を通じてお客さま・地域・社会の未来を支えつづけることが私たちが実現する姿であり、Sales Naviの謳う『誰もが成果をあげることのできる社会の創造』は、私たちが実現していく姿を一人ひとりがより高度に発展させていけるものと思い、共に未来を創造していけるパートナーとして期待しています。」と述べています。

Sales Naviについて

Sales Naviは、「誰もが成果をあげることのできる社会の創造」をパーパスに掲げ、2021年4月に設立されました。営業成果の底上げや再現性の向上を支援する営業教育システム「Sales Navi」の開発・提供を行い、eラーニングとワークショップを組み合わせたブレンディッドラーニング型営業研修プログラムを提供しています。

独自の体系的カリキュラムとAI活用により、営業に関する「知識」「スキル」「習慣・管理」「心構え」の向上と定着を促進し、意識変容と行動変容を繰り返すプログラム設計により、最も重要な「成果変容」の実現を支援しています。

株式会社Sales Navi 会社概要

このように、あいおいニッセイ同和損害保険とSales Naviの共同開発による営業人材育成プログラムは、保険業界における営業力の向上と持続可能な成果の創出を目指しています。今後の展開が注目されます。